サイコパシック・レコード
サイコパシック・レコード | |
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設立 | 1991年 |
設立者 | インセイン・クラウン・ポッシー & アレックス・アビス |
販売元 | REDディストリビューション (2002年–2009年、2015年–2018年) イングルーヴス/フォンタナ (2010年–2014年) エピタフ (2001年)、(欧州 2004年– ) ADA (2019年– ) |
ジャンル | ホラーコア、ラップ・ロック |
国 | アメリカ合衆国 |
本社所在地 | ミシガン州ファーミントン・ヒルズ |
サイコパシック・レコード(英語:Psychopathic Records)は、アメリカ合衆国ミシガン州に拠点を置く、インディーズヒップホップ系レーベルの名称である。1991年に、ラップ・デュオのインセイン・クラウン・ポッシーらが創設した。ジャイヴ・レコードやアイランド・レコードとの契約を経て徐々に人気を確立。2007年にはサブ・レーベルとしてハチェットハウスを設立。現在は、フォンタナ・ディストリビューションの傘下となっている。
子会社としてハチェットギア(Tシャツ、スニーカーなどグッズを販売する部門)、サイコパシック・ビデオ(映像部門)、プロレス興行を行うサイコパシック・スポーツを持つ。サイコパシック・スポーツはプロレス団体JCWをプロモートしていて、専用アリーナも所有している。毎月必ず興行を開き、インセイン・クラウン・ポッシーは実況・解説・試合・ラップまでをも披露している。主にインディーのハードコア系レスラーがレギュラー参戦しているが、リック・フレアーやウルティモ・ドラゴン、スコット・ホールなど意外な大物も招聘している。
サイコパシック・レコードの活動として著名なのは、毎年8月に行われる合同キャンプイベント「ギャザリング・オブザ・ジャガロス」である。このイベントは4日間にわたって開かれ、広大なキャンプ地に用意された特設エリアにジャガロ(インセイン・クラウン・ポッシーらサイコパシックレコードのファン)が集結し、インセイン・クラウン・ポッシーらと交友を計ったり、ファン同士で親睦を深める一大行事である。キャンプ地にはシャワー、バー、ライブハウス、簡易レストラン、プロレス用リングまで設置され、様々なイベントが用意されている。
契約アーティスト
[編集]- インセイン・クラウン・ポッシー (ICP)
- ヴァニラ・アイス
- エニバディ・キラー (ABK)
- サグ・アイスランド
- ジャンプスタディ
- ダーク・ロータス(レーベル内ほぼ全てのメンバーが合同参加する企画)
- マイク・E・クリーク (DJ)
- DJクレイ (DJ)
- ドライブ・バイ(ブラジとABKのコラボレーション企画)
- イーシャン(2002から2005年まで在籍したが、ICPらと喧嘩別れし脱退、のち再加入)
- ブラジ・ヤ・デッドホーミー
過去に在籍していたアーティスト
[編集]- ツイズティッド
- プロジェクトボーン
- アックス・マーダー・ボーイズ(1年契約。契約満了後、サイコパシックのサブ・ラベルであるハチェット・ハウスに移動)
- ブーンドックス(2006年加入。独立レーベル作成のため、2012年脱退)
- メズリィ
- デイトン・ファミリー(契約後まもなくハチェットハウスに移行)