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アガツマ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
PINOCCHIOから転送)
株式会社アガツマ
AGATSUMA CO., LTD.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
111-8524
東京都台東区浅草橋3丁目19番4号
設立 1962年5月23日
業種 その他製品
法人番号 3010601008347 ウィキデータを編集
事業内容 玩具の企画開発・製造および販売
代表者 戸所正信(代表取締役社長)
資本金 4,000万円
従業員数 65名
外部リンク https://www.agatsuma.co.jp/
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アガツマは、東京都台東区に本社を置く玩具メーカーである。ピノチオビッグベンダイヤペットブランド名の玩具を販売している。

幼児・女児向けの玩具が得意であり、男児向け玩具はこれらの分野に比べて少なめである。売上の8割がアンパンマン玩具であり、ライセンス玩具を販売出来る企業で構成された合弁組織である「アンパンマン会議」[1]幹事社であることから、その取扱量は他社よりも多めである。

かつては子会社でゲームメーカーである『アガツマ・エンタテインメント』があったが、経営悪化のため2015年12月に解散した。

沿革

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  • 1937年阿我妻亀太郎が阿我妻商店を創業。
  • 1962年:株式会社アガツマに商号を変更。社長に阿我妻亀太郎が就任。東京向島で営業開始。
  • 1975年: 社長に戸所正敏が就任。
  • 1977年:アメリカ「ハズブロ社」とのライセンス契約による「ハングリーヒッポ」を発売。その後「ハングリーヒッポ」は全世界で2000万個以上を販売。
  • 1983年:大阪営業所開設。
  • 1987年:本社を金町に移転。「ピノチオ(PINOCCHIO)」新ブランド発表。三郷流通センターを新設。
  • 1988年:「それいけ!アンパンマン」発売。
  • 1993年:株式会社ビッグベンを設立。名古屋営業所開設。
  • 1995年:岩槻流通センター落成。
  • 1996年:ウォルト・ディズニー・エンタープライズと商品化権契約、「ディズニー」キャラクターシリーズを発売。
  • 1998年:本社を浅草橋のピノチオビルに移転。
  • 2000年:セガトイズ(現・セガ フェイブ)から「ダイヤペット」ブランドのミニカー事業を譲り受ける。
  • 2005年プレイモービルの日本総販売代理店として国内での販売を開始。
  • 2012年:「ダイヤペット」ブランドラインにて「爆速救命ダイヤロボ」の販売を開始。

商品ラインナップ

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オリジナル

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版権物

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前延の通り、主力版権かつ玩具展開の中心を担う事業者であることから、アンパンマン玩具専門店の「アンパンマンストア」は、当社が運営しているが、競合他社のアンパンマン玩具も取り扱っている。アンパンマンこどもミュージアム内の「アンパンマンテラス」の委託運営事業者でもある。
厳密にはテレビアニメおねがいマイメロディ』シリーズとのタイアップで、放送期間中のみの展開だった。未就学児向けの商品やドール玩具のほか、ホビーショップ流通の高年齢男子向け美少女フィギュアも自社(ピノチオブランド)で発売した。
玩具展開はフリーとされており、取り扱う事業者は関係ない。
当社としては珍しく、玩具展開を当社のみで行っているテレビアニメである。そのため、『それいけ!アンパンマン』と並ぶ数少ない当社提供番組でもある。
唯一の玩具展開を行っていたテレビアニメで、ぬいぐるみ(スタンダードタイプ)のみを販売。そのため、『それいけ!アンパンマン』と並ぶ数少ない当社提供番組でもある。
1992年から1年間放送されていたテレビアニメ。自社(ピノチオブランド)でも関連玩具が発売された他、子供用自転車も扱っている。

提供番組

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なお便宜上、アガツマが「ピノチオ」名義でスポンサーについている番組についても記載する。2005年までは諸事情により『ピノチオ』のカタカナ表記を使用していたが、2006年より『PINOCCHIO』の英語表記が表示される(『おねがいマイメロディシリーズ』や『ワンワンセレプーそれゆけ!徹之進』を除くと英語表記とカタカナ表記が見られる)。

現在

2023年現在。

過去

脚注

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  1. ^ バンダイジョイパレット(旧トーホー)・セガ フェイブ(トイズ事業部。旧セガ・エンタープライゼスTOY事業部→セガトイズ)も含めた4社。玩具専用ロゴタイプと共通化されたパッケージデザインがある。番組の提供タイムCMはアンパンマン玩具のみ)も義務付けられている。

外部リンク

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