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オリンパス・ボイストレックシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ボイストレック(Voice-Trek)は、OMデジタルソリューションズ(旧・オリンパス映像事業部)がかつて開発・販売していたICレコーダー及びデジタル録音システムのブランド・商標である[1]

沿革

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オリンパスは1969年マイクロカセットレコーダーの1号機である「ZUIKO PEARLCORDER」を発売[2]。マイクロカセットレコーダーは、以後、小型・軽量という特長を活かして、会議や講演会等の録音用途に用いられてきた。

ICレコーダーはこのような系譜に連なるもので[3]、オリンパスは1997年にICレコーダーD-1000を日本国外で発売し、翌1998年にはボイストレックとして日本国内で発売した[2][4]

その後、2005年にはUSB端子でPCに直接接続できるボイストレックV-20[5]が、また、2008年にはボイストレックシリーズではないものの、オリンパス初のPCMレコーダーであるLSシリーズの初号機種となるLS-10が発売されている[3]

オリンパスは2006年から2013年まで8年連続で日本国内でのICレコーダーのシェア首位を維持してきた[3]。しかし、2014年のシェアは35.6%で、38.3%を獲得したソニーの後塵を拝したものの、OMデジタルソリューションズへ事業移管後の2022年には9年ぶりとなる日本国内でのICレコーダーのシェア首位を奪還した[6]

2023年4月に事実上の後継ブランドとなるWSシリーズ(WS-882・WS-883)の登場に伴い、ボイストレックの商標も終了となった。

脚注

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関連項目

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外部リンク

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