Mr.バッド・ガイ
『Mr.バッド・ガイ』 | ||||
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フレディ・マーキュリー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル |
ロック ポップス テクノポップ | |||
時間 | ||||
レーベル |
CBS CBS・ソニー (LP, CD) USMジャパン (SHM-CD盤) コロムビア・レコード | |||
プロデュース |
Reinhold Mack Freddie Mercury | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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フレディ・マーキュリー アルバム 年表 | ||||
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『Mr.バッド・ガイ』収録のシングル | ||||
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『Mr.バッド・ガイ』 (Mr. Bad Guy) は、イギリスのロックバンド・クイーンのボーカリスト、フレディ・マーキュリーが1985年に発表したアルバム。
解説
[編集]フレディにとって初のソロ・アルバム。全英6位に達し、シングル「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」も全英11位のヒットとなる。
日本では、本作発表当時ノエビアのCMソングに「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」が起用された[13]。
当初、このアルバムの名は『メイド・イン・ヘヴン』としてリリースされる予定であったが、リリース直前になりフレディが名前を変えたいと言い、『Mr.バッド・ガイ』になった。後に「メイド・イン・ヘヴン」の名はクイーン名義のアルバムに使われた[14]。
リリース
[編集]日本では、1985年6月1日にLP盤[1]と同年7月21日にCD盤[2]がリリースされて以降、廃盤状態が続いたが、2000年に、本作のリマスター盤が収録されたボックス・セット『フレディ・マーキュリー・コレクション 1973-2000』及びそのダイジェスト盤『ベスト・オブ・フレディ・マーキュリー』がリリースされた。2019年10月11日には、リミックスとリマスターが施された上で『Mr.バッド・ガイ (スペシャル・エディション)』[3]としてリリースされ、同時発売のボックス・セット『ネヴァー・ボーリング - フレディ・マーキュリー・コレクション』のDisc-2にも同内容が収録されているが、オリジナルCD盤に収録されていたボーナス・トラックは未収録である。
リミックス
[編集]フレディの死後の1993年、「リヴィング・オン・マイ・オウン」のリミックス・ヴァージョンがシングルとして発表され、全英1位を獲得。「メイド・イン・ヘヴン」「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」は、クイーン名義のアルバム『メイド・イン・ヘヴン』(1995年)に、本作のヴォーカル・トラックにクイーンの演奏をつけたヴァージョンが収録された。
収録曲
[編集]全作詞・作曲: フレディ・マーキュリー。 | ||
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「レッツ・ターン・イット・オン」(Let's Turn It On) | |
2. | 「メイド・イン・ヘヴン」(Made in Heaven) | |
3. | 「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」(I Was Born to Love You) | |
4. | 「フーリン・アラウンド」(Foolin' Around) | |
5. | 「恋のかけ橋」(Your Kind of Lover) |
全作詞・作曲: フレディ・マーキュリー。 | ||
# | タイトル | 時間 |
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6. | 「Mr.バッド・ガイ」(Mr. Bad Guy) | |
7. | 「男のパラダイス」(Man Made Paradise) | |
8. | 「生命の証」(There Must Be More to Life Than This) | |
9. | 「リヴィング・オン・マイ・オウン」(Living on My Own) | |
10. | 「ラヴ・イズ・デンジャラス」(My Love Is Dangerous) | |
11. | 「明日なき愛」(Love Me Like There's No Tomorrow) |
全作詞・作曲: フレディ・マーキュリー。 | ||
# | タイトル | 時間 |
12. | 「レッツ・ターン・イット・オン (12インチ・ヴァージョン)」(Let's Turn It On (12 Inch Version)) | |
13. | 「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー (12インチ・ヴァージョン)」(I Was Born to Love You (12 Inch Version)) | |
14. | 「リヴィング・オン・マイ・オウン (12インチ・ヴァージョン)」(Living on My Own (12 Inch Version)) |
参加ミュージシャン
[編集]- Freddie Mercury – Vocals, Piano, Synthesizer
- Fred Mandel – additional piano, Synthesizer, Guitar
- Paul Vincent – Lead Guitar
- Curt Cress – Drums
- Stephan Wissnet – Bass Guitar
- Jo Burt – Bass Guitar on "Man Made Paradise"
- Mack and Stephan Wissnet – Programming
- Mack, assisted by Stephan Wissnet – engineering
- The Artful Dodger – cover art
- Andrzej Sawa – photograph
脚注
[編集]- ^ a b “Freddie Mercury – Mr. Bad Guy – 28AP 3030”. Discogs. 2019年2月27日閲覧。
- ^ a b c “Freddie Mercury – Mr. Bad Guy – 32DP 227”. Discogs. 2019年2月27日閲覧。
- ^ a b “フレディ・マーキュリー / Mr.バッド・ガイ-スペシャル・エディション [SHM-CD]”. CDジャーナル. 2019年10月27日閲覧。
- ^ ChartArchive - Freddie Mercury
- ^ charts.de
- ^ norwegiancharts.com - Freddie Mercury - Mr. Bad Guy
- ^ Freddie Mercury - Mr. Bad Guy - hitparade.ch
- ^ dutchcharts.nl - Freddie Mercury - Mr. Bad Guy
- ^ swedishcharts.com - Freddie Mercury - Mr. Bad Guy
- ^ 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』(オリジナルコンフィデンス/1990年/ISBN 4-87131-025-6)p.263
- ^ Freddie Mercury - Mr. Bad Guy - austriancharts.at
- ^ Mr. Bad Guy - Freddie Mercury : Awards : AllMusic
- ^ “昔のノエビアのCM曲”. CDジャーナル (2003年1月7日). 2019年10月27日閲覧。
- ^ 「Freddie Mercury Solo」付属の歌詞カードより
- ^ “Freddie Mercury – Mr. Bad Guy – CK 40071”. Discogs. 2019年2月27日閲覧。
外部リンク
[編集]- USMジャパンによる紹介ページ