ロード・アーリマン
ロード・アーリマン Lord Ahriman | |
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基本情報 | |
出生名 | Mikael Svanberg |
生誕 | 1972年(51 - 52歳) |
出身地 |
スウェーデン ノールボッテン県 ルレオ |
ジャンル |
ブラックメタル デスメタル |
職業 |
ギタリスト 作曲家 グラフィックデザイナー |
担当楽器 | ギター |
活動期間 | 1989年 - 現在 |
共同作業者 |
ダーク・フューネラル Wolfen Society Satans Desciples |
著名使用楽器 | |
B.C. Rich Warlock B.C. Rich Beast |
ロード・アーリマン (Lord Ahriman)(Mikael Svanberg、1972年10月又は11月 - )は、スウェーデンのヘヴィメタルミュージシャン。ダーク・フューネラルのギタリスト、作曲家であり、中心人物である。
現在、ダーク・フューネラルに在籍する唯一のオリジナルメンバーでもあり、アメリカ合衆国のデスメタルプロジェクト、Wolfen Societyのリズムギタリストでもある。ステージネームであるアーリマンは、ゾロアスター教の最高神であるアフラ・マズダーに対して、絶対悪としてあらわされる悪神のアンラ・マンユの中世ペルシア語名、Ahriman (ペルシア語: اهریمن)から採られている。
略歴
[編集]スウェーデン北部の町、ルレオの出身で、幼いころから音楽に興味を持っていた[1]。アーリマンは、音楽一家の出身で、彼の祖母、母、妹から影響を受けたと後に述べている[2]。その後、1989年から音楽活動を始め、Satans Desciplesというバンドを結成する[3]。
音楽活動を始める前、アーリマンは、サタニズム (アントン・ラヴェイの影響を受けている)と、エクストリーム・メタルに興味を持つようになり、内向的な性格となっていた。1992年に前述のSatans Desciplesでの活動に見切りをつけ、ストックホルムに引越す[4]。引越した理由は、ストックホルムがエクストリーム・メタルの本場だったからである[4]。
ストックホルムで、バンドメンバーを探し、1993年にダーク・フューネラルを結成[4]。現在まで中心人物として活動している。また、サイドプロジェクトとして、アメリカ合衆国のデスメタルバンド、Acheronのヴィンセント・クロウリーと共にデスメタルプロジェクト、Wolfen Societyを結成。2001年にEPを1枚リリースしている。
ダーク・フューネラルがNo Fashion Recordsに在籍していた時期、ダーク・フューネラルの仕事に対する報酬の支払いを行わなかったので、アーリマンを含むメンバーはサイドプロジェクトでの活動を余儀なくされた。その結果、ダーク・フューネラルはNo Fashion Recordsを提訴し、"破綻した"レコード・レーベルへのキャンペーンの先頭に立つようになった[2]。2008年10月、アーリマンとエンペラー・マグス・カリグラは、ダーク・フューネラルの全ての仕事に対する報酬を得ることができたと公表した。
ロード・アーリマンは既婚で、妻との間に2人の子供がいる。家族は、アーリマンの音楽活動に対して協力的であるという[2]。
ディスコグラフィー
[編集]Dark Funeral
[編集]スタジオ・アルバム
[編集]- The Secrets Of The Black Arts – (1996)
- Vobiscum Satanas – (1998)
- Teach Children to Worship Satan – (2000, EP)
- Diabolis Interium – (2001)
- Attera Totus Sanctus – (2005)
- Angelus Exuro pro Eternus – (2009)
ライヴ・アルバム
[編集]- De Profundis Clamavi Ad Te Domine – (2004)
DVD
[編集]- Attera Orbis Terrarum - Part I – (2007)
- Attera Orbis Terrarum - Part II – (2008)
デモ
[編集]- Dark Funeral – (1994)
Wolfen Society
[編集]- Conquer Divine – (2001)
ゲスト参加
[編集]- The Electric Hellfire Club – Electronomicon (2002)
- Thookian Vortex – Track: Into The Nagual [co-writing] (2007)
脚注
[編集]- ^ [1]のインタビュー記事では、スコットランド出身となっているが誤記載であると考えられる。
- ^ a b c Interview with Lord Ahriman Archived 2009年2月4日, at the Wayback Machine.
- ^ “Dark Funeral - Members”. 2012年10月6日閲覧。
- ^ a b c “Dark Funeral Special interview”. 2012年10月6日閲覧。