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剣を取るものは剣によって滅ぶ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

剣を取るものは剣によって滅ぶ[1](Live by the sword, die by the sword)とは、『マタイの福音書』からの非暴力に関する箴言である。「剣を取る者は剣で滅びる」とも。

キリストの阻止(1500年頃、エヴォラの祭壇画家作)
カイアファの召使いの耳を剣で斬り落とした弟子を諌めるイエス。

(マタイの福音書 26, 26:52):

"そこで、イエスは言われた。「剣をさやに納めなさい。剣を取る者は皆、剣で滅びる」”

原典聖書

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文章
古典希臘語 τότε λέγει αὐτῶ ὁ ἰησοῦς, ἀπόστρεψον τὴν μάχαιράν σου εἰς τὸν τόπον αὐτῆς, πάντες γὰρ οἱ λαβόντες μάχαιραν ἐν μαχαίρῃ ἀπολοῦνται.
ウルガタ(ラテン語) Tunc ait illi Jesus: Converte gladium tuum in locum suum: omnes enim, qui acceperint gladium, gladio peribunt.
欽定訳聖書(KJV) Then said Jesus unto him, Put up again thy sword into his place: for all they that take the sword shall perish with the sword.

参考文献

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  • Senior, Donald (1985), The Passion of Jesus in the Gospel of Matthew, Collegeville, Minnesota: Liturgical Press, ISBN 0-8146-5460-6, https://www.google.com/books/edition/The_Passion_of_Jesus_in_the_Gospel_of_Ma/IN2Es1sSH4gC?hl=en&gbpv=1 

脚注

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  1. ^ author (2018年1月17日). “マタイによる福音/ 剣を取る者は皆、剣で滅びる マタイによる福音書26章52節”. 日本キリスト教協議会. 2021年12月4日閲覧。