プログラミング自由連盟
表示
プログラミング自由連盟 (League for Programming Freedom; LPF) とは、フリーソフトウェア開発者だけではなく、ソフトウェア特許と著作権の範囲拡大に反対するプロプライエタリソフトウェア開発者とも団結するため、1989年にリチャード・ストールマンにより立ち上げられた組織である。当連盟のロゴは、フロッピーディスクとテープ・スプールを抱える自由の女神像を模している。
特筆すべき取り組みとしては、CompuServeが作成したGIF画像が利用する圧縮アルゴリズム、LZWの特許を、その利用に関しユニシスが莫大なライセンス料を主張したことに対抗し、当連盟が"Burn all GIFs" (全てのGIF画像を燃やそう) 運動を開始したことである。
同団体はProgramming Freedomと呼ばれる回報を1991年から1995年まで11回発行しており[1]、同時期の同団体の活動を記録する一次資料となっている。
連盟組織化に多大なる影響を与えた出来事は、Macintoshのルック・アンド・フィールをWindowsがコピーしたとの名目で著作権侵害でAppleがマイクロソフトを訴えた裁判である。裁判終結後、連盟は休眠状態になったがソフトウェア特許に関する問題が増加したことにより近年[いつ?]復活した。
2009年9月、LPF代表ディーン・アンダーソン (Dean Anderson) は、元会員たちに次のアナウンス[2]を出した。LPFへの復帰、会員資格の復活、そして2010年5月12日に選挙を行なう計画についてであった[3]。
脚注
[編集]- ^ “Programming Freedom, the LPF Newsletter”. progfree.org. 2011年10月3日閲覧。
- ^ “Letter to Former Members of LPF”. www.progfree.org (2009年9月15日). 2011年3月1日閲覧。
- ^ “2010 Election Results”. www.progfree.org. 2011年3月1日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト[リンク切れ] - 近年[いつ?]になって活発に活動を行なっていることが分かる。
- LPFの歴史に関するウェブページ。
- Think GNU関連記事