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FCソウル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
LGチーターズから転送)
FCソウル
FC 서울
原語表記 FC 서울
愛称 Black & Reds
クラブカラー    
   
創設年 1983年
所属リーグ Kリーグ1
所属ディビジョン 1部
ホームタウン ソウル
ホームスタジアム ソウルワールドカップ競技場
収容人数 66,704[1]
運営法人 GSグループ
代表者 大韓民国の旗 許兌秀
監督 大韓民国の旗 金基東朝鮮語版
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

FCソウル(エフシーソウル、朝鮮語: FC 서울英語: FC Seoul)は、韓国の首都ソウルをホームタウンとするプロサッカークラブである。Kリーグ1に加盟している。

概要

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1983年12月22日、ラッキー金星財閥傘下のサッカークラブ、チーム名はラッキー金星ファンソ(럭키금성 황소、ラッキー・クムソン・ファンソ)として創立した。

国際タイトルはない(2001年-2002年のアジアクラブ選手権2013年のAFCチャンピオンズリーグでそれぞれ準優勝しているのみ)が、国内タイトルではKリーグ1を6回、韓国FAカップを2回、韓国リーグカップ(2011年大会を最後に廃止された)を2回、韓国スーパーカップ(2006年大会を最後に廃止された)を1回の優勝を果たしている。

歴史

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FCソウルのホームゲーム

1983年 クラブ創設

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1983年
12月22日、ラッキー金星財閥傘下のサッカークラブラッキー金星ファンソ(럭키금성 황소、ラッキー・クムソン・ファンソ)として創立、国内5番目のプロサッカークラブとなった。

1984年 Kリーグに参加

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1984年
リーグ発足2年目の1984年よりKリーグ(当時はスーパーリーグ)に参加する。リーグは7位。ホームは忠清南道であった。

1985年-1989年(1985年 リーグ初優勝)

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1985年
得点王とアシスト王の2冠に輝いたピヤポン・ピウオンの活躍もあり、初のリーグ優勝を飾った。
1986年
リーグ準優勝
1987年
リーグ5位
1988年
リーグ4位、FAカップ優勝
1989年
韓国プロサッカー大会準優勝

1990年-1995年(1990年 忠清道からソウルに移転、LGチータースに改名)

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1990年
それまで本拠地としていた忠清道からソウルに移転、親会社の社名変更に伴いLGチータース(LG 치타스)に改名。韓国プロサッカー大会優勝。
1991年
リーグ6位
1992年
リーグ4位、アディダスカップ準優勝
1993年
リーグ準優勝
1994年
リーグ5位、アディダスカップ準優勝
1995年
リーグ8位、シーズン通算観客動員1位

1996年-2003年(1996年 京畿道の安養市に移転、安養LGチータースに改名)

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1996年
ソウル近郊の京畿道安養市に移転し安養LGチータース(안양 LG 치타스)に改名。リーグ9位。
1997年
リーグ9位
1998年
リーグ8位、アディダスカップ:グループ2位、FAカップ優勝
1999年
リーグ9位、アディダスカップ準優勝
2000年
リーグ優勝
2001年
リーグ準優勝、スーパーカップ優勝、チーム通算200勝達成
2002年
リーグ4位、アジアクラブカップ準優勝、アディダスカップグループ1位
2003年
リーグ8位

2004年-2008年(2004年 FCソウルに改名)

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2004年
本拠地をソウルに移転し、同時にFCソウル(FC 서울)と改称。6月から運営がLGグループから分離したGSグループへ移管。リーグ総合5位。
2005年
注目の若手フォワードである朴主永高麗大学校に在籍したまま加入させた2005年途中からは観客動員数は飛躍的に伸び、ホーム戦どころかアウェイで遠征したクラブ(釜山アイパーク光州尚武FC)の最多動員記録に貢献することになった。リーグ総合6位、ハウゼンカップ5位。
2006年
リーグ総合3位、カップ大会優勝、FC東京と親善試合(入場者61235人)
2007年
ハウゼンカップ準優勝、リーグ総合7位、プロスポーツ史上最多観客動員数達成(55,397人、4月8日 vs 水原)
2008年
リーグ2位、総合2位。

2009年-2011年(2009年 AFCチャンピオンズリーグへ初出場)

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2009年
AFCチャンピオンズリーグ2009ACL初出場するとグループリーグでG大阪(日本)、山東魯能(中国)、スリウィジャヤ(インドネシア)のグループFを3勝1分2敗で2位通過して決勝トーナメントに進出した。
リーグ5位、ピースカップコリア(カップ大会)ベスト4。
2010年
5月5日のホームゲーム(対城南一和天馬)では、60747人がスタジアムに来場し、Kリーグにおける1試合の観客動員数の新記録を達成した。リーグ戦1位でプレーオフに進出し、チャンピオン決定戦で済州ユナイテッドFCに勝利し、ソウル移転後初優勝を達成し、Kリーグカップとの2冠となった。
2011年
AFCチャンピオンズリーグ2011で2大会ぶりに出場するとグループリーグで名古屋グランパスエイト(日本)、アル・アインFC(UAE)、杭州緑城足球倶楽部(中国)のグループリーグFを3勝2分1敗で1位通過して決勝トーナメントに進出した。
リーグ3位

2012年-現在(2012年 5度目のリーグ制覇, 2016年 6度目のリーグ制覇)

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2012年
崔龍洙が正式に監督に就任し、2年ぶりのKリーグ優勝を達成した。
ACL2012のラウンド16で鹿島(日本)と対戦した。アウェイで2-2(PK戦5-4)で勝利し準々決勝に進出した。準々決勝でウム・サラルSC(カタール)と対戦した。アウェイの第1戦を2-3で敗れるとホームの第2戦では1-1で合計スコア3-4で準々決勝で敗退が決定した。
2016年
4年ぶり6度目のKリーグ優勝
4年連続の6回目の出場となったAFCチャンピオンズリーグ2016のグループリーグで山東魯能泰山足球倶楽部(中国)、サンフレッチェ広島F.C(日本)、ブリーラム・ユナイテッドFC(タイ)のグループFを4勝1分1敗で首位通過して決勝トーナメントに進出した。
ACL2016のラウンド16で浦和レッドダイヤモンズ(日本)と対戦した。アウェイの第1戦を0-1で敗れたがホームの第2戦では3-2で勝利し、合計スコア3-3(PK戦7-6)で準々決勝に進出した。
6月21日、監督の崔龍洙が中国サッカー・スーパーリーグ江蘇蘇寧の監督に就任することを発表。それに伴い黄善洪の監督就任を発表。
Kリーグクラシックでは、最終節で前年度王者の全北現代モータースを1-0で下し、4年ぶり6度目の優勝を果たした。
2017年
黄善洪体制を続けたが、5位にとどまった。
2018年
シーズン開幕後の4月30日に監督の黄善洪が成績不振で辞任した。李乙容が後任となったが、成績不振で10月11日に辞任し、崔龍洙が2年4ヶ月ぶりに復帰した。リーグ戦は11位で釜山アイパークと昇格・降格プレーオフで対戦して勝利し、Kリーグ1に残留した。
2020年
許昌秀GSグループおよびFCソウルの会長職を退任し、許兌秀朝鮮語版が後任となった。

タイトル

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国内タイトル

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過去の成績

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シーズン ディビジョン 韓国FAカップ チャンピオンシップ
リーグ 順位
1984 Kリーグ 前期5位
後期7位
- 資格なし
1985 Kリーグ 1位 - 大会なし
1986 Kリーグ 前期2位
後期1位
- 準優勝
1987 Kリーグ 5位 - 大会なし
1988 Kリーグ 4位 優勝 大会なし
1989 Kリーグ 2位 準決勝敗退 大会なし
1990 Kリーグ 1位 - 大会なし
1991 Kリーグ 6位 - 大会なし
1992 Kリーグ 4位 - 大会なし
1993 Kリーグ 2位 - 大会なし
1994 Kリーグ 5位 - 大会なし
1995 Kリーグ 前期8位
後期6位
- 資格なし
1996 Kリーグ 前期8位
後期8位
ベスト16 資格なし
1997 Kリーグ 18 1 8 9 15 27 11 9位 準決勝敗退 大会なし
1998 Kリーグ 18 6 2 9 28 28 23 8位 優勝 資格なし
1999 Kリーグ 27 6 2 17 38 52 24 9位 準決勝敗退 資格なし
2000 Kリーグ 27 17 2 8 46 25 53 1位 準々決勝敗退 優勝
2001 Kリーグ 27 11 10 6 30 23 43 2位 準々決勝敗退 大会なし
2002 Kリーグ 27 11 7 9 37 30 40 4位 ベスト32 大会なし
2003 Kリーグ 44 14 14 16 69 68 56 8位 ベスト32 大会なし
2004 Kリーグ 24 7 12 5 20 17 33 前期5位
後期5位
ベスト16 資格なし
2005 Kリーグ 24 8 8 8 37 32 32 前期5位
後期9位
ベスト16 資格なし
2006 Kリーグ 26 9 12 5 31 22 39 前期4位
後期3位
準々決勝敗退 4位
2007 Kリーグ 26 8 13 5 23 16 37 7位 準々決勝敗退 資格なし
2008 Kリーグ 26 15 9 2 44 25 54 2位 ベスト32 準優勝
2009 Kリーグ 28 16 5 7 47 27 53 5位 ベスト16 5位
2010 Kリーグ 28 20 2 6 58 26 62 1位 ベスト16 優勝
2011 Kリーグ 30 16 7 7 56 38 55 5位 準々決勝敗退 1回戦敗退
2012 Kリーグ 44 29 9 6 76 42 96 1位 ベスト16 大会なし
2013 Kクラシック 38 17 11 10 59 46 62 4位 準々決勝敗退
2014 Kクラシック 38 15 13 10 42 28 58 3位 準優勝
2015 Kクラシック 38 17 11 10 52 44 62 4位 優勝
2016 Kクラシック 38 21 7 10 67 46 70 1位 準優勝
2017 Kクラシック 38 16 13 9 56 42 61 5位 ベスト16
2018 Kリーグ1 38 9 13 16 40 48 40 11位 ベスト16
2019 Kリーグ1 38 15 11 12 53 49 56 3位 ベスト32
2020 Kリーグ1 27 8 5 14 23 44 29 9位 準々決勝敗退
2021 Kリーグ1 38 12 11 15 46 46 47 7位 3回戦敗退
2022

現所属メンバー

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歴代監督

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歴代所属選手

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GK

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DF

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MF

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FW

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アカデミー

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Kリーグにドラフト制度が復活した2006年、韓国プロサッカー連盟理事会は18歳以下の育成方策について、各クラブに縁故地域(ホームタウン)内の高校を1か所指定してクラブのアカデミーとしてサッカー部の運営を担当させ、その見返りとしてクラブに毎年ドラフトで当該高校の卒業予定選手4人を優先的に指名する権利を与えることにした。これを受けてFCソウルは同年末に東北高等学校と協約を締結し、翌2007年から同校サッカー部の運営を開始した[2]。その後、アカデミーを強化するため2012年8月28日に五山学園とサッカーチーム協約を締結[3]。東北高校サッカー部の運営契約は2012年限りで終了し、同年12月28日に五山中学校・五山高等学校サッカー部が創立。U-18、U-16、U-14に細分化して年齢に合った訓練プログラムを行うとした[4]

参考文献

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  1. ^ "Stadium Profile at Seoul Metropolitan Facilities Management Corporation" SMFMC. Retrieved 2016年3月14日
  2. ^ ミン・ハクス (2007年2月1日). “프로축구 FC서울, 동북고 축구부 맡아” (韓国語). 朝鮮日報. 2024年12月14日閲覧。
  3. ^ FC서울, 오산학원과 유소년 축구팀 협약체결” (韓国語). MKスポーツ (2012年8月28日). 2024年12月14日閲覧。
  4. ^ FC서울, 오산중·고 축구팀 정식 창단” (韓国語). スポーツ朝鮮 (2012年12月28日). 2024年12月14日閲覧。

外部リンク

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