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KTM・200デューク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
KTM 200 Dukeから転送)

200デューク (200 Duke ) は、KTM Sportmotorcycle AG2012年から製造するネイキッドバイクである。

概要

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2011年の東京モーターショーで発表され、2012年3月より日本国内で販売が開始した[1]。同じくKTMから販売されている125デュークの排気量を上げたモデルで、フレームも共通のものを使用している。

国内では250デュークが2015年に発売に伴い同年に販売が終了した。海外では2020年にフルモデルチェンジされたモデルが2023年現在も販売されている[2]

初代

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KTM・200duke
国内仕様の200デューク
基本情報
排気量クラス 軽二輪
車体型式 VBKJUC
エンジン 906型 199.5 cm3 4ストローク
水冷1気筒DOHC4バルブ
内径×行程 / 圧縮比 72 mm × 49 mm / 11.5:1
最高出力 19 kW (25 PS)/10000rpm
最大トルク 20 N・m (2 kgf・m)/8000rpm
乾燥重量 約126 kg
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200デュークは2011に販売が開始された125デュークのエンジンをベースに開発されており、ボア:ストローク=78:42に拡大されたエンジンを搭載している。また、吸気径をΦ33mmからΦ38mmへ拡大したことにより、200ccとは思えない軽快でパワフルな走りを楽しめる。 サスペンション及びショックアブソーバーはそのパワーを存分に引き出せるように、前後共にWP製を装着している。

2015年に250デュークと交代する形で日本からは姿を消したが、2016年以降のモデルも極少量ながら流通している。

2011年

  • 東京モーターショーで発表。


2012年

  • 販売開始。日本国内では3月からKTMを取り扱う正規販売店にて販売が開始。(ABSなしモデル) ※レッドバロンで販売開始。

2013年

  • ABSモデル販売開始。伴いフロートフォークにABSセンサーを留めるポルト穴が追加される。ブレーキホースがメッシュからゴムに変更。ヘッドライト内、タンク下にアクセサリー電源用カプラーが追加される。


2015年

  • 燃料タンク容量が11ℓに変更。(2012型は10.5L。残警告は同じく1.5L)
  • 標準シート高が800mmに変更。(2012型は810mm)
  • ジェネレーターの容量が12V/230Wに変更。(2012型は12V/238W)
  • クーラントの容量が1Lに変更。(2012型は0.85L)
  • 日本国内向けの輸入を終了。以降在庫のみの販売となる。


2016年

  • マイナーチェンジ(ヘッドライトと周辺の意匠を変更)
  • ABS無しのモデルが廃止。


2018年

  • バッテリー型式がETZ-9からETZ-9-BSに変更。(2012型はインド製のSF SONIC社製のFTZ-7-BS)


2019年

  • ローダウン用シートが追加。(シート高785mm)
  • WP用のローダウンサスペンション及びショックアブソーバーが追加。


2020年

  • フルモデルチェンジに伴い生産終了

2代目

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KTM・200duke
2020年式 USA仕様
基本情報
排気量クラス 軽二輪
エンジン 906型 199.5 cm3 4ストローク
水冷1気筒DOHC4バルブ
内径×行程 / 圧縮比 72 mm × 49 mm / 11.5:1
最高出力 19 kW (25 PS)/10000rpm
最大トルク 20 N・m (2 kgf・m)/8000rpm
乾燥重量 140 kg
テンプレートを表示

2020年にフルモデルチェンジが発表(フレーム及び意匠の変更)。同年から順次販売開始[3]。今回も125デューク390デューク等と同一のフレームになったが、メーター周りは初代及び250デューク同様の液晶メーターになっている(125及び390デュークはフル液晶メーターに変更)。エンジンは25PSを維持したまま環境性能を向上させている。

日本国内には2023年現在、正規販売はされていない。

先代からの細かい変更点

  • ローダウンシート及びサスペンション/ショックアブソーバーの廃止。
  • 電子制御(SUPER MOTO)の追加。
  • ABS機能の向上。

脚注

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  1. ^ 日本販売アナウンス [1]
  2. ^ KTM 200duke website[2]
  3. ^ 2020モデル情報 [3]

関連項目

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外部リンク

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