中国聯合航空
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設立 | 1984年9月 | |||
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拠点空港 | 北京大興国際空港 | |||
親会社 | 中国東方航空 | |||
保有機材数 | 51機 | |||
就航地 | 74都市 | |||
本拠地 | 中国北京市 | |||
代表者 | 瀋志倫(董事長) | |||
外部リンク | http://www.flycua.com/ |
中国聯合航空 | |
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中国聯航のボーイング737-800 | |
各種表記 | |
繁体字: | 中國聯合航空 |
簡体字: | 中国联合航空 |
拼音: | Zhōngguó Liánhé Hángkōng |
発音: | ヂョングオ リェンホー ハンコン |
英文: | China United Airlines |
中国聯合航空(ちゅうごくれんごうこうくう、英: China United Airlines)は中華人民共和国の格安航空会社である。正式社名は、中国聯合航空有限公司、略称は聯航である。本社は北京市豊台区におかれている。
概要
[編集]中国聯合航空は、1986年12月25日に創立された航空会社である。創立当初の経営母体は中国人民解放軍空軍であった。本拠地空港は北京の民間機専用空港である北京首都国際空港ではなく、空軍基地がある北京南苑空港であった。また設立直後の保有機も中国民航や空軍がVIP輸送用として運行されていたホーカー・シドレー トライデント(イギリス製3発ジェット旅客機)が主であった。後に旧ソ連製や中国製などの旅客機も導入された。人民解放軍が経営する航空会社であったため、中国を訪問する外国人が利用する民航の時刻表に掲載されていなかった。それゆえ存在がはっきりしない謎の航空会社であるといわれていた。最大38路線に就航していたとされている。[要出典]
2000年、江沢民党総書記・国家主席(当時)が主に利用する政府専用機としてボーイング767-300を購入したが、盗聴器などが取り付けられていた。
中国政府が軍部による営利企業の運営禁止(中国の軍は政府ではなく中国共産党が管轄している)する措置を発表したため中国聯合航空は2002年11月に運行停止された。
その後の中国民間航空会社の再編で自然消滅したと思われていたが[誰によって?]、2005年10月20日に上海航空の協力の元で企業体制が改革され、中天航空企業系の中国聯合航空有限公司として復活した。
2014年7月、格安航空会社へとサービス方針を変更することが明らかとなり[1]ファーストクラスを廃止[2]、2015年3月29日より実施された[3]
2014年の中国民用航空局による統計では、運航正常率が55.7%であり、中国の主要航空会社では最も悪い数字であった[4]。
2018年8月、国土交通省より外国人国際航空運送事業の経営許可を受け[5]、定期チャーター便として運航していた煙台-福岡路線を8月15日から定期便とした。
2019年9月、北京大興国際空港が開港し、本拠地を移転した[6]。
就航都市
[編集]- 北京大興、石家荘、仏山 - 本拠地
- 広州、成都、杭州、長沙、ハルビン、合肥、大連、フフホト、福州、オルドス、包頭、ハイラル、海口、赤峰、長治、黄山、大同、敦煌、阜陽、安順、畢節、恵州、衡陽、漢中、東営、池州、常徳、バヤンノール、アルシャン、昆明、南京、南昌、蘭州、寧波、臨沂、掲陽、連雲港、嘉峪関、満州里、南陽、金昌、上海/浦東、深圳、青島、厦門、ウルムチ、銀川、西寧、三亜、煙台、楡林、襄陽、シリンホト、鳥海、チチハル、通遼、舟山、唐山、ウランホト、湛江、衢州、塩城、興義、延安、慶陽、張掖、銅仁、日照、武当山、瓊海、張家口
- 静岡、福岡
使用機材
[編集]- ボーイング737-700 8機
- ボーイング737-800 43機
出典
[編集]- ^ 中国東方航空、中国国有初のLCC - 日本経済新聞 2014/7/3
- ^ 中国聯合航空がファーストクラス全面廃止 中国他社にも動き広がる SankeiBIZ 2014.9.8
- ^ 中聯航がLCC業務開始へ―中国 - フォーカス・アジア 2015年03月21日
- ^ 中国主要航空会社の運航正常率が明らかに、ワースト1は中国聯合航空―中国メディア - Record China 2015年5月28日
- ^ 外国人国際航空運送事業の経営許可 (PDF) - 国土交通省 平成30年8月6日
- ^ 关于联航 - 中国聯合航空
- ^ China United Airlines fleet details - AirFleets.net
- ^ China United Airlines Fleet Details and History - PlaneSpotters.net