ジャック・アントノフ
ジャック・アントノフ | |
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タクソン公演にて(2012年) | |
基本情報 | |
原語名 | Jack Antonoff |
出生名 | Jack Michael Antonoff[1] |
生誕 | |
ジャンル | |
職業 | |
担当楽器 | |
活動期間 | 2000年 - |
レーベル |
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共同作業者 |
ジャック・マイケル・アントノフ(Jack Michael Antonoff、1984年3月31日 - )は、アメリカ合衆国のシンガーソングライター、音楽プロデューサー[2]。テイラー・スウィフト、ロード、ラナ・デル・レイなど数々のヒット作品を手がける傍ら、BleachersやSteel Trainのリード・シンガー、FUN.のギタリスト・ドラマーとしての活動でも知られている。
来歴
[編集]1984年3月31日、ニュージャージー州バーゲンフィールドで生まれる[3]。1998年、高校2年生の時に友人とパンクロックバンドであるアウトラインを結成[4]。アントノフは2000年初頭までグループで歌を歌っていたが、エディ・ライトがヴォーカルを担当するようになった。2001年にはアルバム『A Boy Can Dream』をトリプル・クラウン・レコーズからリリースし、バンドは2002年まで続いた[5]。
2002年、友人のスコット・アービー・ラニアーとスティール・トレインを結成しリード・シンガーを務めた。
2008年、ネイト・ルイスがアントノフに、アンドリュー・ドストと新しいバンドを結成しないかと誘い、FUN.が結成される[6]。FUN.は2009年にデビュー・アルバム『エイム・アンド・イグナイト』をリリース、2012年のセカンド・アルバム『サム・ナイツ 〜蒼い夜〜』からは、初の全米ナンバーワンシングル「伝説のヤングマン〜ウィー・アー・ヤング〜」が生まれ、第55回グラミー賞の最優秀新人賞、最優秀楽曲賞を受賞した[7]。その後2015年にFUN.は活動を休止する。
2014年、ソロプロジェクトであるブリーチャーズを始動させ、7月10日にファーストアルバム『Bleachers』をリリース。2017年には2ndアルバム『Gone Now』をリリースしている[8]。
2019年6月、サム・デュー、サウンウェーブと新しい音楽プロジェクトとなるレッド・ハースをスタートさせる。8月16日にはファースト・アルバム『Red Hearse』をリリースした。
私生活
[編集]ブラインドデートで出会ったレナ・ダナムと2012年より交際、同棲していたが、2018年1月に破局が報じられた[9]。
2023年8月、女優のマーガレット・クアリーと結婚した[10]。
ディスコグラフィ
[編集]アウトライン
[編集]- Outline (2000年)
- 6 Song Demo (2000年)
- A Boy Can Dream (2001年)
スティール・トレイン
[編集]- For You My Dear (2003年)
- Twilight Tales from the Prairies of the Sun (2005年)
- Trampoline (2007年)
- Steel Train Is Here (2009年)
- Steel Train (2010年)
FUN.
[編集]- エイム・アンド・イグナイト (2009年)
- サム・ナイツ 〜蒼い夜〜 (2012年)
ブリーチャーズ
[編集]- Strange Desire (2014年)
- Gone Now (2017年)
レッド・ハース
[編集]- Red Hearse (2019年)
主なプロデュース作品
[編集]- カーリー・レイ・ジェプセン『キス』「スウィーティー」 (2012年)
- テイラー・スウィフト『1989』 (2014年)
- シーア『ディス・イズ・アクティング』「ハウス・オン・ファイア」 (2016年)
- ロード『メロドラマ』 (2017年)
- セイント・ヴィンセント『マスセダクション』 (2017年)
- テイラー・スウィフト『レピュテーション』 (2017年)
- ピンク『ビューティフル・トラウマ』 (2017年)
- ラナ・デル・レイ『ノーマン・ファッキング・ロックウェル!』 (2019年)
- カーリー・レイ・ジェプセン『デディケイテッド』「ウォント・ユー・イン・マイ・ルーム」 (2019年)
- テイラー・スウィフト『ラヴァー』 (2019年)
- ケヴィン・アブストラクト『アリゾナ・ベイビー』 (2019年)
- FKAツイッグス『Magdalene』「Holy Terrain」 (2019年)
- ディクシー・チックス『Gaslighter』 (2020年)
- テイラー・スウィフト『フォークロア』 (2020年)
- テイラー・スウィフト『エヴァーモア』 (2020年)
- ラナ・デル・レイ『ケムトレイルズ・オーヴァー・ザ・カントリー・クラブ』 (2021年)
- テイラー・スウィフト『フィアレス (テイラーズ・ヴァージョン)』 (2021年)
- クレイロ『スリング』 (2021年)
- テイラー・スウィフト]『レッド (テイラーズ・ヴァージョン)』 (2021年)
- フローレンス・アンド・ザ・マシーン『Dance Forever』 {2022年)
- The 1975『外国語での言葉遊び』 (2022年)
- テイラー・スウィフト『ミッドナイツ』 (2022年)
受賞歴
[編集]脚注
[編集]- ^ Karpen, Elizabeth (6 February 2024). "Everything we know about Grammy Award-winning singer and producer Jack Antonoff's Jewish background". Unpacked. OpendDor Media. 2024年7月8日閲覧。
- ^ Body, Jamie (2024年1月25日). “Taylor Swift Producer's Kanye Message Backfires”. Newsweek. Newsweek Digital LLC. 2024年7月8日閲覧。 “Singer-songwriter and music producer Jack Antonoff has taken aim at Kayne West after the rapper announced he was releasing an album on the same day as Antonoff's band.”
- ^ Rose, Mike (2015年3月31日). “Top celebrity birthdays for March 31st include Christopher Walken, Ewan McGregor” (英語). cleveland. 2020年11月25日閲覧。
- ^ Leichman, Joseph. “More powerful than a locomotive…” (英語). jewishstandard.timesofisrael.com. 2020年11月25日閲覧。
- ^ Leichman, Joseph. “More powerful than a locomotive…” (英語). jewishstandard.timesofisrael.com. 2020年11月25日閲覧。
- ^ Murdock, Sebastian (2010年10月4日). “Profile: Andrew Dost” (英語). 2020年11月25日閲覧。
- ^ “Awards Nominations & Winners” (英語). GRAMMY.com (2017年4月30日). 2020年11月25日閲覧。
- ^ “song-database.com”. www1.song-database.com. 2020年11月25日閲覧。
- ^ Stone, Natalie. “Lena Dunham and Jack Antonoff Split After More Than Five Years Together” (英語). PEOPLE.com. 2022年5月31日閲覧。
- ^ “ジャック・アントノフ、マーガレット・クアリーとの結婚式にテイラー・スウィフトらが出席”. Billboard JAPAN (2023年8月21日). 2023年8月22日閲覧。