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ENEOS知多製造所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ENEOSホールディングス > ENEOS > ENEOS知多製造所

ENEOS知多製造所(エネオスちたせいぞうしょ)は、愛知県知多市にあるENEOS石油化学製造施設である。

かつては原油の精製を行っていたが、2001年(平成13年)6月に原油精製を休止し、現在は石油化学工場として機能している。グループの製油所から仕入れたナフサ灯油をもとに、ベンゼントルエンキシレンなどを生産している。

概要

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データ

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  • 所在地 - 愛知県知多市北浜町25番地
  • 敷地面積 - 131万m2[1]
  • 従業員数 - 181人(2020年10月1日現在)[1]
  • 原油処理能力 - 0バレル/日

主な生産品

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主要設備

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括弧内には処理能力を示す。

  • 接触改質装置 (23,500バレル/日)
  • パラキシレン製造装置 (400,000トン/年)
  • シクロヘキサン製造装置 (220,000トン/年)

沿革

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  • 1973年昭和48年)6月8日 - 共同石油東亜石油の共同出資により、東亜共石設立。
  • 1973年(昭和48年)10月1日 - 東亜共石名古屋製油所として操業開始。
  • 1979年(昭和54年)12月25日 - 東亜共石が知多石油に社名変更。
  • 1983年(昭和58年)7月1日 - 日本鉱業が知多石油を合併、名古屋製油所は知多製油所に改称。
  • 1992年平成4年)12月 - 日鉱共石発足、同社の知多製油所となる。
  • 1993年(平成5年)12月 - 日鉱共石がジャパンエナジーに社名変更。
  • 1996年(平成8年)4月 - ISO9001認証取得。
  • 1999年(平成11年)3月5日 - ISO14001認証取得。
  • 2001年(平成13年)6月 - 常圧蒸留装置などの原油処理設備を休止、原油処理を終了。
  • 2010年(平成22年)7月1日 - JX日鉱日石エネルギー発足に伴い、JX日鉱日石エネルギー知多製造所となる。
  • 2016年(平成28年)1月1日 - JX日鉱日石エネルギーがJXエネルギーに商号変更。
  • 2017年(平成29年)4月1日 - JXエネルギーがJXTGエネルギーに商号変更。
  • 2020年(令和2年)6月25日 - JXTGエネルギーがENEOSに商号変更。
  • 2020年(令和2年)10月27日 - ENEOSが2021年10月めどに知多製造所製造機能の停止を発表[2]

その他

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脚注

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  1. ^ a b 『JXホールディングス 2015年3月期有価証券報告書』による
  2. ^ ENEOS、知多製造所を操業停止へ…出光興産に一部売却”. レスポンス. 株式会社イード (2020年10月28日). 2020年11月18日閲覧。

外部リンク

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