萩野純一郎
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(Itojun Service Awardから転送)
萩野 純一郎(はぎの じゅんいちろう、- 2007年10月29日[1])は、日本の計算機科学者・プログラマー。愛称は「Itojun」[2]。
KAMEプロジェクト等、IPv6関連の開発を行い、またその普及についても力を注いでいた[3]。2007年に37歳で死亡[2]。
2009年からIETFでは、IPv6の開発・普及・展開へ尽力した者に対して、萩野の遺族や友人の寄付を運営資金とする「Itojun賞(Itojun Service Award)」が設けられた[4][5][2]。本項ではItojun賞についても記載する。
主な著書
[編集]- IPv6ネットワークプログラミング(2003年2月 アスキー ISBN 978-4756142368)
Itojun賞
[編集]詳細は、ISOCのページを参照。
受賞者
[編集]第1回受賞者(2009年)
- Lorenzo Colitti
- Erik Kline
第2回受賞者(2010年)
- Bjoern A. Zeeb
第3回受賞者(2011年)
- Alexandre Cassen
- Rémi Després
第4回受賞者(2012年)
- John Jason Brzozowski
- Donn Lee
- Paul Saab
脚注
[編集]- ^ IPv6などで活躍したWIDEのボード・メンバー萩野純一郎氏が逝去 - 日経クロステック、2007年10月31日
- ^ a b c 第1回Itojun賞はGoogleのLorenzo Colitti氏とErik Kline氏へ - Internet Watch
- ^ [1]
- ^ Itojun Service Award - Internet Society
- ^ Itojun Service Award、ISOCに設置 - WIDEプロジェクト
関連項目
[編集]- KAMEプロジェクト
- 伊藤正二郎(実弟)
外部リンク
[編集]- itojun.org(萩野本人が運営する個人ホームページ)