インターロイキン-12
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Human Interleukin 12 | |
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ヒトIL-12の結晶構造 | |
識別子 | |
略号 | IL12, p70 |
PDB | 1F45 (RCSB PDB PDBe PDBj) |
IL12A | |
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識別子 | |
略号 | IL12A |
他の略号 | CLMF1, NKSF1, p35 |
Entrez | 3592 |
HUGO | 5969 |
OMIM | 161560 |
RefSeq | NM_000882 |
UniProt | P29459 |
他のデータ | |
遺伝子座 | Chr. 3 p12-q13.2 |
IL12B | |
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IL-12Bの結晶構造 | |
識別子 | |
略号 | IL12B |
他の略号 | CLMF2, NKSF2, p40 |
Entrez | 3593 |
HUGO | 5970 |
OMIM | 161561 |
PDB | 1F42 (RCSB PDB PDBe PDBj) |
RefSeq | NM_002187 |
UniProt | P29460 |
他のデータ | |
遺伝子座 | Chr. 5 q31.1-33.1 |
インターロイキン-12(英: Interleukin-12, IL-12)は、インターロイキングループのサイトカインの一つである。 IL-12p70は二つのサブユニット、IL-12p35とIL-12p40からなるヘテロ二量体で、主に食細胞と樹状細胞で産生される[1]。IL-12は1989年に初めて発見されたNK細胞刺激因子である[1]。IL-12は未分化なT細胞(ナイーブT細胞)に、インターフェロンγとともにはたらき、Th1細胞へと分化誘導する[2]。NK細胞とT細胞に発現するヘテロ二量体レセプター、IL-12Rβ1およびIL-12Rβ2に結合する[1]。
遺伝子および構造
[編集]IL-12は4つのαヘリックス構造からなるサイトカインで、2つのサブユニットを持つタンパク質二量体である。IL-12A(p35)とIL-12B(p40)という2種類の遺伝子にコードされ、p35とp40からなるヘテロ二量体IL-12p70の他に、p40のホモ二量体が存在する。
出典
[編集]- ^ a b c Claire Fieschi and Jean-Laurent Casanova (2003-05-07). “Mini-review The role of interleukin-12 in human infectious diseases: only a faint signature”. European Journal of Immunology 33 (6): 1461-1464. doi:10.1002/eji.200324038. PMID 12778462.
- ^ 臼井崇「CD4+ヘルパーT細胞分化の基礎と臨床」『日本臨床免疫学会会誌』第30巻第6号、2007年12月31日、419-427頁、doi:10.2177/jsci.30.419。