エンシフェルム
エンシフェルム Ensiferum | |
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ドイツ・バレンシュテット (2016年7月) | |
基本情報 | |
出身地 |
フィンランド ウーシマー州 ウーシマー県 ヘルシンキ |
ジャンル |
フォーク・メタル[1][2] ブラックメタル[1][3] ヴァイキング・メタル[2] メロディックデスメタル[2] デスメタル[2] ヘヴィメタル[3] パワーメタル[3] |
活動期間 | 1995年 - |
レーベル |
スパインファーム・レコード フォンタナ・ユニバーサル メタル・ブレイド・レコーズ ユニバーサル・インターナショナル ワードレコーズ |
公式サイト | www.ensiferum.com |
メンバー |
ペトリ・リンドロス (ボーカル・ギター) マルクス・トイヴォネン (ギター・バックボーカル) サミ・ヒンカ (ベース・バックボーカル) ペッカ・モンティン (キーボード・クリーンボーカル) ヤンネ・パルヴィアイネン (ドラム) |
旧メンバー |
ヤリ・マーエンパー (ボーカル・ギター) サウリ・サヴォライネン (ベース) ユッカ=ペッカ・ミエティネン (ベース) メイユ・エンホ (キーボード) エンミ・シルヴェンノイネン (キーボード・バックボーカル) オリヴァー・フォキン (ドラム) キモ・ミエティネン (ドラム) ネッタ・スコグ (アコーディオン) |
エンシフェルム(Ensiferum)は、フィンランド出身のフォーク・メタルバンド。
略歴
[編集]1995年にマルクス・トイヴォネン (ギター)、サウリ・サヴォライネン (ベース)、キモ・ミエティネン (ドラム)の3人で結成。翌1996年にヤリ・マーエンパー (ボーカル・ギター)が加入し、最初のデモをリリースした。
1998年にサウリ・サヴォライネンとキモ・ミエティネンが脱退し、キモ・ミエティネンの弟ユッカ=ペッカ・ミエティネン (ベース)とオリヴァー・フォキン (ドラム)が加入した。ユッカ=ペッカ・ミエティネンはこの時、わずか14歳だった。
1999年に2本のデモを作成し、同年にフィンランドのスパインファーム・レコードと契約した。2000年に1stアルバム『Ensiferum』のレコーディングを行い、レコーディング後にキーボーディストのメイユ・エンホが加入した(『Ensiferum』はゲストのキーボーディストが参加している)。同アルバムは2001年にリリースされデビューを果たした。
2003年に、2ndアルバム『Iron』のレコーディング後に、ヤリ・マーエンパーがウィンターサン専念のために脱退した。『Iron』は2004年にリリースされる。このアルバムは日本でもユニバーサルインターナショナルからリリースされ日本デビューを飾った。
ヤリ・マーエンパーの後任はノーサーのペトリ・リンドロス(ボーカル・ギター)で、急遽サポートメンバーとして迎えてライブ活動を行った後、2004年末に正式にメンバーとなった。その後、ユッカ=ペッカ・ミエティネンとオリヴァー・フォキンが脱退し、サミ・ヒンカ (ベース)とヤンネ・パルヴィアイネン (ドラム)が加入した。ちなみに、ノーサーのベーシスト、ユッカ・コスキネンが後にウィンターサンに加入している。
2005年に初来日をはたした。
2006年にミニアルバム『Dragonheads』、2007年に3rdアルバム『Victory Songs』をリリースする。リリース後、メイユ・エンホが脱退した。そのため、セッション・メンバーとして、エンミ・シルヴェンノイネンが加入した。エンミ・シルヴェンノイネンは、2009年に正式メンバーとなった。
同じ2009年には、ペトリ・リンドロスがノーサーから脱退し、エンシフェルムに専念することになった。同年に4thアルバム『From Afar』をリリース。同アルバムの日本盤はリリースされなかった。
2012年に5thアルバム『Unsung Heroes』をリリース。フィンランドの週間アルバムチャートでは3位にランクインした[4]。その後、計4週間週間アルバムチャートTOP50入りを果たした[4]。
2013年4月に14年間所属したスパインファーム・レコードを離脱、アメリカ合衆国のメタル・ブレイド・レコーズに移籍した[5]。
2014年2度目の来日を果たし、東京と大阪にて公演を行った。
2015年2月に6thアルバム『One Man Army』をリリース[6]。
2016年4月、キーボーディストのエンミ・シルヴェンノイネンが家庭の事情により脱退し、元チュリサスのネッタ・スコグ (Accordion)が加入した[7]。ネッタ・スコグはこれまでツアーメンバーとしてエンシフェルムに参加していたが、エンミと入れ替わりで正式メンバーとなった[8]。2017年9月に7thアルバム『Two Paths』をリリース。日本ではワードレコーズ傘下のケイオスレインズからリリースされた。12月下旬、ネッタ・スコグの脱退が発表された[9]。脱退の原因は、ネッタとバンド側のスケジュールが合わなくなってしまったため[9]。バンド側は発表時点では後任を探していないことを明言しており[9]、その後はサポートとしてメディアで活動するラウラ・ジャドゥレヴィチ (Key)が参加するようになった。
2018年1月に3度目の来日を果たした。
2020年2月末、ペッカ・モンティン (Key, Clean Vo)が正式メンバーとして加入した[10]。7月に8thアルバム『Thalassic』をリリース。本アルバムのタイトルは、古いギリシャ語で『海の』という意味で、バンド初のテーマ・アルバムであり、全曲が「海」もしくは「水」に関連している[11]。
メンバー
[編集]現ラインナップ
[編集]- ペトリ・リンドロス (Petri Lindroos) - ボーカル・ギター (2004年 - )
- マルクス・トイヴォネン (Markus Toivonen) - ギター・バックボーカル (1995年 - )
- アルバムではアコースティック・ギターやSharman Drum、バンジョーも担当している。
- サミ・ヒンカ (Sami Hinkka) - ベース・バックボーカル (2004年 - )
- ペッカ・モンティン (Pekka Montin) - キーボード・クリーンボーカル (2020年 - )
- ジューダス・アヴェンジャーなどでも活動。他バンドでは、ボーカリストとしての活動が多い。
- ヤンネ・パルヴィアイネン (Janne Parviainen) - ドラムス (2005年 - )
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ペトリ・リンドロス(Vo/G) 2017年
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マルクス・トイヴォネン(G) 2017年
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サミ・ヒンカ(B) 2017年
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ヤンネ・パルヴィアイネン(Ds) 2016年
旧メンバー
[編集]- ヤリ・マーエンパー (Jari Mäenpää) - ボーカル・ギター (1996年 - 2004年)
- 現在はウィンターサンで活動中。ニュークリア・ブラスト・オールスターズに参加した。アルバムでは、プログラミングも担当していた。
- サウリ・サヴォライネン (Sauli Savolainen) - ベース (1995年 - 1998年)
- ユッカ=ペッカ・ミエティネン (Jukka-Pekka Miettinen) - ベース (1998年 - 2004年)
- メイユ・エンホ (Meiju Enho) - キーボード (2000年 - 2007年)
- エンミ・シルヴェンノイネン (Emmi Silvennoinen) - キーボード (2009年 - 2016年)
- セッションメンバーを経て、2009年より正式メンバーとなった。エクセクレイテスでも活動していた。
- キモ・ミエティネン (Kimmo Miettinen) - ドラムス (1995年 - 1998年)
- カダクロスにも参加していた。エンピリアン・ベインで活動中。
- オリヴァー・フォキン (Oliver Fokin) - ドラムス (1998年 - 2005年)
- ネッタ・スコグ (Netta Skog) - アコーディオン(2016年 - 2017年)
- チュリサスでも活動していた。
タイムライン
[編集]ディスコグラフィ
[編集]アルバム
[編集]- Ensiferum (2001)
- アイアン - Iron (2004)
- ヴィクトリー・ソングス - Victory Songs (2007)
- From Afar (2009)
- アンサング・ヒーローズ - Unsung Heroes (2012)
- One Man Army (2015)
- トゥー・パス - Two Paths (2017)
- タラシック - Thalassic (2020)
- ウィンター・ストーム - Winter Storm (2024)
シングル・EP
[編集]- Tale of Revenge (2004)
- ドラゴンヘッズ - Dragonheads (EP) (2006)
- One More Magic Potion (2007)
- From Afar (2009)
ビデオ
[編集]- 10th Anniversary Live (2005)
脚注
[編集]- ^ a b Ensiferum - エンシフェルム - キューブミュージック・2015年8月31日閲覧。
- ^ a b c d Ensiferum reviews, music, news - sputnikmusic・2015年8月31日閲覧。
- ^ a b c “Ensiferum|Biography”. オールミュージック. All Media Guide. 2015年8月31日閲覧。
- ^ a b http://finnishcharts.com/showitem.asp?interpret=Ensiferum&titel=Unsung+Heroes&cat=a 2012年11月10日閲覧
- ^ http://www.ensiferum.com/news/2013 2013年8月3日閲覧。
- ^ https://www.facebook.com/Ensiferum/photos/a.474650141308.257144.44113786308/10152599492501309/?type=1&theater 2015年1月11日閲覧。
- ^ “CHANGES IN THE ENSIFERUM FAMILY”. Ensiferum Official Facebook (2016年4月1日). 2016年4月1日閲覧。
- ^ “Ensiferum add Netta Skog to lineup”. Metal Hammer (2016年4月1日). 2016年4月1日閲覧。
- ^ a b c “NETTA SKOG TO LEAVE ENSIFERUM”. Ensiferum Official Facebook (2017年12月21日). 2018年1月4日閲覧。
- ^ “PEKKA MONTIN JOINS ENSIFERUM ON KEYBOARD AND CLEAN VOCALS”. Ensiferum Official Facebook (2020年2月27日). 2020年4月19日閲覧。
- ^ “タラシック”. ワードレコーズ・ダイレクト. 2020年7月24日閲覧。