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E=MC2 (マライア・キャリーのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
E=mc2〜MIMI第2章から転送)
『E=MC2
マライア・キャリースタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ポップスR&B
レーベル アイランド
ユニバーサル・インターナショナル
プロデュース マライア・キャリー(エグゼクティブ
L.A.リード(エグゼクティブ)
ブライアン=マイケル・コックス、DJトゥーンプ、ジャーメイン・デュプリ、ジェイムス・ポイザー、スウィズ・ビーツザ・ドリームトリッキー・スチュワートスコット・ストーチ、スターゲイト
ゴールドディスク
プラチナ(アメリカ
ゴールド(イギリス)
ゴールド(日本
マライア・キャリー アルバム 年表
MIMI
(2005年)
E=MC2
(2008年)
メモワール
(2009年)
テンプレートを表示

E=MC2』(イー・イコールズ・エムシー・スクエアード)は、マライア・キャリーの11枚目のスタジオ・アルバム。邦題は『E=MC2〜MIMI第2章』。

解説

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タイトルは特殊相対性理論E=mc2からとられた。MCはマライア・キャリーのイニシャルであり、前作(The Emancipation of Mimi)の第2章という意味が隠されている。

タイトル通り内容は前作を踏襲しており、ヒップホップ系のプロデューサーやゲストアーティストを多数参加させつつ、アダルト・コンテンポラリー寄りのバラードも収録している。

米国では前作を上回る46.3万枚の初動売上でBillboard 200の初登場1位を記録し、2週連続1位を獲得した[1]。しかしながら米国での累計セールスは約130万枚、全世界では約250万枚と前作に比べて大幅にセールスを減らした。 前作と比べセールス的には下がったが、ダウンロードなどのデジタル音楽業界により世界中で年々CDが売れないと言われている時代にこの売り上げは、まずまずの成功と言えるだろう。 2008年5月にプロモーションのため来日した。本作に付随したライブツアーは行われなかった。

シングル

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  1. タッチ・マイ・ボディ
    18作目のBillboard Hot 100 第1位を獲得。ザ・ビートルズ(通算20曲)に次ぐ記録となった。
  2. バイ・バイ
    この曲のプロモーションビデオに出演し知り合ったニック・キャノンと電撃結婚した。Billboard Hot 100 最高19位。
  3. ラヴィン・ユー・ロング・タイム
    日本テレビ系プロ野球中継「PRIDE&SPIRIT 日本プロ野球」の2008年度テーマ曲。その縁で5月のプロモーション来日時に東京ドームでの読売ジャイアンツの試合で始球式を行った。Billboard Hot 100 最高58位。
  4. アイ・ステイ・イン・ラヴ
    Billboard Hot 100にはランクインしなかった。原曲はバラードだが、ダンスリミックスがBillboard Hot Dance/Club Playで自身12曲目の1位となった。

収録曲

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  1. Migrate feat. T-Pain(マイグレイト feat. T-ペイン
  2. Touch My Body(タッチ・マイ・ボディ)
  3. Cruise Control(クルーズ・コントロール)
  4. I Stay In Love(アイ・ステイ・イン・ラヴ)
  5. Side Effects feat. Young Jeezy(サイド・エフェクツ feat. ヤング・ジージー
  6. I'm That Chick(アイム・ザット・チック)
  7. Love Story(ラヴ・ストーリー)
  8. I'll Be Lovin' U Long Time(ラヴィン・ユー・ロング・タイム)
  9. Last Kiss(ラスト・キス)
  10. Thanx 4 Nothin'(サンクス・フォー・ナッシン)
  11. O.O.C.
  12. For The Record(フォー・ザ・レコード)
  13. Bye Bye(バイ・バイ)
  14. I Wish You Well(アイ・ウィッシュ・ユー・ウェル)
  15. Heat(ヒート) - 日本盤ボーナストラック
  16. 4real4real(フォーリアルフォーリアル) - 日本盤ボーナストラック

チャート成績 

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チャート(2008年) 最高順位
アメリカ(Billboard Hot 100[1] 1
イギリス(全英アルバムチャート[2] 3

脚注

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  1. ^ a b Mariah Carey”. Billboard. 2023年1月19日閲覧。
  2. ^ Mariah Carey|full Official Chart History”. Official Charts. 2023年1月19日閲覧。