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西島大介

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
DJまほうつかいから転送)
西島 大介
本名 西島 大介
生誕 (1974-10-05) 1974年10月5日(50歳)
日本の旗 日本 東京都の旗 東京都三鷹市
国籍 日本の旗 日本
職業 漫画家挿画家映像作家著作家音楽家
活動期間 1990年代中盤 -
ジャンル 青年漫画
SF漫画
セカイ系
代表作世界の終わりの魔法使い
ディエンビエンフー
受賞 第35回星雲賞 アート部門
公式サイト 西島大介 - Jimdo
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西島 大介
別名 DJまほうつかい、ひめとまほう
生誕 (1974-10-05) 1974年10月5日(50歳)
出身地 日本の旗 日本 東京都三鷹市
ジャンル エレクトロニカ
テクノポップ
電子音楽
職業 音楽家漫画家イラストレーター映像作家
活動期間 2005年 -
共同作業者 姫乃たま
公式サイト DJまほうつかい - Jimdo

西島 大介(にしじま だいすけ、1974年10月5日[1] - )は、日本漫画家イラストレーターライター映像作家音楽家

東京都出身で広島県広島市育ち。既婚者で二児の父。2011年から第2の故郷である広島市に再転居[2][3]

概要

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1990年代中盤から、「コミッカーズ」(美術出版社)などでイラストレーターとして活躍。2004年に『凹村戦争』で漫画家デビュー。以降、「SFマガジン」「ファウスト」など、サブカル系の文芸誌を仕事の舞台にしている。2015年3月に公開した映画『世界の終わりのいずこねこ』の共同脚本を手がけ、自らの手でコミカライズした同名作『世界の終わりのいずこねこ』がwebマガジン「ぽこぽこ」にて連載された[4]。さらに、DJまほうつかい名義で、エレクトロニカの楽曲を発表、姫乃たまとの音楽ユニットひめとまほうとしても活動していた。

略歴

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父親の仕事の関係で、各地を転々として育つ。幼稚園と中学・高校は広島育ち[2]広島市立井口中学校広島県立広島観音高校卒業後、上京[2]。ライターの松谷創一郎は高校の同級生。

1993年 ソニー・ミュージック主催のDEPにマリオペイントで作った短編映像『SF旅行記』で入選。1997年 ウェブ上にてキョンシー・ビデオを扱った連載コラム『カムカム! キョンシーズ』を発表。1998年 MTVステーションIDコンテストに映像作品を応募し、入賞。

1999年8月 大塚ギチ菊崎亮コヤマシゲト宮昌太朗とUNDERSELL ltd.設立。

2000年、『巨人のドシン解放戦線チビッコチッコ大集合』のゲーム・ムービー『巨人以上』の、監督・シナリオ・絵コンテ・キャラクターデザインなどすべてを担当。ラップにはまる。

2003年7月31日 UNDERSELL ltd.を退社しフリーランスとしての活動を始める。

2004年、『凹村戦争』を描き下ろしで早川書房より刊行。第35回星雲賞アート部門受賞。

2009年 漫画『世界の終わりの魔法使い』シリーズの描き下ろし原稿が、出版社により紛失されたという事件の経緯を漫画化した『魔法なんて信じない。でも君は信じる。』を刊行。夏に講談社BOX主催の漫画家養成企画「西島大介のひらめき☆マンガ学校」開始。

2013年、『すべてがちょっとずつ優しい世界』が第3回広島本大賞コミック部門で大賞を受賞。『すべてがちょっとずつ優しい世界』展を東京 AI KOKO GALLERYにて開催。

2018年、さやわか監修 マンガ家育成スクール「ゲンロン ひらめき☆マンガ教室」の“ひらめき☆プロデューサー”に就任[5]

2019年、西島大介プロデュース・原作によるアイドルプロジェクト「迷ゐゴ」が始動[6]。2020年、個人電子出版レーベル「島島」を設立し、自作品の電子配信を開始。また、設立に至る経緯をエッセイ本「電子と暮らし」として刊行[7]

人物

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作品リスト

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単行本
  • 凹村戦争(早川書房、2004年ハヤカワ文庫JA2010年
  • 世界の終わりの魔法使い(九龍COMICS、河出書房新社2005年
    • 恋におちた悪魔----世界の終わりの魔法使いII(河出書房新社、2006年
    • 影の子どもたち----世界の終わりの魔法使いIII(河出書房新社、2009年
    • 小さな王子さま----世界の終わりの魔法使いIV(KCピース講談社2012年
    • 世界の終わりの魔法使い 完全版(駒草出版、2020年 - 2022年、全6巻)
  • ディエンビエンフーニュータイプ100%コミックス角川書店、2005年)
  • 土曜日の実験室―詩と批評とあと何か(INFASパブリケーションズ、2005年)
  • アトモスフィア 上・下(ハヤカワSFシリーズ Jコレクション、早川書房、2006年)
  • All aboutマンガっち(INFASパブリケーションズ、2007年)
  • アトムちゃん(角川書店、2009年)
  • 魔法なんて信じない。でも君は信じる。(大谷能生の論考を付属、太田出版、2009年)
  • I Care Because You Do(KCピース、講談社、2012年)
  • すべてがちょっとずつ優しい世界(KCピース、講談社、2012年)
  • Young, Alive, in Love(ヤングジャンプコミックスDIGITAL集英社、2013年 - 2014年、全3巻)
  • All those moments will be lost in time(ハヤカワSFシリーズ Jコレクション、早川書房、2013年)
  • 夏の彗星 西島大介コミックス未収録作品集(単行本コミックス、角川書店、2014年) - 以下の作品を収録(掲載順)
    • 夏の彗星(『新現実』Vol.3、角川書店、2004年)
    • サーフィン・オン・サイン・ウェーブ(『新現実』Vol.1、角川書店、2002年)
    • ジョージ・アダムスキー連続体(早川書房『S-Fマガジン』2003年7月号)
    • 宇宙(そら)色のブーケ(早川書房『S-Fマガジン』2005年7月号)
    • きみが僕のこと好きになってほしい(幻冬舎ポンツーン』2001年11月号 - 2006年1月号に連載、全3回)
    • おりんとこりん(『新現実』Vol.2、角川書店、2003年
    • むさしのジョギング日記(『モーニング・ツー』12号、講談社、2008年)
    • ふらんすジョギング日記(『モーニング・ツー WEB』2009年8月22日公開、講談社)
  • 世界の終わりのいずこねこ(太田出版2015年
  • コムニスムス(rn press2023年
単行本未収録漫画
  • 空飛ぶリス(早川書房『S-Fマガジン』2001年1月号 - 12月号に連載、全12回)
  • くもはち。(講談社『メフィスト』2003年5月号 - 2005年1月号に連載、全6回、原案:大塚英志
  • 妖怪小戦争(角川書店『エース特濃』Vol.9に掲載、原作:大塚英志、2004年)
  • あたらしいうた(単行本未収録だが、画集『くらやみ村のこどもたち』に収録)
  • 美術は静かに無題さんに語りかける。(広島市現代美術館ニュースレター『Untitled』Vol.2[8] - Vol.9) - 広島市現代美術館のnoteでも公開
  • コロナくんの追憶(QJWeb、2022年、全6回)
  • Me,Myself and I(comipo・DLsite comipo、2023年11月10日[9] - )
画集
絵本
イラストコラム
  • 遊星からの物体SEX(『ファウスト』Vol.1 - Vol.6 SIDE-Bに連載、講談社、2003年 - 2005年)
  • X-JAPAN復活東京ドーム3DAYS「破壊の夜」完全レポート『破壊の夜は断じて勝ち組っ!?』(『ファウスト』Vol.7、講談社、2008年
イラストカット
  • 化物語(アニメ第11話エンドカード)
  • ユリイカ 総特集†魔法少女まどか☆マギカ 魔法少女に花束を(2011年11月臨時増刊 口絵)
  • つぐもも(アニメ第3話エンドカード)

他多数

表紙イラスト
顔出しパネルのイラスト
ラジオ
  • 一隅の仕事びと(広島エフエム放送 2014年 インタビュアー)
  • 西島大介のすべてがちょっとずつ優しいラジオ(2013年12月30日17:47~19:00、RCCラジオ
キャラクター
映画
エッセイ
  • 電子と暮らし(双子のライオン堂、2020年)

脚注

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  1. ^ 西島大介 - コミックナタリー”. ナタリー. 2019年4月5日閲覧。
  2. ^ a b c d 中国新聞2012年7月27日
  3. ^ 中国新聞から取材をうけました|せかいまほうBLOG
  4. ^ 世界の終わりのいずこねこ - ぽこぽこ作品紹介ページ
  5. ^ 「ひらめき☆マンガ教室」2期生募集中、新ゲスト講師に田中圭一や古屋兎丸ら”. コミックナタリー (2018年3月14日). 2019年4月8日閲覧。
  6. ^ 西島大介プロデュースのアイドル企画「迷ゐゴ」が始動、メンバーをマンガ化”. コミックナタリー (2019年2月14日). 2019年4月8日閲覧。
  7. ^ 西島大介が発見した“資産”とは?漫画家の可能性を広げる『電子と暮らし』(大森望)”. QJWeb クイック・ジャパン ウェブ. 2023年6月2日閲覧。
  8. ^ “西島大介、広島市現代美術館の休館中限定ニュースレターで新連載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年5月7日). https://natalie.mu/comic/news/427361 2021年5月7日閲覧。 
  9. ^ “ウイルスが蔓延する閉塞的世界で少年は闘う「Me,Myself and I」西島大介の新連載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年11月10日). https://natalie.mu/comic/news/548584 2023年11月10日閲覧。 
  10. ^ 西島大介が神林長平の小説「絞首台の黙示録」で装画担当、原画はF50サイズ”. コミックナタリー (2015年10月20日). 2015年10月20日閲覧。
  11. ^ シノビー&ニン丸”. 読売テレビ. 2019年8月4日閲覧。
  12. ^ 西島大介が読売テレビの新キャラをデザイン、神出鬼没な忍者シノビー登場”. コミックナタリー. ナタリー (2018年4月2日). 2019年8月4日閲覧。

外部リンク

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