クラブ・ノクターン
表示
(Club Nocturneから転送)
『クラブ・ノクターン』 | ||||
---|---|---|---|---|
イエロージャケッツ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1998年 | |||
ジャンル |
フュージョン コンテンポラリー・ジャズ スムーズジャズ | |||
時間 | ||||
レーベル |
ワーナー・ブラザース・レコード アメリカ合衆国 ワーナーミュージック・ジャパン WPCR 2169 日本 [2] | |||
プロデュース | イエロージャケッツ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
イエロージャケッツ アルバム 年表 | ||||
|
クラブ・ノクターン(Club Nocturne)は、アメリカのフュージョン・グループ、イエロージャケッツがワーナー・ブラザース・レコードより1998年に発売したスタジオ・アルバム。
このアルバムを最後にレーベルをワーナー・ブラザースからヘッズ・アップへ移籍した。ドラマーのウィリアム・ケネディもこのアルバムを最後に一時グループから離れる。
このアルバムの作成理由はラッセル・フェランテが男性のファンとホームページ上でやり取りをしていたところをみていた彼の妻が「男性のファンが多いみたいだから、女性にも楽しんでもらえるような音楽を演奏してみては」とつぶやいたことから、ソフトでムーディーな作風に仕上がったという。[2]
ゲスト・ボーカルとして、カート・エリング[3]が「Up from New Orleans」と「All Is Quiet」に、ブレンダ・ラッセルが「Love and Paris Rain」[4]に、ジョナサン・バトラーがリチャード・ペイジ(ミスター・ミスター)作曲による「Even the Pain」に参加している。国内盤のボーナス・トラックにジノ・ヴァネリがゲスト参加しており、自身のヒット曲「Living Inside Myself」をセルフ・カバーしている。
トラック・リスト
[編集]# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
---|---|---|---|
1. | 「"Spirit of the West"」 | Ferrante | |
2. | 「"Stick_to_it_ive_ness"」 | Ferrante | |
3. | 「"Up from New Orleans"」 | Mintzer | |
4. | 「"The Evening News"」 | Ferrante, Kennedy, Mintzer | |
5. | 「"Even the Pain"」 | Richard Page | |
6. | 「"Love and Paris Rain"」 | Ferrante, Kennedy, Russell | |
7. | 「"The Village Church"」 | Ferrante | |
8. | 「"Twilight for Nancy"」 | Ferrante, Haslip | |
9. | 「"Automat"」 | Ferrante, Haslip | |
10. | 「"All Is Quiet"」 | Mintzer, Elling | |
合計時間: |
# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
---|---|---|---|
11. | 「"Living Inside Myself"」 | Vannelli |
パーソネル
[編集]- ラッセル・フェランテ (Russell Ferrante) - ピアノ、キーボード
- ジミー・ハスリップ (Jimmy Haslip) - エレクトリックベース
- ウィリアム・ケネディ (William Kennedy) - ドラムス
- ボブ・ミンツァー (Bob Mintzer) - テナー&ソプラノ・サクソフォーン
- ゲスト・ミュージシャン
- ジョナサン・バトラー (Jonathan Butler) - ボーカル (5)、バック・ボーカル (5)
- カート・エリング (Kurt Elling) - ボーカル (3、10)
- James Harrah - ギター (6)
- Munyungo Jackson - パーカッション (5)
- リチャード・ペイジ (Richard Page) - バック・ボーカル (5)
- ブレンダ・ラッセル (Brenda Russell) - ボーカル (6)
脚注
[編集]- ^ a b Club Nocturne - Yellowjackets | AllMusic
- ^ a b c アルバム 国内盤(1998年、WPCR 2169) ライナー及びクレジット
- ^ 国内盤ライナーにはクルト・アーリングと表記されている。
- ^ ラッセルは後に自身のアルバム『パリ・レイン』(2000年)にてセルフカバーする。