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シビリアン・ドローン・ストライク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Civilian Drone Strikeから転送)
『シビリアン・ドローン・ストライク』
原題: Civilian Drone Strike
作者バンクシー
製作年2017年 (2017)
前作シリア移民の息子
次作愛はごみ箱の中に

シビリアン・ドローン・ストライク』(原題: Civilian Drone Strike)は、バンクシーによる2017年の美術作品[1]。3機の無人機「ゼネラル・アトミックス RQ-1 プレデター」が、爆撃された家とその様子を見つめる子どもとペットを描いた幼い絵の上を飛行する様子が描写されている。この作品は「Art the Arms Fair」に寄贈され、武器見本市「DSEI英語版 2017」に合わせて展示された[2][3]。同展の主催者サム・ボルトンは、「子供が描いたような絵をあえて破壊することにより、バンクシーは明らかに、軍産複合体に異議を唱えている」と評している[4]。そして競売の結果205000英ポンドで売却され[5]、その収益は民間団体[6]武器貿易反対キャンペーン英語版」および人権擁護団体[7]リプリーヴ英語版」に寄付された[8]

脚注

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  1. ^ Banksy が兵器の国際見本市を批判する新作アートピースを公開」『Hypebeast』2017年9月14日。2023年3月21日閲覧。
  2. ^ Art The Arms Fair – Against DSEI Arms Fair”. www.artthearmsfair.org. 2017年9月13日閲覧。
  3. ^ Instagram post by Art The Arms Fair • Sep 11, 2017 at 6:12pm UTC”. Instagram. 25 December 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月21日閲覧。
  4. ^ 覆面芸術家バンクシーが新作公開、武器見本市に異議」『毎日新聞』2017年9月14日。2023年3月21日閲覧。
  5. ^ Gayle, Damien (16 September 2017). “Banksy gives £205,000 to human rights and anti-arms trade groups”. 2017年9月16日閲覧。
  6. ^ 武器を輸出すれば日本も「手が血に染まる」」『日経ビジネス』2018年2月23日。2023年3月21日閲覧。
  7. ^ 英団体、音楽による拷問禁止でエミネムらに協力呼びかけ」『ロイター』2009年5月21日。2023年3月21日閲覧。
  8. ^ Shaw, Alex. “New Banksy work to be revealed at Art the Arms Fair”. 2017年9月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月13日閲覧。

関連項目

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