自転車協会認証
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(BAAマークから転送)
自転車協会認証(じてんしゃきょうかいにんしょう、Bicycle Association (Japan) Approved、略称BAA)は、社団法人自転車協会(現:一般社団法人自転車協会)が制定した日本の自転車安全基準である。一般用自転車を対象としたBAAは、2004年9月から実施された。2007年10月から、スポーツ自転車を対象としたスポーツBAA(略称SBAA)が導入された。
概要
[編集]BAAは、自転車の品質低下による事故を防ぎ、また「安全で長持ちする自転車」を目指し、安全性の向上と廃棄・放置自転車による環境への悪影響を防ぐことを目的とし、日本工業規格をベースにドイツ規格 (DIN) の安全基準を加えたものである。ねじ・ペダル・ブレーキ・制動性能・にぎり・照明・車輪・どろよけ・前ホーク・駆動部・ハンドル・リフレックスリフレクタ・フレームの各部について設けた基準以上の性能になるように制定し、適合車にはフレームに対しマークを貼る。
スポーツBAAは、スポーツ用自転車全般をカバーする安全基準がなかったことから設けられたもので、自転車協会による「スポーツ用自転車安全基準」に適合した自転車(完成車)に製造者・輸入者がマークを貼る。この基準は2007年1月に発効したBS-EN規格を基にして、日本の事情に合わせて制定された。同時にスポーツ用自転車の安全性は販売者の技量に負うところが大きいとして、販売者の技量を認定するスポーツBAAプラスという資格制度も設けられた。
対象車種
[編集]BAA
[編集]- スポーツ車(マウンテンバイク類形車を除く)
- マウンテンバイク類形車
- シティ車
- 折りたたみ自転車
- 幼児車
- 幼児2人同乗用自転車
- その他(電動アシスト自転車など。ただし三輪車などの特殊車は除く)