南極ドル
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南極ドル | |
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ISO 4217 コード | AQD |
中央銀行 | 南極海外両替事務所 |
ウェブサイト | www |
使用 国・地域 | 南極大陸 (法定通貨ではない) |
通貨記号 | A$ |
硬貨 | なし |
紙幣 | 1, 2, 3, 5, 10, 20, 50, 100 A$ |
紙幣製造 | British American Banknote Company (2001年まで) |
南極ドル(Antarctican dollar)は、有限会社南極海外両替事務所(Antarctica Overseas Exchange Office)が発行している、南極大陸の通貨を模した土産物である。南極大陸やその他の大陸や国の法定通貨ではないが、発行元の企業は「有効期限を通じて額面分の光栄が得られる」としている[1]。公式サイト(ウェブアーカイブ)で実物のイラストを見ることができる。
南極海外両替事務所は、南極ドルの収益の一部を南極地域での調査や人道主義活動を行う組織の基金にすると表明している[2]。
紙幣
[編集]1996年発行
[編集]1996年発行 | ||||||
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額面 | サイズ | 表面 | 裏面 | 印刷日 | 発行日 | 有効期限 |
A1 | 177.8 x 88.9 mm (7 x 3.5 in.) | ピーターマン島のペンギン | ポーレット島のアデリーペンギン | 1996年3月1日 | 1996年3月2日 | 2001年12月31日 |
A5 | 浮氷の上のカニクイアザラシ | アホウドリとシャチ | ||||
A10 | ロバート・スコット | 南極大陸の地図 | ||||
A20 | ノルウェーの国旗の前のロアール・アムンセン | 1911年12月14日のアムンセンの南極点への到達 | ||||
A50 | マクマード基地 | 南極条約 | ||||
A100 | オゾンホールの検出 | ドブソン単位で計測したオゾン, 気象衛星 |
1999年/2001年発行
[編集]1999年/2001年発行 | |||||||||
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Image | 額面 | サイズ | 表面 | 裏面 | 印刷日 | 発行日 | 有効期限 | 備考 | |
[1] | [2] | A1 | 160 x 80 mm | ピーターマン島のペンギン | ポーレット島のアデリーペンギン | 1999年4月22日 (アースデー) | 2008年12月31日 | 1996年のA1と類似 | |
[3] | [4] | A2 | 岩の上のペンギン | ニュージーランドの航空機事故, AOEOに認められた南極大陸の旗 | 1999年11月28日 | ||||
[5] | [6] | A5 | ノルウェーの国旗の前のロアール・アムンセン | アホウドリ | 2001年1月1日 | 2001年1月2日 | 2010 | 1996年のA20と類似 | |
A10 | ロバート・スコット | 南極大陸の旗 | 1996年のA10と類似 | ||||||
[7] | [8] | A20 | 浮氷上のカニクイアザラシ | オオウミガラス | 1996年のA5と類似 | ||||
[9] | [10] | A50 | マクマード基地 | 南極条約 | 1996年のA50と類似 | ||||
[11] | [12] | A100 | オゾンホールの検出 | ドブソン単位で計測したオゾン, 気象衛星 | 1996年のA100と類似 | ||||
These images are to scale at 0.7 pixels per millimeter, a standard for world banknotes. |
関連項目
[編集]出典
[編集]- ^ “Antarctica Overseas Exchange Office Website”. 2010年12月19日閲覧。
- ^ “Peter Symes Review”. 2013年4月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年12月19日閲覧。