コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ヴァーツ - ヴァラシュシャジャルマト線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
75号線 (ハンガリー)から転送)
ハンガリー国鉄
ヴァーツ - ヴァラシュシャジャルマト線の路線図
ヴァーツ - ヴァラシュシャジャルマト線の路線図
路線番号75, 75A
路線総延長70 km
軌間1435 mm
最大勾配 25 パーミル
最高速度60 km/h
停車場・施設・接続路線
ヴァーツ - ドレーゲリパラーンク
BS2+l BS2+r
ブダペスト - ソブ線
BHF BHF
0.0 ヴァーツ
HST STR
2.0 キスシュヴァーツ
ABZgr STR
to Duna Dráva Cement
SBRÜCKE SBRÜCKE
道路2号
SBRÜCKE SBRÜCKE
道路12号
HST STR
6.0 フェニヴェシュヘジュ
BS2l
ブダペスト - ソブ線
HST
9.0 マジャールクート・ヴェロェーツェ
HST
11.5 マジャールクート
BHF
14.3 ソコリヤ
STR+GRZq
ペシュト県 / ノーグラード県
HST
21.2 ベルケンニェ
BHF
23.8 ノーグラード
WBRÜCKE1
ローコシュ・パタク川
BHF
28.4 ディオーシュイェノェー
eABZgr
ロムハーニ方面
HST
33.8 ボルショシュベレーニ
BHF
37.5 ナジュオロシーン
HST
39.4 ドレーゲリヴァール
HST
43.7 サーフェルクート
SBRÜCKE
道路2号
HST
45.9 ドレーゲリ
ABZg+r
シャヒ - バラシュシャジャルマト線
KBHFxe
47.7 ドレーゲリパラーンク
exSTR
シャヒ - バラシュシャジャルマト線
停車場・施設・接続路線
シャヒ - バラシュシャジャルマト
ABZg+l
ズヴォレン - チャタ線
KBHFxe
31.5 シャヒ
xGRENZE
スロバキア / ハンガリー
exHST
Hont
KBHFxa
38.9 ドレーゲリパラーンク
ABZgr
ヴァーツ - ドレーゲリパラーンク線
HST
43.7 イポリヴェツェ
BHF
50.5 デイタール
hKRZWae
ローコシュ=パタク川
HST
52.8 イポリソーク
HST
56.6 エーゲルラープ
ABZg+r
From Prysmian
BHF
60.4 バラシュシャジャルマト
ABZgr
Galgamácsa方面、Lučenec方面

ヴァーツ - バラシュシャジャルマト線ハンガリー語: Vác–Balassagyarmat-vasútvonal)は、ハンガリー国鉄の鉄道線の名称である。路線番号は75。S750の系統番号がつけられている。

歴史

[編集]

イペル川沿線の鉄道路線はハンガリーの古い鉄道建設プロジェクトで、上ハンガリー地域(Felvidek)鉱山地帯の鉄道連結がその目的であった。南東帝国鉄道(k.k. Südostliche Staatsbahn)はソプからイペル川辺経由でミシュコルツに至る鉄道路線を計画したが、計画は実現されなかった。

1886年9月チャタ - イポイシャーグ間オーストリア=ハンガリー国家鉄道(k.k. privilegierte Österreichisch-ungarische Staatseisenbahn-Gesellschaft, StEG)により開通されて、StEGはバラシュシャジャルマト方面の路線延長工事を開始した。1891年1月1日ハンガリーのStEGが王立ハンガリー鉄道に合併された後に[1]、国鉄はStEGの建設工事を引き受けて、イポイシャーグ(現在シャヒ) - バラシュシャジャルマト間を同年8月15日に開通した。

オーストリア=ハンガリー帝国の解体以後、1920年6月4日にトリアノン条約が締結され国境線はシャヒ - ドレーゲリパラーンク間に確定された。1938年11月に第一次ウィーン裁定によりその区間は第二次世界大戦の終戦までハンガリー国鉄に組み入れられた。国境が再び設置された後にシャヒ - ドレーゲリパラーンク間列車通行は再開できなかった。

1963年国境線 - ドレーゲリパラーンク間の線路が撤去された。

運行形態

[編集]
  • ヴァーツ - ディオーシュイェネー ( - バラシュシャジャルマト)[2]
    1時間に1本の運行。ヴァーツで、70号線ブダペスト方面特別快速と接続する。うち、バラシュシャジャルマトまで運行されるのは3-5時間に1本となる。早朝・深夜など一部に限り、シャーフェルクートを通過する。
    過去の運行形態
    2020年度以前は、休日の本数が少なく、3時間に1本の運行であった。また、シャーフェルクートは春・夏・秋のみ停車で、冬季は全列車が通過していた。
    2021年度より、休日の本数が1-2時間に1本に増発された。
    2022年夏以降、シャーフェルクートに、土曜・休日限定で通年で半数の列車が停車する様になった[3]
    2024年度以降、シャーフェルクートは大部分が停車となった。

駅一覧

[編集]

以下では、ハンガリー国鉄75号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。

  • 印:全列車停車
  • 印:大部分通過、一部停車
  • |印:全列車通過
路線名 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ S 接続路線 所在地
75 ヴァーツ駅 - 0 70号線(プラハ方面、ブダペスト方面)
71号線(ヴェレシェジハーズ方面)
ペシュト県 ヴァーツ郡
キシュヴァーツ駅 2 2  
フェニヴェシュヘジ駅 4 6  
マジャルクート・ヴェレーツェ駅 4 10  
マジャルクート駅 2 12  
ソコヤ駅 3 15  
ベルケニェ駅 6 21   ノーグラード県 レーチャーグ郡
ノーグラード駅 3 24  
ディオーシュイェネー駅 4 28  
ボルショシュベレーニ駅 6 34  
ナジョロシ駅 4 38  
ドレーゲイヴァール駅 2 40  
シャーフェルクート駅 5 45   バラシュシャジャルマト郡
ドレーゲイ駅 1 46  
ドレーゲイパラーンク駅 2 48  
イポイヴェツェ駅 5 53  
デイタール駅 7 60  
イポイセグ駅 2 62  
エゲルラープ駅(休止中)   (66)  
バラシュシャジャルマト駅 8 70 78号線(アソード方面、イポイタルノーツ方面)


参考文献

[編集]
  • Alfred Horn (2012) (ドイツ語). Eisenbahn Bilderalbum 16: Die k.k. privilegierte Östereichisch-Ungarische Staats-Eisenbahn-Gesellschaft. Wien: Bohmann Verlag. ISBN 978-3-99015-020-7 

外部リンク

[編集]

脚注

[編集]