クロチョウガイ
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(黒蝶貝から転送)
クロチョウガイ | |||||||||||||||||||||
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クロチョウガイ
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Pinctada margaritifera (Linnaeus, 1758) | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
クロチョウガイ | |||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||
Pacific pearl-oyster[1][2] black-lip pearl shell[3] |
クロチョウガイ(黒蝶貝 Pinctada margaritifera)は、ウグイスガイ目ウグイスガイ科の二枚貝[4]である。
概要
[編集]殻長14センチメートル、殻高14センチメートル、殻幅4センチメートルに達する[5]。真珠母貝の一つ。
分布
[編集]インド洋や太平洋の赤道付近に分布[2][6][7][8]。黒真珠(黒蝶真珠)の養殖に使われる[9][10]。
世界で初めて黒真珠(黒蝶真珠)の量産に成功したのは日本の琉球真珠であり、その養殖場がある沖縄県石垣市では、1977年10月にクロチョウガイを市の貝に定めている[11][12]。
利用用途
[編集]ボタンやカフリンクス、ネクタイピン、ピアス、ネックレス、指輪等の装身具に用いられる。
脚注
[編集]- ^ ITIS
- ^ a b Encyclopedia of Life
- ^ WoRMS
- ^ 水生生物情報データベース
- ^ “ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説”. コトバンク. 2018年3月18日閲覧。
- ^ GBIF
- ^ Aquamap
- ^ FAO in SeaLife Base
- ^ 日本における養殖を確認出来るオンライン情報として、“グレートバリアリーフで養殖 琉球真珠、合弁会社設立へ”. 琉球新報. (2010年7月13日) 2011年4月16日閲覧。
- ^ 南太平洋における養殖の歴史と技術をまとめた資料として、Simon Ellis, Maria Haws (December 1999). “Producing Pearls Using the Black-lip Pearl Oyster (Pinctada margaritifera)”. Center for Tropical and Subtropical Aquaculture Publication 141 .
- ^ “真珠養殖”. 琉球真珠. 2019年7月14日閲覧。
- ^ “県内初の「市星」制定へ 石垣市”. 八重山毎日新聞. (2018年12月7日)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 国立研究開発法人 水産研究・教育機構. “Pinctada margaritifera (クロチョウガイ)”. Aquatic Organisms 水生生物情報データベース. 2017年8月15日閲覧。
- “ITIS Standard Report Page: Pinctada margaritifera”. 2011年4月16日閲覧。 ITIS
- “WoRMS taxon details - Pinctada margaritifera (Linnaeus, 1758)”. 2011年4月16日閲覧。 WoRMS
- “Search result of Pinctada margaritifera”. www.aquamaps.org. 2011年4月16日閲覧。
- “Pinctada margaritifera, Pacific pearl-oyster : fisheries”. 2011年4月16日閲覧。 SeaLife Base
- “Pinctada margaritifera (Linnaeus, 1758)”. 2011年4月16日閲覧。 Encyclopedia of Life
- “Pinctada margaritifera (Linnaeus, 1758) GBIF Portal”. 2017年8月15日閲覧。 GBIF