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高塩将樹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
髙塩将樹から転送)
高塩 将樹
統一ライオンズ #28
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 神奈川県横浜市保土ヶ谷区
生年月日 (1989-03-24) 1989年3月24日(35歳)
身長
体重
180 cm
80 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2024年 ドラフト6位
初出場 2024年7月28日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

高塩 将樹(たかしお まさき、1989年3月24日 - )は、神奈川県横浜市保土ケ谷区出身のプロ野球選手投手)。

経歴

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横浜市立西谷中学校在学中は中本牧シニアに所属し、藤沢翔陵高等学校を経て神奈川大学に進学するも、野球部には所属せず4年次からクラブチーム横浜金港クラブに入り、2011年に開催された第36回全日本クラブ野球選手権大会準々決勝の関西メディカルスポーツ学院戦でノーヒットノーランを達成[2]

同年、ベースボール・チャレンジ・リーグのドラフトで富山サンダーバーズから1巡目指名を受け、入団[3]。2012年から2014年まで在籍し、24勝18敗を記録する[4]

2014年のオフに、オーストラリアン・ベースボールリーグブリスベン・バンディッツでプレーし[5]、2015年、福島ホープスに入団[4]、2年間プレーした[6]

2016年末に中華職業棒球大聯盟(CPBL)のトライアウトに参加するも[7][8]、入団には至らず2017年に社会人チームの崇越隼鷹(トプコ・ファルコンズ)中国語版に入団。1年目から主戦投手として活躍し、2017年のポップコーンリーグでは7勝1敗防御率1.57の成績を残し、最多勝利・最優秀防御率を受賞し、ベストナインに選出された[9][10]

2021年末にCPBLは一定の条件を満たした外国人留学生、そして台湾の社会人野球でプレーする外国人選手に、新人ドラフト会議の門戸を開けた。これにより高塩も2022年からドラフト会議の指名対象選手になるも、同年、翌年と指名漏れに終わったが、2024年の同会議で統一ライオンズに6位指名を受け入団[6]

詳細情報

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年度別投手成績

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独立リーグでの年度別投手成績

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出典はリーグウェブサイトの過去の年度別成績[11]





















































W
H
I
P
2012 富山 30 - 1 - - 5 6 0 - .455 423 102.0 90 4 28 - 10 50 3 2 46 35 3.09 1.16
2013 32 - 0 - - 9 8 1 - .529 550 123.0 130 4 47 - 12 83 4 0 52 36 2.63 1.44
2014 20 - 4 - - 10 4 0 - .714 564 137.0 120 5 37 - 7 127 9 0 50 41 2.69 1.15
2015 福島 28 - 0 - - 7 6 0 - .538 413 93.1 95 6 38 - 2 73 8 0 49 40 3.86 1.43
2016 18 - 0 - - 6 7 0 - .462 438 101.1 94 8 34 - 7 91 6 0 44 37 3.29 1.26
通算:5年 128 - 5 - - 37 31 1 - .544 2388 454.2 529 27 184 - 38 424 30 2 241 189 3.74 1.57

背番号

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  • 25(2012年 - 2014年)
  • 4(2014年)※ブリスベンでの背番号
  • 18(2015年 - 2016年)
  • 28(2024年 - )

脚注

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  1. ^ [BCリーグ]富山・中山大コーチ「猛省した選手管理の甘さ」(スポーツコミュニケーションズ)”. 現代ビジネス. 講談社. p. 2 (2014年10月23日). 2024年10月29日閲覧。
  2. ^ 高塩が初の無安打無得点/クラブ選手権」『日刊スポーツ』2011年9月11日。オリジナルの2021年2月2日時点におけるアーカイブ。2021年1月28日閲覧。
  3. ^ 2011ドラフト指名選手からのメッセージ」『』富山雷鳥staff Blog、2011年12月14日。オリジナルの2021年1月29日時点におけるアーカイブ。2021年1月28日閲覧。
  4. ^ a b 高場泉穂「BC福島・高塩が開幕投手に前進 岩村監督「候補」BC福島・高塩が開幕投手に前進 岩村監督「候補」」『日刊スポーツ』2015年4月4日。オリジナルの2021年2月7日時点におけるアーカイブ。2021年1月28日閲覧。
  5. ^ 豪プロ野球リーグ熱戦展開中 地元パース・ヒートを応援しよう!」『The Japan Australia News』2015年1月1日。オリジナルの2021年4月12日時点におけるアーカイブ。2021年1月28日閲覧。
  6. ^ a b 35歳のオールドルーキー 無名の日本人投手・高塩将樹が台湾プロ野球からドラフト指名を受けるまで”. 集英社 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva (2024年7月9日). 2024年10月23日閲覧。
  7. ^ “首屆「中職戰力外測試會」共26人報名逐夢” (中国語). 中華職業棒球大聯盟. (2016年12月12日). オリジナルの2021年2月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210201201737/http://www.cpbl.com.tw/news/view/15688.html?&news=15688l 2021年1月28日閲覧。 
  8. ^ 歐建智 (2016年12月20日). “中職戰力外測試增菘瑋狂投144公里 日投西村憲受矚目” (中国語). ETtodays. オリジナルの2021年2月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210201193858/https://sports.ettoday.net/news/833295 2021年1月28日閲覧。 
  9. ^ 吳清正 (2018年3月9日). “高塩將樹再度挑戰中職 自費參加桃猿測試” (中国語). 自由時報. オリジナルの2021年2月2日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210202072114/https://sports.ltn.com.tw/news/breakingnews/2360758 2021年1月29日閲覧。 
  10. ^ “【爆米花】最佳9人金手套獎名單” (中国語). 蘋果日報. (2018年1月26日). オリジナルの2021年1月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210129093259/https://tw.appledaily.com/sports/20180126/HDBUTAB4CWP7QHOWA5U35JR5YE/ 2021年1月29日閲覧。 
  11. ^ 過去の成績 - ベースボール・チャレンジ・リーグ

関連項目

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外部リンク

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