高塔正翁
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(高塔正康から転送)
たかとう まさおき 高塔 正翁 | |
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本名 | 高松 正雄[1] |
別名義 | 高塔 正康 |
生年月日 | 1914年8月1日 |
没年月日 | ?年 |
出身地 | 日本・東京府(現東京都)[2] |
血液型 | B型[2] |
職業 | 俳優、声優 |
ジャンル | テレビドラマ、映画、アニメ、吹き替え |
活動期間 | 1950年代 - 1970年代 |
高塔 正翁(たかとう まさおき、1914年8月1日[2] ‐ 没年不明)は、日本の男性俳優、声優。別芸名は高塔 正康(たかとう まさやす)。姪孫は、音響監督、声優の影山みこと。
略歴
[編集]ピエルブリアント・エノケン一座[3]、浅草オペラ館[3]、浅草ムーランルージュ[3]、浅草フランス座[3]、りんどうプロ[4]、劇団太陽プロ[5]を経て、フリー[3]。
人物
[編集]海外ドラマ『連邦保安官』でジョン・ラッセルの吹き替えを担当して以降は、主に声優として活動していた[2][6]。
後任
[編集]高塔の没後に持ち役を引き継いだ人物は以下の通り。
- 藤本譲(『スパイ大作戦 第四帝国を阻止せよ』(HDリマスター版追加録音分):ヴォン・クラム将軍役)
- 糸博(『スパイ大作戦 黒の壊滅命令』(HDリマスター版追加録音分):フランク・ウェイン役)
- 大木民夫(『宇宙大作戦 クリンゴン帝国の侵略』(デジタルリマスター版追加録音部分):エイルボーン役)
出演作品
[編集]テレビドラマ
[編集]- 月光仮面(1958年、TBS)
- タケダアワー 豹の眼(1959年、TBS) - 張爺[6]
- 僕らのチャンピオン 第19回 - 第25回「三船十段」(1959年 / フジテレビ)
- 新説水戸黄門(1960年 / フジテレビ)
- 東芝土曜劇場 赤いすずらん(1960年 / フジテレビ)
- 現代偉人伝 三船久蔵(1960年 / NET)
- 特別機動捜査隊 第18話「影の牙」(1962年 / NET)
- 名作推理劇場 黒いデート(1962年 / NET)
- JNR公安36号 第15話「偽造切符」(1962年 / NET)
- 新・隠密剣士(1965年 / TBS) - 龍造寺丹波[7]
- マグマ大使 第45話 - 第48話(1967年、フジテレビ) - 原田五助
映画
[編集]- 100発100中 黄金の眼(1968年 / 東宝) - ストンフェラー
テレビアニメ
[編集]- 8マン(1963年) - デーモン博士[6]
- 鉄腕アトム(1963年) - ジュエル族の声、天馬博士、金属人間B
- ジャングル大帝(1965年) - マロジ
- 戦え!オスパー(1965年) - ライン博士
- おそ松くん(1966年)
- 黄金バット(1967年) - 暗闇バット
- スカイヤーズ5(1967年) - ゴースト
- パーマン(1967年)
- 怪物くん(1968年) - 怪物大王
- サスケ(1968年) - 百鬼示現斎
- 佐武と市捕物控(1968年) - 沢島外記
- 忍風カムイ外伝(1969年) - 黒雲斎
- アニメンタリー 決断(1971年)[8] - ハズバンド・キンメル[要出典]
- イルカと少年(1975年) - パトリック[9]
劇場アニメ
[編集]- 鉄腕アトム 宇宙の勇者(1964年)
ラジオドラマ
[編集]- 金田一耕助探偵物語(ニッポン放送) - 金田一耕助
- 「獄門岩」(1957年)
- 「悪魔のクリスマス」(1957年)
- 「花園の黒蝶」(1958年)
- 「廃屋の鬼」(1958年)
- 「カルメンの死」(1958年)
- 「黒百合姫」(1958年)
- 「黒猫亭事件」(1958年)
- 「壺を持つ女」(1958年)
- 「扉の中の女」(1958年)
人形劇
[編集]- 伊賀の影丸(1963年)
吹き替え
[編集]映画
[編集]- 哀愁(公爵〈C・オーブリー・スミス〉)※テレビ東京版
- 愛すれど心さびしく(コープランド〈パーシー・ロドリゲス〉)※テレビ朝日版
- 印度の放浪児(旅僧〈ポール・ルーカス〉)
- 大いなる西部(ヘンリー・テリル少佐〈チャールズ・ビックフォード〉)※テレビ朝日新録版
- 巨大クモ軍団の襲撃(ウォルター・コルビー〈ウディ・ストロード〉)
- 荒野の墓標(レフティ〈アンドレ・メフート〉)
- 10月のミサイル(ドゴール・フランス大統領)
- スターシップ・インベーション(ラムセス〈クリストファー・リー〉)
- 新・天地創造(ヴィンス・エドワーズ)
- 大海賊(アンドリュー・ジャクソン〈チャールトン・ヘストン〉)
- 大地震(サム・ロイス〈ローン・グリーン〉)※TBS版
- 泥棒貴族(アブダル〈アーノルド・モス〉)
- 贋金つくり(サロ・ウルツィ)
- ハワイの陰謀(ハル・ベイラー)
- 灼熱の怪(ストーン医師〈ピーター・カッシング〉)
- ブーメランのように(顧問弁護士リテール〈シャルル・ヴァネル〉)
- フランケンシュタインの怒り(フランケンシュタイン男爵〈ピーター・カッシング〉)
- 女猫(ハインツ・ミュラー大尉〈クルト・マイゼル〉)
- 連邦保安官(ダン・トループ〈ジョン・ラッセル〉)
- ローン・レンジャー(ナレーション〈初代〉)
- ロンメル軍団を叩け(エルヴィン・ロンメル元帥〈ヴォルフガング・プライス〉)
- 若草物語(ローリー祖父〈C・オーブリー・スミス〉)※東京12ch版
ドラマ
[編集]- アウター・リミッツシリーズ
- ガラスの手を持つ男(ボス・アーチ)
- 宇宙怪獣メガソイド(メガソイド)
- 奥さまは魔女 ※第39・59・84・85話
- 刑事コロンボ 闘牛士の栄光(エクトール・ランヘル〈ロバート・カリカート〉)
- コンバット! #1(神父〈ヘンリー・ダニエル〉)
- サンセット77「愛と欲」
- スタートレック 宇宙大作戦シリーズ
- 謎の球体(ベイロック〈テッド・キャシディ〉)
- クリンゴン帝国の侵略(エイルボーン〈ジョン・アボット〉)
- スパイ大作戦シリーズ
- シーズン1「刑務所突破大作戦(前編・後編)」(刑務所々長〈オスカー・ベレギ・ジュニア〉)
- シーズン1「幽霊を呼べ!」(カートの声)
- シーズン1「第四帝国を阻止せよ」(ヴォン・クラム将軍〈ジーン・ロース〉)
- シーズン1「セシューム138」(ドクター・コロネン〈エミール・ジェネスト〉)
- シーズン2「黒の壊滅命令」(フランク・ウェイン〈ポール・スティーブンス〉)
- シーズン2「不死鳥を葬れ」(委員長〈チャールズ・H・ラディラック〉)
- シーズン4「盗まれた化学式」(マチェール〈モーリス・マーサック〉)
- シーズン7「指令なき作戦計画」(ミッチェル・コナリー〈チャールズ・ドレイク〉)
- 西部の対決(パット・ギャレット〈バリー・サラバン〉)
- 0011ナポレオン・ソロ(ビンス、#8、#10ベナルディ #11大佐、#19、#30クイロン大佐、#37スワン博士、#42ピーコック、#50ジョン、#59モートン船長、#69ストーラ博士、#78(ファブレー〈ウィリアム・マーシャル〉)
- 探偵記者ウィンチェル(ウィンチェル〈ウォルター・ウィンチェル〉)
- チェックメイト(ソーン〈チャールズ・ビックフォード〉)
- 地上最強の美女バイオニック・ジェミー
- 電撃スパイ作戦 #12(サー・フレデリック〈バージル・ディグナム〉)、#17(フォン・スプリッツ元ナチスドイツ空軍中将)
- 逃亡者 #93(エドワード・ローランド〈エドゥアルト・フランツ〉)
- ミステリー・ゾーン(ホートリン〈マーティン・ランドー〉)
- 謎の円盤UFO ムーンベース応答なし(ブレイク〈フィリップ・レイサム〉)
- プリズナーNo.6 将軍(教授〈ピーター・ホーウェル〉)
- プロテクター電光石火 危険なときは塔へ行け(ガーダー〈パトリック・マギー〉)
- ボナンザ(ベン・カートライト〈ローン・グリーン〉)
- マイティジャック(司令官L〈ハロルド・コンウェイ〉)※第11話
海外人形劇
[編集]- 海底大戦争 スティングレイ ゆうれい船(エジトラ)
- サンダーバード
- 大ワニの襲撃(オーチャード博士)
- サンダーバード6号(ミサイル基地のアナウンス)※劇場公開版
- ジョー90
- 地獄の生き埋め(ウィリアム・ルーヴァー)
- 死のテストパイロット(将軍)
- 海上大爆発(ジョージ・ハリス卿)
- 愉快なまぼろし作戦(ラルフ・クレイトン)
- スーパーカー ミッチ宇宙を行く(ハーヴェイ博士)※フジテレビ版
その他コンテンツ
[編集]- 戦え!オスパー LPレコード・朝日ソノラマ・テレビ漫画全集・第一集(ライン博士)
脚注
[編集]- ^ 『日本放送年鑑'70』岩崎放送出版社、1970年、776頁。
- ^ a b c d e 『声優名鑑 : アニメーションから洋画まで』近代映画社、1985年。
- ^ a b c d e f 『声優の世界-アニメーションから外国映画まで』朝日ソノラマ〈ファンタスティックコレクション別冊〉、1979年10月30日、89頁。
- ^ 『出演者名簿』《昭和38年版》著作権資料協会、1963年、262頁。
- ^ 『出演者名簿』《昭和46年版》著作権資料協会、1970年、225頁。
- ^ a b c d e f 石橋春海『'60年代 蘇る昭和特撮ヒーロー』コスミック出版〈COSMIC MOOK〉、2013年12月5日、47頁。ISBN 978-4-7747-5853-4。
- ^ 第二部は鷹塔正泰名義。
- ^ “決断”. メディア芸術データベース. 2016年9月8日閲覧。
- ^ “イルカと少年”. エイケン オフィシャルサイト. 2016年6月19日閲覧。