コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

三河ごーすと

リンクを編集
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
三河（みかわ） ごーすと
ペンネーム 三河ごーすと
誕生 1988年12月22日
職業 ライトノベル作家、シナリオライター
活動期間 2012年 -
ジャンル ライトノベル
代表作
デビュー作 『ウィザード&ウォーリアー・ウィズ・マネー』（2012年 - 2013年）
ウィキポータル 文学
テンプレートを表示

三河 ごーすと（みかわ ごーすと、1988年12月22日 - ）は、日本のライトノベル作家、シナリオライター。

経歴・人物

[編集]

埼玉県出身[1]。

幼少期から海外のファンタジー小説やミステリー小説、及び赤川次郎作品を読んでいた[2]。ライトノベルでは三上延の『ダーク・バイオレッツ』や『シャドウテイカー』などのホラーアクション作品が好きだったと話している[2]。特に三上延の『ダーク・バイオレッツ』は、人生で初めて読んだライトノベルであったと語っている[3]。

学生時代はレンタルショップでアルバイトをしていたことから、ハリウッド映画を中心に、1ヶ月に10作品から20作品ほどの映画を借りて見ていた[1][2]。その中でも2004年公開の映画『バタフライ・エフェクト』、2002年公開の映画『リベリオン』、ディズニー映画の『カーズ』やマーベル作品などに創作意欲を刺激され、その影響から、高校2年生から3年生にかけての時期はハリウッド映画の脚本家になりたいとまで考えていたものの、英語が苦手だったことから断念[2]。その経験を元に、ハリウッド映画に近い日本のコンテンツとして考えていたライトノベルとアニメに注目し、高校2年生から3年生の頃にかけて執筆活動を始めた[2][4]。特に高校2年生の時に書き上げた長編小説の出来に納得がいかなかったことから、1年ほど小説を読み続け、自分のアイディアを面白く伝える方法を研究した[4]。

大学の経営学部卒業後、マーケティングリサーチ会社に就職した[2][5]。その後、文筆業としてライトノベル・漫画原作・ゲームシナリオ・ディレクションなどに携わっていた[2]。恋愛アドベンチャーゲーム『Kanon』のキャラクターである天野美汐が好きだったことから、無表情で無口なキャラクター（二次元限定）が好きだと話している[1][2]。また、天野美汐がサブキャラクターで、攻略ルートが存在しなかったことから二次創作を執筆するようになったと話している[2]。

2011年、『ウィザード&ウォーリアー・ウィズ・マネー』で第18回電撃小説大賞《銀賞》を受賞し、同作でデビュー[1][6]。

2020年からは『義妹生活』のYouTube版原作と小説版の執筆を手掛けている[7]。

作品リスト

[編集]

小説

[編集]
  • ウィザード&ウォーリアー・ウィズ・マネー（電撃文庫、イラスト：切符、2012年2月 - 2013年2月、全3巻）
  • 祓魔学園の背教者（電撃文庫、イラスト：ukyo_rst、2013年10月 -2014年7月、全4巻）
  • 現代魔法のいらない魔術師（講談社ラノベ文庫、イラスト：よし☆ヲ、2015年9月 - 2016年2月、全2巻）
  • 逆転召喚 〜裏設定まで知り尽くした異世界に学校ごと召喚されて〜（ダッシュエックス文庫、イラスト：シロタカ、2016年5月 -2017年1月 、全3巻）
  • ダンジョン娘とハーレムしたい! レベル1冒険者ゼロの英雄譚（アース・スターノベル、イラスト：フジシマ、2016年12月）
  • 自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ?（MF文庫J、イラスト：ねこめたる、2017年4月 - 2022年2月、全13巻）
  • ようこそ自由で平和な魔王の城へ!（講談社ラノベ文庫、イラスト：睦茸、2017年6月）
  • レンタルJK犬見さん。（電撃文庫、イラスト：ユメのオワリ、2017年7月）
  • 理想の娘なら世界最強でも可愛がってくれますか?（MF文庫J、イラスト：茨乃、2018年8月 -2020年1月、全4巻）
  • 友達の妹が俺にだけウザい（GA文庫、イラスト：トマリ、2019年4月 - 、既刊10巻）
  • 学園都市オブ・ザ・デッド（LINE文庫エッジ、イラスト：しづ、2019年10月）
  • 人類滅亡して最後の1人になったら?（原著：フェルミ研究所、イラスト：あきま、2020年12月）
  • 義妹生活（MF文庫J、イラスト：Hiten、2021年1月 - 、既刊12巻）
  • 失業賢者の成り上がり 〜嫌われた才能は世界最強でした〜（ダッシュエックス文庫、イラスト：ごくげつ、キャラクター原案：おおみね、2020年8月 - 、既刊13巻）
  • 顔さえよければいい教室（富士見ファンタジア文庫、イラスト：necömi、2022年6月 - 、既刊2巻）
  • 怪物中毒（電撃文庫、イラスト：美和野らぐ、2022年9月 - 、既刊3巻）
  • 地味なおじさん、実は英雄でした。〜自覚がないまま無双してたら、姪のダンジョン配信で晒されてたようです〜（ダッシュエックス文庫、イラスト：瑞色来夏、2024年6月 - 、既刊2巻）

ゲーム

[編集]

コミック

[編集]
  • 君のために、お姉ちゃんがみんな殺してあげる 〜プロジェクト ディアホライゾン〜：原作
  • 失業賢者の成り上がり 〜嫌われた才能は世界最強でした〜：原作
  • ヤクザ清掃員：原作・脚本

ネットコンテンツ

[編集]
  • 義妹生活（YouTube、2020年4月2日 - ）

アダルトゲーム

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d “AMW｜第18回 電撃大賞 入選作品 | ウィザード&ウォーリアー・ウィズ・マネー”. 電撃大賞. 2021年11月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月10日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i 三河ごーすと（インタビュー）「独占インタビュー「ラノベの素」　三河ごーすと先生『友達の妹が俺にだけウザい』」『ラノベニュースオンライン』、Days、2019年4月13日。https://ln-news.com/articles/91333。2024年11月25日閲覧。 
  3. ^ “ゾンビがもたらす極限状態の世界で、三河ごーすとが主人公に求めた姿とは――”. LINEノベル公式ブログ (2019年9月24日). 2022年8月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月10日閲覧。
  4. ^ a b “電撃小説大賞 出身作家インタビュー”. 電撃大賞. 2021年10月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月10日閲覧。
  5. ^ 師走トオル; 三河ごーすと; みかみてれん（インタビュー）「【GW特別企画】師走トオル×三河ごーすと×みかみてれん「ライトノベル作家のサバイバル鼎談」」『ラノベニュースオンライン』、Days、2019年5月6日。http://ln-news.com/archives/92588/post-92588/3。2024年11月25日閲覧。 
  6. ^ “AMW｜第18回 電撃大賞”. 電撃大賞. 2021年11月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月10日閲覧。
  7. ^ 三河ごーすと; 中島由貴; 天﨑滉平（インタビュー）「【特集】『義妹生活』書籍化記念企画　三河ごーすと×中島由貴×天﨑滉平スペシャル鼎談　合言葉は「目指せアニメ化」！？」『ラノベニュースオンライン』、Days、2021年1月25日。https://ln-news.com/articles/110518。2024年11月25日閲覧。 
  8. ^ a b @mikawaghostの2020年3月27日のツイート、2020年3月27日閲覧。
  9. ^ “神様のような君へ”. エンターグラム. 2021年4月28日閲覧。
  10. ^ “サメと生きる七日間”. CUFFS. 2023年8月10日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
スタブアイコン

この項目は、文人（小説家・詩人・歌人・俳人・著作家・作詞家・脚本家・作家・劇作家・放送作家・随筆家/コラムニスト・文芸評論家）に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（P:文学/PJ作家）。

「https://ja-two.iwiki.icu/w/index.php?title=三河ごーすと&oldid=102706689」から取得