国立現代美術館 (韓国)
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国立現代美術館 | |
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施設情報 | |
開館 | 1969年 |
所在地 | 大韓民国 京畿道果川市莫渓洞 山58-4 |
アクセス | 地下鉄4号線大公園駅 下車 シャトルバスまたは徒歩20分 |
外部リンク | 国立現代美術館 |
プロジェクト:GLAM |
国立現代美術館 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 국립현대미술관 |
漢字: | 國立現代美術館 |
発音: | クンニプヒョンデミスルガン |
英語案内: | National Museum of Modern and Contemporary Art, Korea (MMCA) |
国立現代美術館(こくりつげんだいびじゅつかん)は、大韓民国京畿道果川市のソウル大公園、ソウル市内の景福宮東側、徳寿宮、および忠清北道清州市にある現代美術の美術館である。
沿革
[編集]1969年にソウルの景福宮内で開館し、1986年にソウル大公園に移転(現・国立現代美術館果川館)。分館として1998年に徳寿宮美術館(現・国立現代美術館徳寿宮館)を開館。2013年11月13日には、ソウル都心の景福宮近くに国立現代美術館ソウル館を開館させた[1][2]。さらに2018年12月27日に、忠清北道清州市に国立現代美術館清州館(国立美術品収蔵保存センター)を開館した。
ソウル館のオープンにより、国立現代美術館は各館の役割分担を明確にしている[2]。
- 果川館 - 韓国および世界の現代美術を中心とする
- ソウル館 - 21世紀のいま制作されている現代美術作品、およびメディアアートなど新しい形式の作品
- 徳寿宮館 - 20世紀初頭の韓国の近代美術を中心とする
- 清州館 - 保管および修復を中心とする。収蔵庫を公開して作品を並べ、保管と公開を同時に行う。また保管・修復技術者の育成も行う。
また英文名称も従来の「National Museum of Contemporary Art, Korea」に「Modern」が加わり、略称は「MMCA」となった。
年表
[編集]- 1969年 - 景福宮後苑の旧朝鮮総督府美術館に国立現代美術館を開館。
- 1973年 - 徳寿宮石造殿に移転。
- 1986年 - ソウル郊外の京畿道果川市に移転。地上3階建て。
- 1998年 - 徳寿宮内に分館として徳寿宮美術館を開館。地上3階建て。中村與資平の設計で1938年に開館した李王家美術館新館(石造殿西館)を利用している。
- 2013年 - 景福宮東門正面の、国軍機務司令部(軍の犯罪捜査機関・情報機関)および軍ソウル地区病院の跡地にソウル館を開館。地上3階建て、地下3階建て。病院の建物を一部残しているほか、景福宮に近く高さ制限があるため、展示空間はほとんどが地上1階および地下1階にある。またこの場所は宗親府の跡地でもあるため、敷地内では宗親府の建物の復元も行われた。
- 2018年 - 忠清北道清州市のKT&Gタバコ工場跡地に、清州館を開館。
主な所蔵作品
[編集]- ナム・ジュン・パイク「多いほどよい」(ソウルオリンピックのために制作)、「月はもっとも古いテレビだ」など
脚注
[編集]- ^ 国立現代美術館 ソウル館|三清洞・ソウル北部(ソウル)の観光スポット|韓国旅行「コネスト」
- ^ a b 伝統と現代の共存、国立現代美術館ソウル館がオープン Korea.net 2013年10月23日