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青い森休日フリーパス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
青い森ワンデーパスから転送)

青い森休日フリーパス(あおいもりきゅうじつフリーパス)は、2011年度に青い森鉄道で発売していた一日乗車券である。

本項では、2012年度から2017年度まで発売していた「青い森ホリデーフリーきっぷ」、2018年度から発売している「青い森ワンデーパス」についても併せて記述する。

青い森休日フリーパス

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東日本大震災で落ち込んだ需要を掘り起こす目的で発売され、青い森鉄道線全線の普通列車快速列車に一日乗り放題であった[1]

2011年(平成23年)4月29日から、2012年(平成24年)3月31日乗車分まで発売。

東北鉄道協会主催の「東北ローカル線 ご乗車・ご支援 感謝キャンペーン」参画商品であり、購入者には記念乗車証を配布し、その半券(応募券)を送ると抽選で記念品が当たるキャンペーンを2011年8月まで実施していた。

発売額・利用可能日

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  • 発売額(発売終了時点)
    • 大人 1,800円
    • 小児 900円
  • 利用可能日(発売終了時点)
    • 土曜日曜祝日の1日間。
    • また、特定日として5月2日・6日、11月4日・21日・22日、12月29日・30日、2012年1月3日、3月19日の各日も利用可能であった。

青い森ホリデーフリーきっぷ

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2012年度より「青い森休日フリーパス」を引き継ぐ商品として発売。利用条件は同じだが、発売額が変更されている[2]。当初は1年間の発売予定であったが、2013年(平成25年)4月以降も発売が継続[3]され、2013年度発売分からは夏休み期間中(8月1日 - 8月7日を除く[注 1][4][5][6])については毎日利用可能となった。

2014年(平成26年)9月29日からは、日本全国の「マルチメディア端末」を設置しているコンビニでも発券が可能[7]となった。

また、中学生と高校生については、本きっぷと利用条件がほぼ同じ「中学生・高校生専用 学トクホリデーフリーきっぷ」を発売していた[8](こちらは駅窓口での発売のみ)。

「青い森ワンデーパス」への統合・リニューアルに伴い、2018年4月1日乗車分をもって発売終了。

発売額・利用可能日

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  • 発売額(発売終了時点)
    • 青い森ホリデーフリーきっぷ:大人 2.060円、小児 1.030円
    • 学トクホリデーフリーきっぷ:中学生・高校生 1.030円
  • 利用可能日(発売終了時点)
    • 土曜・日曜・祝日の1日間(8月1日 - 8月7日を除く)。
    • 特定期間として、ゴールデンウィーク(4月29日 - 5月5日)・夏休み(7月20日 - 7月31日・8月8日 - 8月31日)・年末年始(12月23日 - 1月7日)は、毎日利用可能であった。

青い森ワンデーパス

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2018年(平成30年)4月7日より発売している、青い森鉄道線全線の普通列車・快速列車の自由席に乗り放題の一日乗車券である。前年度まで発売していた「青い森ホリデーフリーきっぷ」や「学トクホリデーフリーきっぷ」と利用条件は概ね同じだが、発売額は変更されている[9][10]

発売額・利用可能日

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  • 発売額(2020年現在)
    • 大人 2.100円
    • 中学生、高校生 1.530円
    • 小児 1.050円
  • 利用可能日(2020年現在)
    • 土曜・日曜・祝日の1日間(8月1日 - 8月7日を除く)。
    • 特定期間として、ゴールデンウィーク(4月29日 - 5月5日)・夏休み[注 2](7月20日 - 7月31日・8月8日 - 8月31日)・年末年始(12月23日 - 1月7日)は、毎日利用可能。

発売箇所

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ここでは、現在発売している「青い森ワンデーパス」について述べる。

※発売開始日やコンビニで発券後の払い戻しなど、取扱が駅窓口での発売分と異なるため、詳細については公式ホームページを参照。

本きっぷの扱いなど

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  • 自動券売機で購入した大人用と小児用のきっぷ以外は、自動改札機に非対応のため有人改札を利用する。
  • 中学生・高校生用のきっぷについては、購入および利用の際に「生徒手帳」や「学生証」など在学を証明できるものの提示・携帯が必須となる。
  • リゾートあすなろ[注 3]などの全車指定席の列車には乗車できない。
  • 当日利用分の本券を浅虫温泉駅併設の「モーリーズカフェ」に提示すると、対象の飲食物が10%割引となる特典があるほか、沿線の提携施設でも特典を受けることができる。詳細は公式ホームページを参照。

関連項目

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脚注

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注釈

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  1. ^ 2015年からはこの期間の2日間に利用できる「夏まつりフリーきっぷ」を発売していた。また、2016年・2017年のねぶたまつり期間中の土日の2日間も「青い森休日フリーパス」が利用可能であった。
  2. ^ 青森県内の学校の夏休み期間は、きっぷ発売期間と異なる。
  3. ^ 「リゾートあすなろ」は、青い森鉄道の企画乗車券(一日乗車券など)では利用不可。なお、青い森鉄道線区間のみの利用もできない。

出典

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  1. ^ 青い森鉄道休日フリーパス発売について”. 青い森鉄道. 2011年5月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月2日閲覧。
  2. ^ お得なきっぷ:青い森ホリデーフリーきっぷ”. 青い森鉄道. 2017年5月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月2日閲覧。
  3. ^ おトクなきっぷを期間延長します![リンク切れ] - 青い森鉄道ホームページ・2013年3月29日プレスリリース
  4. ^ 沿線のお祭りは「夏まつりフリーきっぷ」で! 7月16日発売![リンク切れ] - 青い森鉄道、2015年7月15日
  5. ^ ≪期間限定≫夏まつりフリーきっぷ[リンク切れ] - 青い森鉄道、2016年7月20日
  6. ^ 【期間限定】夏まつりフリーきっぷ[リンク切れ] - 青い森鉄道(2017年版)
  7. ^ お得なきっぷ(青い森ホリデーフリーきっぷ コンビニ券)[リンク切れ] - 青い森鉄道ホームページ
  8. ^ お得なきっぷ:中学生・高校生専用 学トクホリデーフリーきっぷ”. 青い森鉄道. 2017年8月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月2日閲覧。
  9. ^ おトクなきっぷの見直しとリニューアルについて - 青い森鉄道(2018年3月29日)2020年11月2日閲覧
  10. ^ 青い森ワンデーパス (2020年度) (PDF) - 青い森鉄道(2020年3月31日)2020年11月2日閲覧

外部リンク

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