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雪ふらばふれ (ゆきふらばふれ) は旧制第一高等学校の最初期の寮歌。狭義の意味での寮歌としては最初の物であるが、広義の意味では同じ一高の「花は櫻木」が先である。正式名称は、寄宿寮寮歌。
- 成立年: 明治25年 (1892年)
- 作詞者: 落合直文
- 作曲者: 「月と花とは昔より」の譜。ただしこの譜自体が不明である。翌年別の譜が作られるがこちらも不明。
著作権は失効。
美文調の歌詞であるが、歌詞の中に一高、あるいは寮を想像させるくだりがわずか一ヶ所しかなく、おそらくあまり歌われなかったろうと推測される。