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雄武町

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雄武村から転送)
おうむちょう ウィキデータを編集
雄武町
雄武町旗 雄武町章
1923年11月10日制定
日本の旗 日本
地方 北海道地方
都道府県 北海道オホーツク総合振興局
紋別郡
市町村コード 01563-6
法人番号 3000020015636 ウィキデータを編集
面積 636.88km2
総人口 4,097[編集]
住民基本台帳人口、2024年10月31日)
人口密度 6.43人/km2
隣接自治体 紋別郡興部町西興部村
上川総合振興局名寄市上川郡下川町中川郡美深町
宗谷総合振興局枝幸郡枝幸町
町の木 トドマツ
町の花 ハマナス
町の鳥 カッコウ
雄武町役場
町長 髙橋健仁
所在地 098-1792
北海道紋別郡雄武町本町
北緯44度34分57秒 東経142度57分43秒 / 北緯44.58258度 東経142.96203度 / 44.58258; 142.96203座標: 北緯44度34分57秒 東経142度57分43秒 / 北緯44.58258度 東経142.96203度 / 44.58258; 142.96203
外部リンク 公式ウェブサイト

雄武町位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト
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雄武から枝幸にかけて(手前が雄武)
雄武市街
日の出岬展望台

雄武町(おうむちょう)は、北海道オホーツク総合振興局管内の北部に位置する

概要

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アイヌ語の「オムイ[1]」(川尻・塞がる・所)、あるいは単に「オム[2]」(川尻・塞がる)に町名の由来であるとされている[3][4]。雄武川の河口が、風や潮流に運ばれた砂で塞がれることから付けられた地名との説もある。

地理

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オホーツク海に面する町。オホーツク総合振興局最北に位置し、上川総合振興局宗谷総合振興局と接する。

気候

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ケッペンの気候区分によると、雄武町は湿潤大陸性気候に属する。寒暖の差が大きく気温の年較差、日較差が大きい顕著な大陸性気候である。降雪量が多く、周辺の自治体と同様に特別豪雪地帯に指定されている。山岳地帯に囲まれる内陸部(道央等)に比べて、オホーツク海沿岸は降雪量が少なく、日によっては寒暖差はあるものの、平均気温は緩やかである。

雄武町雄武(雄武特別地域気象観測所、標高14m)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 8.4
(47.1)
15.1
(59.2)
17.3
(63.1)
28.1
(82.6)
33.4
(92.1)
35.1
(95.2)
35.2
(95.4)
35.3
(95.5)
32.3
(90.1)
28.3
(82.9)
21.5
(70.7)
15.3
(59.5)
35.3
(95.5)
平均最高気温 °C°F −2.5
(27.5)
−2.1
(28.2)
2.1
(35.8)
8.6
(47.5)
13.8
(56.8)
16.2
(61.2)
20.1
(68.2)
22.5
(72.5)
20.5
(68.9)
14.6
(58.3)
6.7
(44.1)
0.0
(32)
10.0
(50)
日平均気温 °C°F −5.9
(21.4)
−6.1
(21)
−1.7
(28.9)
4.1
(39.4)
9.0
(48.2)
12.3
(54.1)
16.5
(61.7)
18.8
(65.8)
16.0
(60.8)
9.8
(49.6)
2.9
(37.2)
−3.3
(26.1)
6.0
(42.8)
平均最低気温 °C°F −10.9
(12.4)
−11.7
(10.9)
−6.4
(20.5)
−0.7
(30.7)
4.0
(39.2)
8.4
(47.1)
13.2
(55.8)
15.2
(59.4)
11.2
(52.2)
4.6
(40.3)
−1.4
(29.5)
−7.7
(18.1)
1.5
(34.7)
最低気温記録 °C°F −26.0
(−14.8)
−27.5
(−17.5)
−24.8
(−12.6)
−13.4
(7.9)
−6.2
(20.8)
−1.9
(28.6)
1.5
(34.7)
4.8
(40.6)
−0.8
(30.6)
−5.6
(21.9)
−15.1
(4.8)
−20.6
(−5.1)
−27.5
(−17.5)
降水量 mm (inch) 43.3
(1.705)
36.0
(1.417)
39.0
(1.535)
44.6
(1.756)
61.1
(2.406)
74.8
(2.945)
115.1
(4.531)
133.8
(5.268)
137.2
(5.402)
92.3
(3.634)
77.4
(3.047)
62.1
(2.445)
916.5
(36.083)
降雪量 cm (inch) 84
(33.1)
71
(28)
59
(23.2)
17
(6.7)
2
(0.8)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
1
(0.4)
31
(12.2)
83
(32.7)
343
(135)
平均降水日数 (≥0.5 mm) 17.0 15.2 14.2 11.0 10.4 11.1 11.8 12.1 12.7 14.0 16.9 17.2 163.7
平均降雪日数 29.0 25.9 24.5 12.6 1.9 0.0 0.0 0.0 0.0 2.4 16.4 28.4 140.7
湿度 77 76 73 71 77 86 88 85 80 75 76 77 78
平均月間日照時間 94.4 115.5 159.4 177.7 176.0 145.7 132.5 138.9 159.9 150.6 97.9 89.9 1,638.3
出典:気象庁 (平均値:1991年-2020年、極値:1942年-現在)[6][7]

歴史

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経済

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基幹産業は漁業酪農畜産林業。雄武町沿岸ではサケホタテカニなどが獲れる。

立地企業

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  • 株式会社雄武フーズ

農協・漁協

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金融機関

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商業

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  • エーコープ雄武 - 雄夢店
  • まるまつスーパー
  • サッポロドラッグストアー - サツドラヤマト運輸雄武営業所店
  • ローソン - 紋別雄武町店(2023年(令和5年)に稚内市にローソンが進出するまでは、日本最北端の店舗であった)

郵便

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郵便局
  • 雄武郵便局(集配局)
  • 北見幌内郵便局
  • 沢木郵便局
簡易郵便局
  • 元稲府簡易郵便局

公共機関

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警察

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消防

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姉妹都市・提携都市

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国内

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姉妹都市

地域

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人口

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雄武町と全国の年齢別人口分布(2005年) 雄武町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 雄武町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
雄武町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 8,679人
1975年(昭和50年) 7,407人
1980年(昭和55年) 7,041人
1985年(昭和60年) 6,567人
1990年(平成2年) 6,357人
1995年(平成7年) 5,976人
2000年(平成12年) 5,778人
2005年(平成17年) 5,507人
2010年(平成22年) 4,937人
2015年(平成27年) 4,525人
2020年(令和2年) 4,199人
総務省統計局 国勢調査より


消滅集落

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2015年国勢調査によれば、以下の集落は調査時点で人口0人の消滅集落となっている[11]

  • 雄武町 - 上幌内

教育

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  • 道立高等学校
  • 中学校
    • 雄武町立雄武中学校
  • 小学校
    • 雄武町立雄武小学校
    • 雄武町立共栄小学校
    • 雄武町立沢木小学校
    • 雄武町立豊丘小学校

住宅団地

[編集]
  • 沢木団地
  • 宮下団地
  • 魚田団地
  • 新町団地
  • 緑町団地
  • 幌内団地

交通

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道の駅おうむ

空港

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鉄道

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現在は、町内を鉄道路線は通っていない。最寄り駅として利用されるのは、宗谷本線名寄駅石北本線遠軽駅など。

廃止路線

[編集]
  • かつては国鉄興浜南線(雄武町~興部町にわたる約20km)が通っていたが、1985年に廃止された。
  • 枝幸方面へは国鉄興浜線として鉄道建設が進められていたが、未開業のまま工事が凍結された。

路線バス

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北紋バスが興部・紋別方面へ運行している。(上記、興浜南線の代替バス) ・宗谷バスによる雄武~枝幸間の路線バスが運行されている。

道路

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名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

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オホーツクオムイ温泉のホテル日の出岬
雄武ダム

観光

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  • 風の丘
    • 道の駅「おうむ」より約2kmにある広大な公園。アスレチック設備、パークゴルフ、バーベキュー場、キャンプサイトが併設されている。
  • 日の出岬
    • オホーツク海がオレンジ色に染まる日の出で知られる。岬にはキャンプサイトやコテージ、ホテル日の出岬が設置されている。同ホテルのオホーツクオムイ温泉はアトピー性皮膚炎に効果があるとされ、遠方から訪れる人も多い。

祭事

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  • 雄武町産業観光祭り(6月最終の土・日曜日)
  • 雄武神社祭(7月17日)
  • 『雄武の宝』うまいもん祭り(9月最終日曜日)

出身の有名人

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脚注

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  1. ^ アイヌ語ラテン翻字: o-mu-i
  2. ^ アイヌ語ラテン翻字: o-mu
  3. ^ アイヌ語地名リスト エン~オニシ P21-30P”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年10月20日閲覧。
  4. ^ 書籍『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、2004年2月発行)123ページより。
  5. ^ a b c d 雄武 観測史上1~10位の値”. 気象庁. 2020年9月13日閲覧。
  6. ^ 平年値ダウンロード”. 気象庁. 2024年3月閲覧。
  7. ^ 観測史上1〜10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. 2024年3月閲覧。
  8. ^ 日外アソシエーツ編集部 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年9月27日、59頁。ISBN 9784816922749 
  9. ^ 「強風のさいはてで大火 中心街47むね焼ける『朝日新聞』昭和47年5月26日朝刊、13版、22面
  10. ^ 2026年4月から紋別警察署
  11. ^ 総務省統計局統計調査部国勢統計課平成27年国勢調査小地域集計01北海道《年齢(5歳階級),男女別人口,総年齢及び平均年齢(外国人-特掲)-町丁・字等》』(CSV)(レポート)総務省、2017年1月27日https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files/data?fileid=000007841019&rcount=12017年5月20日閲覧 ※条町区分地の一部に0人の地域がある場合でも他の同一区分地で人口がある場合は除いた。

外部リンク

[編集]