津山市営阿波バス
表示
(阿波村営バスから転送)
津山市営阿波バス(つやましえいあばバス)は、岡山県津山市で運行していた自治体バス。
概要
[編集]- 中鉄バスの路線廃止に伴い、その代替として阿波村が阿波村営バス(あばそんえいバス)として運行していた自治体バスを[1]、阿波村を合併した津山市が引き継いだものである。
- 運行形態は、道路運送法の規定に基づく自家用自動車(白ナンバー車)による有償運送(いわゆる80条バス)であった。
- 津山市があばグリーン公社に運行を委託していた[2]。
- 鉄道路線とは美作河井駅、知和駅(因美線)で接続していた。
- 運賃は50円単位の区間制で、小学生以下の子供は半額(10円未満切り捨て)となっていた。
- 休日は運休していた。加茂地域まで乗り入れる便もあり、そのうち一部はめぐみ荘でごんご加茂線と接続していた。
沿革
[編集]- 1975年 - 中鉄バスの路線廃止の代替として、阿波村営バス運行開始。[1]
- 1995年7月 - ボンネットバス(「クラシックバス」仕様の日産・シビリアン)使用開始。[1]
- 2005年2月28日 - 阿波村の津山市への編入に伴い、津山市営阿波バスとなる。
- 2011年4月1日 - 阿波地域スクールバスを統合するかたちで増便。同時に運賃を区間制に変更、65歳以上の高齢者も有料化。
- 2024年3月1日 - 津山市AIデマンド交通「のるイコつやま」の運行開始に伴い、津山市営阿波バスの運行を休止[3]。
路線
[編集]車両
[編集]- トヨタ・ハイエースワゴン(10人乗り)で運行していた。
阿波村営バス当時は、「クラシックバス」仕様の日産・シビリアンで運行していた。
脚注
[編集]- ^ a b c 『BUS MEDIA 通巻第55号』1996年、バス研究社
- ^ 第 5 回津山市地域公共交通会議 会議録(要旨) ※津山市公式HPから >市政>まちづくり>公共交通>津山市地域公共交通会議 と辿る
- ^ “阿波地域路線の定期運行について(のるイコつやま)”. 津山市. 2024年4月3日閲覧。