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門前清自摸和

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
門前清自模和から転送)

門前清自摸和(メンゼンチンツモホー、略称ツモ)とは、麻雀におけるのひとつ。1翻。門前かつツモ和了の場合に成立する。

門前で(副露をせずに)ツモ和了するということは、自らの自摸だけで聴牌し、そして和了することを意味する。

ロンでしか和了れない搶槓河底撈魚を除く全ての非役満役と複合する。そのため立直役牌と並んで、最も基本的な役と見なされる。

なお、本来は平和とは複合しないはずであるが、複合を認めるルールが普及している。詳細は平和の当該節を参照。また、対々和と複合した場合は四暗刻(役満)という飛躍的概念になる。

門前であっても、ロン和了の場合、門前清自摸和は成立しない。そのかわり、ロン和了の場合は符計算において門前加符10符が与えられる。詳細は麻雀の得点計算#符の計算を参照。

牌姿の例

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(例)ツモのみのケース

三萬四萬五萬五萬六萬七萬一筒一筒一筒三索三索六索八索  ツモ七索
和了役はツモのみ。一筒の暗刻8符+嵌張待ち2符+ツモ符2符で40符1翻、子400-700、親700オール。
他に役がないため、ロン和了はできない牌姿である。

(例)他にも役があるケース

三萬四萬五萬三筒四筒五筒三索三索四索四索五索八索八索  ツモ五索
和了役はタンピン三色一盃口、これにツモの1飜が加わって計6飜。ツモ和了したことで満貫ではなく跳満になった牌姿。ただし、一部の地方ではツモと平和の複合を認めないルールになっていることがあり、その場合は平和が消滅して満貫どまりである。

関連項目

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