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金印 (企業)

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金印株式会社から転送)
金印株式会社
KINJIRUSHI Co.,Ltd.
本社が入居するナディアパークビジネスセンタービル(2010年(平成22年)5月)
本社が入居するナディアパークビジネスセンタービル(2010年平成22年)5月)
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
454-8526
愛知県名古屋市中区3丁目18番1号
ナディアパークビジネスセンタービル23階
北緯35度9分55.5秒 東経136度54分20.8秒 / 北緯35.165417度 東経136.905778度 / 35.165417; 136.905778座標: 北緯35度9分55.5秒 東経136度54分20.8秒 / 北緯35.165417度 東経136.905778度 / 35.165417; 136.905778
設立 1952年昭和27年)(創業:1929年(昭和4年))(ワナー物産株式会社)
業種 食料品
法人番号 3180001019267 ウィキデータを編集
事業内容 わさびなど香辛食品の製造販売
代表者 小林桂子(代表取締役社長)
資本金 1億8,000万円
純利益 ▲121万9000円
2021年令和3年)3月31日時点)[1]
純資産 18億3842万4000円
(2021年(令和3年)3月31日時点)[1]
総資産 58億8724万2000円
(2021年(令和3年)3月31日時点)[1]
従業員数 250名
決算期 3月
主要子会社 金印物産、金印わさび、金印アグリ、KWI
関係する人物 小林元次(創業者)
外部リンク www.kinjirushi.co.jp
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金印株式会社(きんじるし)はワサビ商品を製造する企業。

沿革

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  • 1929年昭和4年) - 小林元次により、名古屋の柳橋中央市場に青果商小林商店創業[2]
  • 1930年(昭和5年) - 生わさびの卸売に転業[2]
  • 1933年(昭和8年) - 粉わさびの研究に着手[2]
  • 1937年(昭和12年) - 粉わさび商品名を「金印わさび」「銀印わさび」と命名[2]
  • 1939年(昭和14年) - わさび切断機を発明。
  • 1940年(昭和15年) - 名古屋市中川区八幡本通に本社、本社工場(旧本社工場)を開設。
  • 1944年(昭和19年) - 小林元次の召集により、粉わさびの生産を中止。
  • 1948年(昭和23年) - 粉わさびの生産を再開。小林商店大阪出張所を開設。
  • 1949年(昭和24年) - 東京出張所を開設。
  • 1952年(昭和27年) - 法人化、金印わさび株式会社を設立する。社長は小林元次[2]2003年平成15年)に金印株式会社に社名変更)。
  • 1953年(昭和28年) - 東京営業所を設立。
  • 1954年(昭和29年) - 大阪営業所を設立。
  • 1955年(昭和30年) - 京都金印促成会(後援会)を結成。
  • 1957年(昭和32年) - 柳島工場を開設。
  • 1960年(昭和35年) - 福岡営業所を開設。本社新社屋、本社工場を建設。
  • 1961年(昭和36年) - 柳島工場を近代化。
  • 1962年(昭和37年) - 札幌営業所、東京支店を設立。
  • 1967年(昭和42年) - 大阪、札幌営業所を支店に昇格する。
  • 1969年(昭和44年) - 広島出張所を開設。
  • 1971年(昭和46年) - 『金印ねりわさび小袋』発売開始(業界初)[2]
  • 1972年(昭和47年) - 仙台出張所、東京本部を設立。
  • 1973年(昭和48年) - 本社裏側に厚生会館を建設。女子寮、社員食堂を竣工。
  • 1975年(昭和50年) - 初代社長小林元次が死去。二代目社長に長男の小林一光が就任。
  • 2004年平成16年) - 愛知県により、『愛知ブランド企業』認定[3]
  • 2005年(平成17年) - ブランド名をワナーから金印に変更、ワナー物産を金印物産に社名変更[3]
  • 2014年(平成26年)5月12日 - 本社を中川区から中区ナディアパークに移転[4]

製品

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香辛料・調味料

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調理道具

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  • 鮫皮おろし

サプリメント

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化粧品

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用語

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ワサビスルフィニル(wasabi sulfinyl)[5]

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国産の本わさびから抽出した成分6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート(6-MSITC)を指す[5]。加工わさび製造企業である金印が、わさび特有の辛みを除いた独自の抽出製法を確立し、2004年(平成16年)に命名、商標を取得[5]2007年(平成19年)には特許を取得をしている[5]

解毒作用、抗酸化作用、血流改善作用、がん細胞転移抑制作用、糖尿病合併症予防作用、花粉症軽減効果、炎症抑制作用、膝関節痛抑制作用、美肌効果など、数多くの機能性が期待されており、研究が進められている[6]

ワサビチオヘキシル(wasabi thiohexyl)[7]

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本わさび特有の香り成分6-メチルチオヘキシルイソチオシアネート(6-MTITC)を指す。金印が、わさびの香り成分の解明を行うなかで新たな機能性を発見し、2006年(平成18年)に命名、商標を取得している。

花粉症軽減作用、ヒスタミン放出抑制作用など機能性が期待されており、研究が進められている。

ワサビフラボン(wasabi flavone)[8]

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本わさびの葉から抽出した美容成分を指す。金印が、利用価値のなかった本わさびの葉から新たな機能性を発見し、2006年(平成18年)に命名。

肌細胞のコラーゲン産生促進作用など機能性が期待されており、研究が進められている。

CM出演者

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現在

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過去

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スポンサー番組

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参考文献

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  • わさびの花〜金印わさび50年史〜 金印わさび株式会社

脚注

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  1. ^ a b c 金印株式会社 第70期決算公告
  2. ^ a b c d e f 沿革 昭和4年~昭和49年”. 金印グループ. 2015年2月9日閲覧。
  3. ^ a b 沿革 平成元年~現在”. 金印グループ. 2015年2月9日閲覧。
  4. ^ “金印、本社を移転” (日本語). 日本食糧新聞. (2014年5月7日). p. 2. https://news.nissyoku.co.jp/news/takagiy20140430103114748 2015年2月9日閲覧。 
  5. ^ a b c d 「わさびスルフィニル®」物語”. 金印わさび機能性研究所. 2015年2月9日閲覧。
  6. ^ 「わさびスルフィニル®」の機能性”. 金印わさび機能性研究所. 2015年2月9日閲覧。
  7. ^ 「わさびチオヘキシル®」の機能性”. 金印わさび機能性研究所. 2015年2月9日閲覧。
  8. ^ 「わさびフラボン™」の機能性”. 金印わさび機能性研究所. 2015年2月9日閲覧。

外部リンク

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