重岡曻
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(重岡昇から転送)
重岡 曻(しげおか のぼる、1908年(明治41年)8月3日 - 1991年(平成3年)7月7日)は、日本の剣道家。段位称号は範士九段。
経歴
[編集]鹿児島県日置郡(現日置市)生まれ。小学校高学年から剣道を始め、鹿児島県第二師範学校を卒業。
短期間の兵役及び教員を務めた後、大日本武徳会武道専門学校に入学し、小川金之助、宮崎茂三郎、津崎兼敬、佐藤忠三らの指導を受ける。
1937年(昭和12年)、大阪府警察部に奉職。日満対抗剣道試合出場、明治神宮体育大会剣道競技優勝。
戦後は鹿児島に帰郷し教員を務める。1965年(昭和40年)、近畿管区警察学校教授となる(後に名誉教授)。
日本剣道形の解釈統一のため全国で講習を行い、『詳解 日本剣道形』を著した。
参考文献
[編集]- 『月刊剣道日本』2010年7月号、スキージャーナル