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遠阪トンネル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トンネル
(有料)
遠阪トンネル
TOSAKA TUNNEL TOLL ROAD
遠阪トンネル
路線延長 2.6 km
開通年 1977年
起点 丹波市
終点 朝来市
接続する
主な道路
記法
記事参照
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
遠阪トンネル料金所
遠阪トンネル料金所
所属路線 E72 北近畿豊岡自動車道
料金所番号 01-149
起点からの距離 28.9 km(春日JCT/IC起点)
遠阪ランプ (4.5 km)
(1.4 km) 山東IC
所属路線 遠阪トンネル有料道路
料金所番号 01-149
起点からの距離 4.5 km(遠阪ランプ起点)
◄遠阪ランプ (4.5 km)
(1.4 km) 山東IC►
供用開始日 1977年(昭和52年)5月27日
通行台数 x台/日
所在地 669-5124
兵庫県朝来市山東町柴379-1
北緯35度18分13.1秒 東経134度55分23.4秒 / 北緯35.303639度 東経134.923167度 / 35.303639; 134.923167座標: 北緯35度18分13.1秒 東経134度55分23.4秒 / 北緯35.303639度 東経134.923167度 / 35.303639; 134.923167
テンプレートを表示

遠阪トンネル(とおさかトンネル)は、兵庫県丹波市朝来市の間にある、兵庫県道路公社が管理・運営している有料道路である。2.6km(2,585m)がトンネル、道路延長は4.7kmとなっている。

概要

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県道山東柏原線のうち、丹波地方但馬地方の境となる氷上郡青垣町遠阪(現丹波市青垣町遠阪)から朝来郡山東町柴(現朝来市山東町柴)にかけての遠阪峠は、急勾配でヘアピンカーブが多く、特に冬期は積雪や路面凍結が多いため、交通の難所となっていたことから、これをトンネルによりバイパスすることが計画された。

構造は2012年12月2日天井板の落下事故が起きた笹子トンネルと同様のつり下げ式天井トンネルになっていたが[1][2]、この事故を受け、2014年5~6月に天井板を撤去、新たに換気のためのジェットファンが設置された[3][4]

2006年(平成18年)、北近畿豊岡自動車道と接続した際に安全上の観点から遠阪トンネル有料道路も自動車専用道路とする必要があったことから、7月12日以前は利用可能であった小型自動二輪車(原付二種)は通行禁止となった(迂回路は遠阪峠)。同時に、国道427号の指定が外され、自動車専用道路の国道483号となっている。また、北近畿豊岡自動車道との一体化に伴い、それまで設計速度が60km/hであったものを、北近畿豊岡自動車道と同じ80km/hに改築する事業が2003(平成15)年度から実施された。

北近畿豊岡自動車道は無料であるが、遠阪トンネルのみ有料となっている。料金所は朝来市側の山東ICの付近にある。 従来は現金および回数券のみ利用可能であったが、氷上IC-和田山JCT・ICの開通に合わせてETCカードが利用可能となった。また、ETCレーンが建設され、ノンストップ化が実現されている。なお、その他のクレジットカードは利用できない。

歴史

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料金

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普通車 : 320 中型車 : 370円 大型車 : 520円 特大車 : 890円 軽自動車等 : 210円


当初、2007年(平成19年)5月25日に無料開放の予定であったが、交通量が見込みよりも大幅に少なく、事業費の償還が行えていなかった事から、2003年(平成15年)8月6日、徴収期間を延長するとともに、交通量の増加が見込める北近畿豊岡自動車道との一体化と同時に料金が値下された。徴収期間満了は2026年(令和8年)1月18日の予定[5][6]。ただし、遠阪トンネル等関連施設の老朽化等に伴う大規模修繕・更新の財源確保のため料金徴収期間を延長する案が有識者会議にて議論されている[7]

周辺情報

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丹波市
  • 高源寺
  • 丹波少年自然の家
  • パラグライダー・スクール
朝来市

脚注

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関連項目

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外部リンク

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