氷筍
表示
(逆さつららから転送)
この記事は英語版の対応するページを翻訳することにより充実させることができます。(2024年12月) 翻訳前に重要な指示を読むには右にある[表示]をクリックしてください。
|
氷筍(ひょうじゅん)とは、洞窟に発生する逆さの氷柱である。−3℃程度で発生し、上から滴り落ちた雫が瞬時に凍りついたもので、タケノコ(筍)のような形状をしていることからこの名で呼ばれる。形成過程は鍾乳洞の石筍と似ており、数千本単位で発生する。
氷筍リンク
[編集]氷筍は少しずつ滴り落ちた水が凍って形成されるため、ほぼ完全な単結晶となっている。そのためよく滑る氷としてスケートリンクの氷に活用されている。輪切りにした氷筍を敷き詰めてリンクとする。1998-99年のシーズンに長野五輪スピードスケート会場のエムウェーブで製作された[1]。
脚注
[編集]- ^ 「氷筍リンク」今季限り エムウエーブ、記録伸びず 1999年3月25日 信濃毎日新聞