近藤正晃ジェームス
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(近藤・ジェームス・正晃から転送)
こんどう まさあきらじぇーむす 近藤正晃ジェームス | |
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生誕 |
1967年12月9日(56歳) アメリカ合衆国ニューヨーク州[1] |
出身校 |
慶應義塾高等学校 慶應義塾大学経済学部 ハーバード・ビジネス・スクール |
近藤 正晃ジェームス(こんどう まさあきらジェームス、1967年12月9日 - )は、日本の事業家。英語表記は Kondo Masaakira James。公益財団法人国際文化会館理事長[2]。元Twitter日本法人代表[1]。兄は株式会社レゾナンス代表取締役社長の近藤正純ロバート[3]。
略歴
[編集]学歴
[編集]社会事業
[編集]- 2007年に、ダボス会議のヤング・グローバル・リーダーの仲間と共に、世界の飢餓と肥満の同時解消を目指す社会運動、TABLE FOR TWO(テーブル・フォー・トゥー)を設立、共同代表理事を経て、現在は創設者会議メンバー[5]。
- 2011年には、被災した若者のリーダーシップ教育を支援する一般財団法人 教育支援グローバル基金(ビヨンド・トゥモロー)発起人となり、2011年から2013年まで代表理事を務める[6]。
- Asia Societyのグローバル評議員 及び Asia Society Japan Center 代表理事。
- 公益財団法人国際文化会館評議員、理事を経て、2019年1月より理事長。
- あしなが育英会賢人達人会メンバー[7]。
テクノロジー
[編集]- 東日本大震災後の2011年4月17日に、Twitter Country Manager(日本名「日本代表」)[8]、2013年にTwitter社の東アジア代表[要出典]、2014年よりTwitter社副社長兼Twitter Japan代表取締役会長[9] (2015年12月退任)。Twitterのライフラインとしての機能拡充に注力し、その重要性についてTEDxTokyoに登壇した[10]。
- Geodesic Capital、IBM Japan等[要出典]のアドバイザーを務める。
- Zホールディングス(ヤフー株式会社)内にある任意団体シリコンバレー・ジャパン・プラットフォームの共同議長[11][12]。
- 一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブ、世界経済フォーラム、経済産業省が共同で立ち上げた任意団体世界経済フォーラム第四次産業革命日本センター (C4IR Japan)代表理事[要出典]。
政策
[編集]- 1990年にマッキンゼー・アンド・カンパニーに入社し、2004年まで、日本、台湾、米国、英国、フランス、ドイツ、ロシアの各支社で勤務。グローバル企業の戦略立案と組織設計を専門とし、マッキンゼーの経済シンクタンク、マッキンゼー・グローバル・インスティテュートの中心メンバーの一人として、各国の経済政策を立案したという[要出典]。
- 政府においては、2010年には、内閣官房国家戦略室長付内閣参事官、内閣官房副長官秘書官、官邸国際広報室国際広報戦略官を歴任。2011年より2012年まで内閣府本府参与。
- シンクタンクの分野では、2004年に特定非営利活動法人 日本医療政策機構を共同設立し、2009年まで副代表理事、事務局長[13] 。戦略国際問題研究所(CSIS)のインターナショナル・フェロー、米国アジア・ソサイエティーのアソシエート・フェローとしても活動[要出典]。
- 2011年に、一般財団法人日本再建イニシアティブ(現 一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブ)を共同設立し、専務理事に就任[14]。
学界
[編集]- 2003年から2009年まで、東京大学先端科学技術研究センター客員助教授、特任准教授として東京大学医療政策人材養成講座を共同設立、運営した[15]。同講座終了者には小西洋之らがいる[要出典]
- 2014年より2017年まで、MITメディアラボ、Laboratory for Social Machinesの客員サイエンティスト[要出典]。
- 2011年より一橋大学大学院経営管理研究科国際企業戦略専攻客員教授。Business, Government & International Economy の講座で教鞭をとる[16]。
- 2019年7月より慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室 訪問教授[要出典]。
受賞歴
[編集]- 2003年、世界経済フォーラム (ダボス会議)、New Asian Leader
- 2005年、世界経済フォーラム (ダボス会議)、Young Global Leader
- 2005年、米日財団、US-Japan Leadership Program 2005-06 Delegate Asia Society、Asia 21 Fellow[17]
- 2006年、稲盛財団、イナモリ・フェロー(第4期生)
- 2016年、Bosch財団、Richard von Weizsäcker Fellow
出版物
[編集]著書
[編集]- 『確定利付証券と金利オプション―ジャロウ教授のデリバティブ・リスクマネジメント』(近代セールス社、1997年、(共訳)) ISBN 476500631X
- 『マッキンゼー戦略の進化―不確実性時代を勝ち残る』(ダイヤモンド社、2003年、(編著)) ISBN 4478374317
- 『医療を動かす―HSP(東京大学医療政策人材養成講座)の活動記録』(幻冬舎、2007年、(編著)) ISBN 4344014383
- 『「医療政策」入門―医療を動かすための13講』(医学書院、2009年、(編著)) ISBN 4260008587 など。
- 『世界を拓くリーダーたちへ (国際文化会館新渡戸国際塾講義録4)』(アイハウスプレス、2015年、(編著)) ISBN 978-4-903452-26-5
論文
[編集]脚注
[編集]- ^ a b ““つぶやき”が世界を変えていく” (日本語). ニッポンの社長 26 June 2021閲覧。
- ^ 理事長交代のお知らせ
- ^ “『今朝の日経新聞の・・・』”. 小林美砂の『プラダを着た小悪魔ブログ』. 2022年12月30日閲覧。
- ^ Yale World Fellow Program – James Kondo
- ^ TABLE FOR TWO公式サイト 組織概要
- ^ 一般財団法人教育支援グローバル基金 公式サイト 発起人メッセージ
- ^ あしなが育英会公式サイト
- ^ Twitter 日本代表の就任に関するお知らせ Twitter社。
- ^ twitter blog
- ^ TEDxTokyo – 近藤正晃ジェームス
- ^ 組織概要 シリコンレー・ジャパン・プラットフォーム。
- ^ エグゼクティブ・コミッティー シリコンバレー・ジャパン・プラットフォーム。
- ^ 日本医療政策機構 - 翔くリーダー達 - 近藤 正晃ジェームス
- ^ 一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブ
- ^ 東京大学先端科学技術研究センター>近藤正晃ジェームス[リンク切れ]
- ^ 大学院国際企業戦略研究科(ICS)公式サイト 教員紹介(英語)
- ^ Asia Society - Asia 21 Fellows, Class of 2006
関連項目
[編集]- 宮田裕章(近藤が訪問教授となった慶大医学部医療政策・管理学教室の教授、国際文化会館理事)
- 船橋洋一(近藤が共同議長を務めるシリコンバレー・ジャパン・プラットフォーム、ならびに C4IR Japan と関係するアジア・パシフィック・イニシアティブの代表理事。同団体も共同で設立したとされる。)
- 川邊健太郎(シリコンバレー・ジャパン・プラットフォームがあるZホールディング(ヤフー)の代表取締役社長)
- 孫正義(Zホールディングスと関係の深いソフトバンクグループ)の代表取締役社長兼会長)