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愛知県立豊田西高等学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
豊田西高校から転送)
愛知県立豊田西高等学校
愛知県立豊田西高等学校
地図北緯35度4分55.5秒 東経137度8分36.7秒 / 北緯35.082083度 東経137.143528度 / 35.082083; 137.143528座標: 北緯35度4分55.5秒 東経137度8分36.7秒 / 北緯35.082083度 東経137.143528度 / 35.082083; 137.143528
過去の名称 愛知縣挙母中學校
愛知県立挙母西高等学校
愛知県立加茂高等学校
愛知県立挙母高等学校
国公私立の別 公立学校
設置者 愛知県の旗 愛知県
学区 (全日制)
 普通科三河群 Bグループ
(定時制)全県学区
校訓 躬行実践
設立年月日 1940年
愛知県挙母中学校
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
定時制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学校コード D123210001151 ウィキデータを編集
高校コード 23196H
所在地 471-0035
外部リンク 公式ウェブサイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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愛知県豊田西高等学校(あいちけんりつとよたにしこうとうがっこう)は、愛知県豊田市小坂町にある公立高等学校。

概要

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1940年昭和15年)に愛知県挙母中学校として開校。通称は“西高”(にしこう)、“豊西”(とよにし)。

三河学区に属し主に豊田市とみよし市、岡崎市に住む生徒が多い。また尾張学区の日進市東郷町からも進学可能である。

学校独自の行事として、大学の教授による講義を体験する豊西総合大学や、様々な分野で活躍している人を講師として迎え、これまでの人生の軌跡を聞く人生講演会などがある。

2022年11月28日、愛知県の中高一貫教育の第2次導入校として指定される。併設中学校が設置されることとなり、2026年4月開校を目指す[1]

沿革

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  • 1940年昭和15年)
    • 2月2日 - 設置の件を文部省より許可される。
    • 4月4日 - 愛知県挙母中学校として開校。
      • 校舎は愛知県西加茂郡挙母町立青年学校の旧校舎を県に移管。
  • 1948年(昭和23年)
    • 4月1日 - 学制改革により新制高等学校となり、「愛知県立挙母西高等学校」ならびに「愛知県立挙母西高等学校併設中学校」と改称。
    • 10月1日 - 愛知県における学校再配置により、愛知県挙母西高等学校、愛知県立挙母東高等学校、および愛知県立猿投農林高等学校を統合し、「愛知県立加茂高等学校」と改称。
  • 1949年(昭和24年)
    • 1月31日 - 藤岡、小原、足助、松平、旭の5分校(定時制)を設置。
    • 4月1日 - 定時制農業科と5分校を、猿投高等学校として分離する。普通科、家庭科、商業科、農業科の4課程、および就業年限1年の別科を設置する、総合高等学校となる。
  • 1950年(昭和25年)4月1日 - 「愛知県立挙母高等学校」と改称し、農業科を廃止する。農業科は愛知県立猿投農林高等学校として分離する。
  • 1954年(昭和29年)3月31日 - 別科を廃止。
  • 1959年(昭和34年)
    • 2月20日 - 講堂兼体育館竣工。
    • 3月31日 - 東西校舎に分離。
    • 4月1日 - 「愛知県立豊田西高等学校」と改称、愛知県立豊田東高等学校を分離する。普通科と商業科を設置。
  • 1961年(昭和36年)3月31日 - 特別教室棟(社会科、音楽)竣工。
  • 1962年(昭和37年)2月10日 - 校地拡大、1176坪になる。
  • 1963年(昭和38年)
    • 2月8日 - 商業科の募集停止。
    • 5月31日 - 生徒急増により、教室棟(鉄筋コンクリート3階建て6教室分)竣工。
  • 1964年(昭和39年)
    • 3月15日 - 生徒急増により、教室棟増築(鉄筋コンクリート3階建て6教室分)。
    • 4月1日 - 定時制普通科設置
  • 1965年(昭和40年)4月1日 - 商業科廃止、普通科のみとなる。
  • 1966年(昭和41年)3月20日 - 教室棟増築(鉄筋コンクリート3階建て9教室分)。
  • 1967年(昭和42年)3月31日 - 教室棟増築(鉄筋コンクリート3階建て6教室分)とトイレ竣工。
  • 1968年(昭和43年)3月31日 - 教室棟東に位置する家庭科室部分を増築(鉄筋コンクリート3階建て3教室分) 、武道館竣工。
  • 1969年(昭和44年)
    • 3月31日 - 中央の渡り廊下、給食室竣工。
    • 7月14日 - プール完成。
  • 1971年(昭和46年)4月21日 - 理科棟(鉄筋コンクリート4階建て)竣工。
  • 1972年(昭和47年)7月31日 - 旧本館棟取り壊し完了。
  • 1973年(昭和48年)3月31日 - 本館棟、昇降口竣工。
  • 1980年(昭和55年)3月20日 - 弓道場竣工。
  • 1985年(昭和60年)2月28日 - 校歌碑建立。
  • 1986年(昭和61年)2月28日 - 「飛翔」像建立。
  • 1988年(昭和63年)- 複合選抜方式による入学者選抜の実施(三河学区1群Bグループ)。
  • 1989年平成元年)7月8日 - 「雄渾」像建立。
  • 1990年(平成2年)
    • 1月8日 - 校訓碑「躬行実践」建立
    • 9月29日 - 国旗掲揚塔設置。
    • 11月11日 - 創立50周年記念式典挙行。
  • 1991年(平成3年)7月3日 - 「交通安全啓蒙塔」設置。
  • 1993年(平成5年)
    • 2月9日 - 豊田市公共下水道に接続。
    • 2月22日 - 地学室をコンピュータ室に転用。
  • 1996年(平成8年)3月4日 - テニスコート整備。
  • 1997年(平成9年)2月25日 - 市道拡幅のために校地の一部分を廃止。
  • 1998年(平成10年)
    • 3月25日 - 第70回記念選抜高校野球大会出場。
    • 4月8日 - 選抜高校野球大会応援部門最優秀賞受賞。
  • 2000年(平成12年)10月28日 - 創立60周年記念式典挙行
  • 2006年(平成18年)10月20日 - 老朽化による旧体育館の取り壊し(現サブグラウンド)。
  • 2006年に必修一部科目の単位不足や未履修(いわゆる未履修問題)が明らかになった。学校側は謝罪し、放課後や冬休みに補習が行われた。
  • 2008年(平成20年)6月30日 - 普通教室と特別教室に冷房設備導入。
  • 2009年(平成21年)2月27日 - 理科棟耐震改修。
  • 2010年(平成22年)10月23日 - 創立70周年記念式典挙行。
  • 2011年(平成23年)1月31日 - 教室棟1期耐震改修。
  • 2012年(平成24年)1月31日 - 教室棟2期耐震改修。
  • 2013年(平成25年)4月1日- 文部科学省指定 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)[開発型]指定校採択(2018年3月31日まで)
  • 2013年(平成25年)9月30日 - 本館棟耐震改修。
  • 2014年(平成26年)- イギリス・レプトン校英語版と姉妹校提携
  • 2018年(平成30年)4月1日- 文部科学省指定 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)[実践型]指定校採択(2023年3月31日まで)
  • 2023年(令和5年)4月1日- 文部科学省指定 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)[実践型]指定校採択(2028年3月31日まで)
  • 2026年(令和8年)4月1日 - 併設中学校開校計画。

歴代校長

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初代 池田豊穂 1940年2月10日 - 1943年3月30日
02代 加藤清 1943年3月31日 - 1944年9月24日
03代 横井廣保 1944年9月25日 - 1947年5月30日
04代 青野久親 1947年5月31日 - 1948年6月11日
05代 濱本彌三郎 1948年6月12日 - 1948年9月30日
06代 寺嶋義彦 1948年10月1日 - 1952年3月31日
07代 長谷川洋一 1952年4月1日 - 1954年3月31日
08代 辻村泰夫 1954年4月1日 - 1956年3月31日
09代 戸田甚兵衛 1956年4月1日 - 1959年3月31日
第10代 安積正雄 1959年4月1日 - 1961年3月31日
第11代 加藤清 1961年4月1日 - 1963年7月31日
第12代 兵藤三平 1963年8月1日 - 1974年3月31日
第13代 上島三夫 1969年4月1日 - 1971年3月31日
第14代 伊藤茂[注 1] 1971年4月1日 - 1972年8月31日
第15代 水野民雄 1972年9月1日 - 1981年3月31日
第16代 木原力 1981年4月1日 - 1984年3月31日
第17代 長谷川勇夫 1984年4月1日 - 1986年3月31日
第18代 高井龍三 1986年4月1日 - 1990年3月31日
第19代 中村暢男 1990年4月1日 - 1992年3月31日
第20代 牧野宗夫 1992年4月1日 - 1995年3月31日
第21代 永井正宇 1995年4月1日 - 1998年3月31日
第22代 伊藤稔 1998年4月1日 - 2002年3月31日
第23代 室良雄 2002年4月1日 - 2004年3月31日
第24代 水野良治 2004年4月1日 - 2006年3月31日
第25代 川村則夫 2006年4月1日 - 2010年3月31日
第26代 四方元 2010年4月1日 - 2012年3月31日
第27代 青山伸一 2012年4月1日 - 2014年3月31日
第28代 杉山賢純 2014年4月1日 - 2018年3月31日
第29代 小瀧雄一郎 2018年4月1日 - 2021年3月31日
第30代 髙井俊直 2021年4月1日 - 2024年3月31日
第31代 鈴木孝文 2024年4月1日 - 現在

部活動

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野球部

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春のセンバツ大会に1度出場経験がある。夏の県大会は準優勝6度あるが優勝経験はない。

弓道部

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放送部

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カヌー

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部活としては認められていないが、活動自体はみよし市の三好池にて行われている。インターハイへは6年連続で出場しており、複数種目での優勝、男子総合成績3位入賞などの実績がある強豪である。また、日本代表として国際大会に出場する選手を多数輩出している。

2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年

進路

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国公立大学への進学志望者が多く、毎年約200名が国公立大学に進学し、私立大学への進学は90名前後である。毎年のように東京大学京都大学への合格者を輩出しており、2023年には、それぞれ計10名が合格している。旧帝大への進学も多く、特に地元の名古屋大学へは毎年50名前後の合格者を輩出しており[3]、2021年と2022年にはそれぞれ54名が名古屋大学に合格している[4]

交通

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最寄り駅

著名な卒業生

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参考文献

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  • 入学時配布冊子「西高生の手引き」
  • 創立70周年記念誌

脚注

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注釈

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  1. ^ 元衆議院議員の浦野烋興の実父[2]

出典

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  1. ^ https://www.facebook.com/asahicom+(2022年11月28日).+“愛知県立6校が中高一貫に 日進高は「不登校特例校」に:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2023年8月15日閲覧。
  2. ^ 『新三河タイムス』2021年2月4日、2面、「浦野さんとの別れ惜しむ 苦杯に翻弄も『地域のため』」。
  3. ^ 進学実績
  4. ^ 進学実績、2021年
  5. ^ 遺伝学博物館
  6. ^ Profiles - Tomoko Ohta
  7. ^ Slightly Deleterious Mutant Substitutions in Evolution Nature 1973年11月9日
  8. ^ ほぼ中立説 集団遺伝学講座、安田徳一
  9. ^ 『新三河タイムス』2021年6月10日、1面、「まちを点てる 加藤正一回顧録(2)」。
  10. ^ 日本サッカー協会
  11. ^ グアムが優勝

関連項目

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外部リンク

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