計根別飛行場
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(計根別基地から転送)
計根別飛行場 | |||
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IATA:N/A- ICAO:RJCS | |||
概略 | |||
空港種別 | 軍用 | ||
航空管制 | 航空自衛隊 | ||
海抜 | 123m | ||
位置 | 北緯43度25分26秒 東経144度44分33秒 / 北緯43.42389度 東経144.74250度 | ||
滑走路 | |||
方向 | ILS | m×幅 | 表面 |
15/33 | NO | 1,590×30 | 舗装 |
計根別飛行場(けねべつひこうじょう、Kenebetsu Air Base)は、北海道野付郡別海町にある航空自衛隊の管理する飛行場である。陸上自衛隊別海駐屯地と一体化している。ここには、航空機やヘリコプターなどの実力部隊は配備されず、有事に備えた代替滑走路として運用されている。近くに矢臼別演習場があるため、演習時の陸上自衛隊やアメリカ海兵隊の移動にも使われる。
沿革
[編集]- 1941(昭和16)年 - 日本陸軍航空隊計根別第4飛行場として開港
- 1945(昭和20)年 - 米軍の空襲を受ける。戦後、米軍が進駐するも、飛行場としては閉港が決定。農地として払い下げられ、放置される
- 1952(昭和27)年 - 朝鮮戦争の激化の為、放置後の状態が良かった計根別第4飛行場を復旧することになる。滑走路の補修を行い、1600m滑走路でアメリカ空軍不時着用飛行場として再開港する
- 1958(昭和33)年 - 米軍から航空自衛隊に返還される
- 1959(昭和34)年 - 民間共用が行われ「西春別空港」と称した。北日本航空(現日本航空)がDC-3により、丘珠~女満別~西春別路線を開設
- 1965(昭和40)年 - 民間機が中標津空港に移り、民間共用が終わる。陸上自衛隊が別海分屯地への駐屯を開始
補足
[編集]戦前の計根別飛行場には第1から第5飛行場(第5飛行場は第1から第4飛行場の間の誘導路を拡幅しただけの簡易飛行場)までがあり、第1飛行場が標津郡標津村計根別(現:同郡中標津町計根別)付近にあったため、総称して計根別飛行場と呼ばれた(計根別第4飛行場は西春別地区にあり、計根別地区とはまったく異なる場所にある)。現在の別海フライトパークは計根別第1飛行場の一部にあたり、誘導路の跡が残っている。 現在航空自衛隊の施設として使用している滑走路は、前述した計根別第4飛行場である。