舟入川口町停留場
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(舟入川口町駅から転送)
舟入川口町停留場 | |
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停留場全景(リニューアル前、2010年) | |
ふないりかわぐちちょう Funairi-kawaguchi-cho | |
◄E3 舟入幸町 (0.4 km) (0.6 km) 舟入南 E5► | |
所在地 | 広島市中区舟入川口町 |
駅番号 | ●E4 |
所属事業者 | 広島電鉄 |
所属路線 | ■江波線 |
キロ程 | 1.7 km(土橋起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
2,105[1]人/日 -2019年- |
開業年月日 | 1944年(昭和19年)6月20日 |
舟入川口町停留場(ふないりかわぐちちょうていりゅうじょう、舟入川口町電停)は、広島市中区舟入川口町にある広島電鉄江波線の路面電車停留場である。駅番号はE4。
歴史
[編集]舟入川口町停留場は1944年(昭和19年)6月、江波線の舟入本町 - 舟入南町(現在の舟入南)間の開通と同日に開設された[2]。しかし、開業から1年も経たない1945年(昭和20年)2月には営業を休止する[3]。半年後の同年8月6日には広島市に原爆が投下され、江波線をはじめ広島電鉄の市内電車は全線が不通となった[2]。江波線が被爆から復旧したのは2年後の1947年(昭和22年)のことで[2]、当停留場もこのとき営業を再開している[3]。
年表
[編集]- 1944年(昭和19年)6月20日:江波線の舟入本町 - 舟入南町間が開通[2]、同時に開業[3]。
- 1945年(昭和20年)2月1日:営業休止[3]。
- 1947年(昭和22年)11月1日:営業再開[3]。
- 2008年(平成20年)3月:ホームの延長工事が行われ、連接車両に対応した長さになる。
- 2013年(平成25年)
停留場構造
[編集]江波線の軌道は道路上に敷かれた併用軌道であり、当停留場も道路上にホームが置かれている。ホームは低床式で2面あり、南北方向に伸びる2本の線路を挟み込むように向かい合って配置された相対式ホームである[5][6]。線路の東に江波方面へ向かう下りホームが、西に土橋方面へ向かう上りホームがある[5]。
ホームはいずれも連接車両に対応した長さを持つ。広島市立舟入高等学校が近くにあることから利用客は多く、2013年(平成25年)には改良工事により上屋が20メートルほど延長され、ホームも拡幅された[4]。
運行系統
[編集]→「広島電鉄 § 運行系統」も参照
当停留場には広島電鉄で運行されている系統のうち、6号線、8号線、9号線が乗り入れている。
上りホーム | 広島駅ゆき | |
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横川駅ゆき | ||
白島ゆき | ||
下りホーム | 江波ゆき |
停留場周辺
[編集]付近は西を天満川、東を旧太田川(本川)に囲まれた地区で、そのほとんどが住宅街である。
- 広島市立舟入高等学校
- 広島市立舟入小学校
- もみじ銀行舟入支店
- 舟入第二公園
- 広島舟入川口郵便局
隣の停留場
[編集]脚注
[編集]- ^ “広島県 駅乗降客数”. 2021年3月14日閲覧。
- ^ a b c d 長船友則『広電が走る街 今昔』JTBパブリッシング〈JTBキャンブックス〉、2005年、150-157頁。ISBN 4-533-05986-4。
- ^ a b c d e 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 11 中国四国、新潮社、2009年、38頁。ISBN 978-4-10-790029-6。
- ^ a b “電車サービス向上計画”. 広島電鉄. 2016年10月10日閲覧。
- ^ a b 川島令三『山陽・山陰ライン 全線・全駅・全配線』 第7巻 広島エリア、講談社〈【図説】 日本の鉄道〉、2012年、15,84頁。ISBN 978-4-06-295157-9。
- ^ 川島令三『全国鉄道事情大研究』 中国篇 2、草思社、2009年、103,108頁。ISBN 978-4-7942-1711-0。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 舟入川口町 | 電車情報:電停ガイド - 広島電鉄