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群馬県信用農業協同組合連合会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
群馬信連から転送)
群馬県信用農業協同組合連合会
統一金融機関コード 3010
代表理事理事長 森村孝利
設立日 1948年
所在地 379-2147
前橋市亀里町1310 群馬県農協ビル内
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群馬県信用農業協同組合連合会(ぐんまけんしんようのうぎょうきょうどうくみあいれんごうかい)は、群馬県前橋市に本所を置いていた、群馬県内の農業協同組合の信用事業を統括していた県域農協系金融機関。県内農業協同組合を会員としていた。通称は「JA群馬信連」または「JAバンク群馬」。統一金融機関コード3010であった。

概要

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JA群馬信連の経営は安定していたが、農業を取り巻く環境の変化に対応するため、戦略的統合を謳い[1]2003年から農林中央金庫との統合の検討を開始。2011年10月、貯金融資などの大半の業務を農林中金に統合した。また統合に先立ち農林中金は従来の前橋事務所を支店に昇格させた[2]

2014年10月に残りの業務を農林中金に移管し、同年10月にJA群馬信連は解散した。解散に伴いJA群馬信連の職員約70人は、すでに出向していた30名も含み全員が農林中金に転籍した[3]

沿革

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  • 1948年 - 設立。
  • 2011年
    • 8月 - 個人貯金等を県内の農業協同組合に譲渡[4]
    • 10月 - 公庫等受託業務・為替決済業務等を除き、農林中央金庫に事業譲渡[4]
  • 2014年10月 - 農林中央金庫に全部事業譲渡し解散[5][6]

脚注

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  1. ^ 「JA群馬信連、60億円基金 農林中金と最終統合 森村理事長に聞く 農協の財務基盤強化」『日本経済新聞』2014年10月10日
  2. ^ 「JA群馬信連 農中に事業譲渡 まず10月 一部移管 14年秋にも完全統合」『日本経済新聞』2011年6月6日
  3. ^ 「JA群馬信連 60億円基金 農林中金と最終統合 県内事業者への資金供給後押し」『日本経済新聞』2014年10月10日
  4. ^ a b 農林中央金庫と群馬県信用農業協同組合連合会の統合について - 2011年10月11日
  5. ^ 群馬県信用農業協同組合連合会と農林中央金庫の「全部事業譲渡契約書」の締結について
  6. ^ 農林中央金庫と群馬県信用農業協同組合連合会の統合について - 2014年10月14日

外部リンク

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