縁切
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縁切(えんきり)
縁切(えんきり)とは愛想づかしともいい、恋愛関係にある男女が、やむをえず縁を切らなくてはいけない場面を指す。
典型的には、この局面に続いて、女に本心ではない別れ話をされた男が、その真意が分からず女を殺し、その後真実を知る、「殺し場」がある。1720年の『心中天網島』の頃に始まり、江戸時代中期以降にはこの局面が固定化して一つのジャンルになった。『五大力恋緘』『伊勢音頭恋寝刃』『心謎解色糸』『籠釣瓶花街酔醒』『八幡祭小望月賑』『宿無団七時雨傘』などの作品で見られる。
参考文献
[編集]- 「愛想づかし」『日本大百科全書(ニッポニカ)』 。コトバンクより2021年9月2日閲覧。
- 「縁切り」『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』 。コトバンクより2021年9月2日閲覧。
- “歌舞伎事典:縁切(愛想づかし)”. 文化デジタルライブラリー. 独立行政法人日本芸術文化振興会. 2021年9月2日閲覧。
脚注
[編集]- ^ “縁切りとは :土木用語集”. doboku.ezwords.net. 2021年9月25日閲覧。