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急性膀胱炎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
細菌性膀胱炎から転送)

急性膀胱炎(きゅうせいぼうこうえん)は、膀胱細菌感染したことにより起こる膀胱炎。若い女性など膀胱などに基礎疾患がない単純性急性膀胱炎がほとんど。

頻尿排尿時痛残尿感、時に血尿が起こる。

女性に多い。女性は尿道口肛門が近く尿道感染が起こりやすいためと、尿道が短く感染が膀胱に達しやすいためである。

原因菌は多くは大腸菌プロテウス菌肺炎桿菌。そのほか腸球菌、腐生ブドウ球菌、ウレアプラズマなど。

治療は、ニューキノロン系抗菌薬を3日間、もしくはセフェム系抗菌薬を5–7日間服用する。最近ニューキノロン耐性大腸菌が10%程度あり、ニューキノロンが効かない症例がある。

関連項目

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