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山本奈知

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
篠塚奈知から転送)
山本 奈知
Nachi Yamamoto
基本情報
本名 山本 奈知
やまもと なち
生年月日 (1986-06-06) 1986年6月6日(38歳)
国籍 日本の旗 日本
身長 157.5cm
体重 52.6kg
選手情報
所属 日本競輪選手会千葉支部
期別 106期
登録地変遷
2014年 - 2024年 日本競輪選手千葉支部
■最終更新日:2024年11月2日  テンプレートを表示

山本 奈知(やまもと なち、1986年6月6日 - )は、千葉県松戸市出身の元女子競輪選手、元インラインスケート選手。日本競輪学校(当時。以下、競輪学校)第106期生。師匠は和泉田喜一(59期)。

経歴

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旧姓は篠塚(しのづか)[1]聖徳大学附属女子高等学校出身[2][3]

13歳で本格的にインラインスケートの日本選手権デビューし、15歳でシニア部門の全日本総合で優勝。2010年、コロンビアのガルネで行われた世界選手権10000メートル ポイント & エリミネイションレースで2位に入った[4]。その後、同年の広州アジア競技大会で同種目5位に入ったのを最後に現役を引退。その後、のちに夫となる山本紳貴(第107期)とともに[5]、和泉田に師事して競輪学校入学を目指すことになった[6][7]

2012年12月20日、競輪学校第106回技能試験に合格[8]。在校競走成績は5位(10勝)[9]

2014年5月9日、奈良競輪場でデビューし3着。初勝利は同年5月31日の佐世保競輪場。初優勝は同年9月18日の取手競輪場

2015年3月17日、柏市で公道を自転車で走行中に歩行者と衝突事故を起こす[10]。その後は暫く出場を自粛していたが、同年8月2日の青森FIでレースに復帰した[11]

その後、妊娠したため長期欠場。2018年2月に長女を出産したのち、同年8月よりレースに復帰した[12][13]

2020年1月のレースで落車したあと怪我の治療と妊娠のため再び長期欠場したが[14]、2021年7月からレースに復帰した[15]

2022年2月以降は再び長期欠場しており、2023年4月に第3子を出産した[16]

2024年7月に約2年半の長期欠場から復帰したが、9月1日の青森競輪場での一般競走がラストランとなった。

2024年10月24日、選手登録消除。通算戦績は340戦23勝、優勝2回。

脚注

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  1. ^ 生徒インタビューリポート 篠塚奈知編 | リポート”. ガールズケイリン【生徒サイト】 (2014年2月2日). 2020年10月2日閲覧。
  2. ^ 千葉淳 (2015年2月3日). “ようこそ!松戸競輪場へ ~市民レーサーからオリンピックを目指すケイリンガールズまで~”. まつどライフプロモーション. 2020年10月2日閲覧。
  3. ^ 山本 奈知”. ガールズケイリン - GIRL'S KEIRIN. 2020年10月2日閲覧。
  4. ^ リポビタンDプレゼンツ スポーツ リアルトーク
  5. ^ しんきのブログではないです ウソです。まぎれもなく「山本紳貴のブログ」です。2014年05月02日(金) 付
  6. ^ 全日本10連覇元インラインスピードスケーターから転身/「力のミナモト」山本紳貴選手
  7. ^ 106期続々デビュー第2弾!明日から奈良でガールズケイリンスタート!
  8. ^ 日本競輪学校第106回生徒入学試験合格者名簿 (PDF)
  9. ^ 競走成績戦法別一覧表(女子第3回生)総合 (PDF)
  10. ^ “山本奈知が自転車で接触事故 相手女性は重体 - 競輪”. 日刊スポーツ. (2015年3月17日). https://www.nikkansports.com/public_race/news/1448121.html 2020年10月2日閲覧。 
  11. ^ 2015年8月2日、青森競輪第7レース - Rakuten Kドリームス
  12. ^ “山本奈知、目指せママでの初決勝/青森”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2018年11月7日). https://www.nikkansports.com/public_race/news/201811070000685.html 2020年2月10日閲覧。 
  13. ^ “同期&同い年の山本奈知と山路藍は「ママ友」/奈良”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2019年2月27日). https://www.nikkansports.com/public_race/news/201902270000423.html 2020年2月11日閲覧。 
  14. ^ 広報KEIRIN 第144号(5ページ目参照)” (PDF). JKA (2020年3月31日). 2021年1月27日閲覧。
  15. ^ “山本奈知の闘争心に衰えなし!第2子の出産を経て537日ぶり復帰/京王閣”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2021年7月2日). https://www.nikkansports.com/public_race/news/202107020001146.html 2021年7月3日閲覧。 
  16. ^ “【競輪】けがにもめげない山本紳貴が約1カ月ぶり復帰「モチベーション切れていませんよ」/平塚”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年7月20日). https://www.nikkansports.com/public_race/news/202307200000810.html 2023年7月20日閲覧。 

外部リンク

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