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上田正造

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
竹下正造から転送)
上田正造

上田 正造(うえだ しょうぞう、1975年2月5日 - )は、山口県宇部市出身の元プロ野球ゼネラルマネージャー事業家。 家庭内の事情からの変更をしたため、現在の名前は竹下 正造。

来歴

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2008年に設立された野球チーム紀州レンジャーズ(2009年より関西独立リーグ (初代)に加入)の運営母体、株式会社紀州レンジャーズの取締役兼任ゼネラルマネージャー就任。

2009年2月20日、同じリーグの新球団である神戸9クルーズ執行役員常務として移籍した。これは関西独立リーグから球団運営の経営手腕を評価されてのものだったが、同年6月、神戸を運営する株式会社神戸ベースボールクラブから解任される。

2011年4月、四国アイランドリーグplusに所属する徳島インディゴソックスの事業統括兼任ゼネラルマネージャーに就任。約2年ぶりのプロ野球界復帰となる。

竹下の在任中、徳島はチーム創設7年目にして初のリーグ優勝、あわせて年間総合優勝も遂げた。徳島は2012年3月27日、3月1日に決定されたNPB育成選手の独立リーグ派遣制度の適用を国内の独立リーグ球団で初めて実現し[1]、広島東洋カープから選手2名を受け入れた。2012年度の球団収支は1030万円の赤字で、前年度(2890万円の赤字)から大幅に改善した[2]

2012年12月、徳島球団公式ホームページや自身のfacebookにて、退団を表明(球団は「勇退」としている)。その後、2013年は球団顧問に就任。同年シーズン終了とともに退任[3]

2021年1月、自身が経営する会社、DESIGNFACTORYPRINTING合同会社を母体に軟式実業団野球部、「DFP合同会社野球部」を設立。代表兼監督に就任し、2022年5月に開催された高松宮賜杯第66回全日本軟式野球大会1部大阪府予選に野球部創設1年3か月で初出場[4]。また、オーナー兼代表職に専念するため、この大会での指揮を最後に監督を辞任。後任は徳島インディゴソックス時代をともにした、大阪桐蔭高校野球部出身の石田大樹[5]

脚注

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  1. ^ 徳島IS 広島東洋カープより育成選手派遣のお知らせ - 四国アイランドリーグplusニュースリリース(2012年3月27日)。なお、香川オリーブガイナーズが同制度での派遣契約の締結を発表したのは2日後の3月29日である(香川OG 広島東洋カープより育成選手派遣のお知らせ - 四国アイランドリーグplusニュースリリース(2012年3月29日))。
  2. ^ “香川は1960万円赤字/四国ILplus”. 四国新聞. (2013年2月26日). https://www.shikoku-np.co.jp/sports/iblj/20130226000150 2018年1月14日閲覧。 
  3. ^ 徳島インディゴソックスニュース&トピックス2012年12月 - 徳島インディゴソックスウェブサイト(「竹下GM 勇退のご報告」を参照)
  4. ^ 創部1年3か月、高松宮賜杯1部第66回全日本軟式野球大会 大阪府予選出場決定!”. LIVEUP OSAKA - DESIGNFACTORY PRINTING BASEBALL CLUB-. 2022年7月4日閲覧。
  5. ^ 石田大樹新監督就任のお知らせ”. LIVEUP OSAKA - DESIGNFACTORY PRINTING BASEBALL CLUB-. 2022年7月4日閲覧。

外部リンク

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