福岡県立ありあけ新世高等学校
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福岡県立ありあけ新世高等学校 | |
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北緯33度4分24.3秒 東経130度28分5.2秒 / 北緯33.073417度 東経130.468111度座標: 北緯33度4分24.3秒 東経130度28分5.2秒 / 北緯33.073417度 東経130.468111度 | |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 福岡県 |
併合学校 |
福岡県立三池農業高等学校 福岡県立大牟田商業高等学校 福岡県立大牟田南高等学校 |
校訓 | 自律・自彊・飛躍 |
設立年月日 | 2003年(平成15年) |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 単位制 |
設置学科 | 総合学科 |
学期 | 2学期制 |
学校コード | D140220200041 |
高校コード | 40224K |
所在地 | 〒837-0904 |
福岡県大牟田市大字吉野1389-1 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
福岡県立ありあけ新世高等学校(ふくおかけんりつ ありあけしんせいこうとうがっこう)は、福岡県大牟田市大字吉野にある県立高等学校。福岡県筑後地区で唯一の総合学科校である。
概要
[編集]- 歴史
- 2002年(平成14年)に大牟田市内にある下記の福岡県立高等学校3校の統合によって設立(開校は翌2003年(平成15年))。2022年(令和4年)に創立20周年を迎えた。
- 福岡県立三池農業高等学校
- 福岡県立大牟田商業高等学校
- 福岡県立大牟田南高等学校
- 校訓
- 自立:Self-control(自らを律し、自分のことは自分でやること)
- 自彊:Self-training(自分自身を励まし、絶え間なく頑張ること)
- 飛躍:Sail for the future(自分の未来に向けて羽ばたくこと)
- 校歌
- 作詞は今村昌代(第一期生)、作曲は高山保材による。歌詞は3番まであり、各番に校名の「ありあけ新世」が登場する。
- 応援歌
- 作詞は宮原知子(第三期生)、作曲は山村泰代(第一期生)による。歌詞は2番まであり、両番に校名の「ありあけ新世」が登場する。
- 教育課程
- 資格習得に力を入れており、商業高校以外での二種一級合格者や、筑後地区の高校生唯一の販売士検定二級合格者など、かなりの実績を持つ。
沿革
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
- 旧・三池農業高等学校
- 1902年(明治35年)4月 - 銀水高等小学校併置の教員養成所が廃止され、「三池郡立実業補習学校」および女子補習科が設置される。
- 1907年(明治40年)6月24日 - 三池郡立実業補習学校を改組の上、「三池郡立三池農学校」(2年制)を設立。
- 1923年(大正12年)4月1日 - 県立移管に伴い、「福岡県立三池農学校」に改称。
- 1936年(昭和11年)4月1日 - 2年制の研究科を設置。
- 1940年(昭和15年)4月1日 - 甲種農学校(5年制)に昇格。
- 1947年(昭和22年)4月 - 学制改革の経過措置により、新制中学校を併置(以下・併置中学校)。
- 1948年(昭和23年)
- 3月31日 - 旧制・三池農学校が廃止される。
- 4月1日 - 学制改革により、新制高等学校「福岡県立三池農業高等学校」に改組・改称。併置中学校を継承。
- 1949年(昭和24年)
- 3月31日 - 併置中学校を廃止。
- 4月1日 - 定時制課程を設置。
- 8月31日 - 「福岡県立三池北高等学校」に改称。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 「福岡県立三池農業高等学校」に改称。
- 1959年(昭和34年)3月31日 - 定時制課程を廃止。
- 2003年(平成15年)4月1日 - 生徒募集を停止。
- 2005年(平成17年)3月31日 - 最後の卒業生を送り出し、閉校。
- 旧・大牟田商業高等学校
- 1924年(大正13年)2月 - 「大牟田商工専修学校」の設置が認可される。大牟田高等小学校の一部を仮校舎として使用。
- 1926年(大正15年)3月 - 「大牟田市立大牟田商業学校」の設置が認可される(大牟田市草木)。
- 1930年(昭和10年)3月 - 大牟田夜間中学が併置される。
- 1947年(昭和22年)4月 - 学制改革の経過措置により、新制中学校を併置(以下・併置中学校)。
- 1948年(昭和23年)
- 3月31日 - 旧制・大牟田商業学校が廃止される。
- 4月1日 - 学制改革により、新制高等学校「大牟田市立大牟田商業高等学校」に改組・改称。併置中学校を継承。
- 1949年(昭和24年)
- 3月31日 - 併置中学校を廃止。
- 4月 - 大牟田市立大牟田高等学校との統合・県立移管により「福岡県立大牟田南高等学校」に改称。
- 1962年(昭和37年)11月1日 - 大牟田南高等学校から分離の上、「福岡県立大牟田商業学校」として独立。
- 2003年(平成15年)4月1日 - 生徒募集を停止。
- 2005年(平成17年)3月31日 - 最後の卒業生を送り出し、閉校。
- 旧・大牟田南高等学校
- 1912年(大正元年)11月 - 「三池郡立実科高等女学校」の設立が認可される。大牟田町稲荷に設置。
- 1916年(大正5年)4月 - 「三池郡立三池高等女学校」に改称。
- 1917年(大正6年)4月 - 「大牟田市立大牟田高等女学校」に改称。
- 1918年(大正7年)4月 - 「福岡県大牟田高等女学校」に改称。
- 1947年(昭和22年)4月 - 学制改革の経過措置により、新制中学校を併置(以下・併置中学校)。
- 1948年(昭和23年)
- 3月31日 - 旧制・大牟田高等女学校が廃止される。
- 4月1日 - 学制改革により、新制高等学校「大牟田市立大牟田高等学校」に改組・改称。併置中学校を継承。
- 1949年(昭和24年)
- 3月31日 - 併置中学校を廃止。
- 4月 - 大牟田市立大牟田商業高等学校との統合・県立移管により「福岡県立大牟田南高等学校」に改称。
- 1962年(昭和37年)11月1日 - 福岡県立大牟田商業学校が分離・独立。
- 2003年(平成15年)4月1日 - 生徒募集を停止。
- 2005年(平成17年)3月31日 - 最後の卒業生を送り出し、閉校。
- 統合・開校までの流れ
- 統合・開校
- 2003年(平成15年)
- 2004年(平成16年)3月 - 看護・福祉棟(食堂を含む)が完成。
- 2005年(平成17年)
- 2月 - 新第一棟が完成。
- 3月 - 第四棟内部改造工事(陶芸教室)が完了。定時制課程用屋外照明を設置。
- 4月1日 - 福岡県立大牟田南高等学校から定時制課程が移管される。
- 10月 - 第二棟・第三棟内部改造工事(視聴覚室等)が完了。
- 2006年(平成18年)
- 3月 - 図書館・多目的ホール棟が完成。
- 7月 - 校舎竣工式を挙行。
- 2011年(平成23年)
- 3月 - 第三棟の耐震補強工事が完了。
- 12月 - 第四棟・園芸実習等の耐震補強工事が完了。
- 2012年(平成24年)
- 2月 - 体育館の耐震補強工事が完了。新弓道場が完成。
- 10月 - 創立10周年記念式典を挙行。
- 2022年(令和4年)10月 - 創立20周年記念式典を挙行。
- 2021年(令和3年)4月1日 - 定時制課程の募集を停止。
- 2024年(令和6年)3月1日 - 定時制課程閉課程式を挙行。19年の歴史に幕を閉じる[1]。
年間行事
[編集]2学期制を採用している。
- 前期
- 4月 - 始業式・入学式
- 5月 - 規律と友情の体験学習
- 6月 - 体育大会・生徒総会・前期中間考査
- 7月 - 夏季休業・夏季課外授業・介護施設体験活動・普通救命講習会
- 8月 - 夏季課外授業・集中講座・インターンシップ
- 9月 - スポーツ交流会(クラスマッチ)・前期期末考査・前期終業式・秋季休業
- 後期
- 10月 - 後期始業式・中学生体験入学・秋季休業・フリーウエアデイ
- 11月 - 開校記念日・後期中間考査
- 12月 - 人権講演会 二学期期末考査(全学年)・冬季課外
- 1月 - 冬季課外・修学旅行
- 2月 - 創立記念日講座・ディベート大会・マラソン大会(1,2年)・ 三学期期末考査(1,2年)
- 3月 - 卒業証書授与式・春季休業
歴代校長
[編集]- 初代校長:福永好典(2002年11月着任)[2]
- 第2代校長:野田勉(2008年4月着任)
- 第3代校長:中村邦夫(2012年4月着任)
- 第4代校長:下川雄一郎(2015年4月着任)
- 第5代校長:木本和宏(2016年4月着任)
著名な卒業生
[編集]- 三池農業
- 大牟田南
- 小林浩二 - 元プロ野球選手
- 橋本せつ子 - 株式会社セルシード社長
- 服部信治 - 株式会社アーバネットコーポレーション創業者・社長
- ありあけ新世
交通アクセス
[編集]- 最寄りの鉄道駅
- 最寄りのバス停留所
- 西鉄バス 57番・59番系統 「ありあけ新世校入口」より徒歩数分
- 最寄りの幹線道路
周辺
[編集]関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ “令和3年度県立高等学校等入学定員について”. 福岡県教委. 2020年12月24日閲覧。
- ^ “学校案内・沿革”. 福岡県立ありあけ新世高等学校. 2023年3月29日閲覧。