禄剛崎
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禄剛崎(ろっこうさき、ろっこうざき)は、能登半島の先端に位置し、日本海に面する岬。所属自治体は石川県珠洲市。
地理
[編集]能登半島東北端の石川県珠洲市狼煙(のろし)地区に位置しており、奈良時代には国営の見張所が置かれた[1]。一帯は海難事故が多かったため、航路を照らすのろしが古くから上げられていた。現在の珠洲という地名は「すすみ」(古訓で、のろしのこと)にちなむともいわれるほどであり、狼煙町、狼煙港、狼煙海岸などの地名が残っている。この狼煙は1883年(明治16年)に白亜の石造灯台、禄剛埼灯台が建設されるまで活躍していたという。
また、禄剛崎一帯には海岸段丘が発達、沿岸には千畳敷と呼ばれる海食台地が卓越しており、景観に優れる。能登半島国定公園の代表的な景勝地の一つで、灯台一帯は広場として整備されており、観光拠点として機能する。また、能登半島の外浦と内浦の双方にまたがるため、朝日と夕日が同じ場所で見られることでも知られる。
脚注
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]座標: 北緯37度31分45秒 東経137度19分40.5秒 / 北緯37.52917度 東経137.327917度