石垣いちご
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石垣いちご(いしがきいちご)とは静岡市の、駿河区西平松から清水区駒越までの久能海岸(駿河湾)沿いの東西8kmにわたって、有度山(日本平)の南斜面で石垣を利用して栽培されているいちごである。
この地域は非常に温暖でいちご栽培に適している。栽培農家は約360戸。1月から5月までのいちご狩りのシーズンにはいちご海岸通り(国道150号)沿いに「いちご娘」が出て、観光農園でのいちご狩りへの呼び込みをしている。
1896年、伊佐須美神社宮司で松平容保の次男、松平健雄が川島常吉にいちごの苗を託したのが始まりとされる[1]。
栽培品種
[編集]歴史
[編集]- 1896年(明治29年) いちご栽培が始まる
- 1904年(明治37年)頃 石垣栽培の基礎ができる
- 1923年(大正12年)頃 現在のコンクリート成形版を使用した栽培方法が確立される
- 1960年(昭和35年)頃 ビニールハウス栽培が普及
- 1966年(昭和41年) いちご狩りが始まる
- 1981年(昭和56年) 「久能早生」の栽培が始まる
- 1991年(平成3年) 「章姫」の栽培が始まる
出典
[編集]- ^ 久能石垣いちごの歴史 静岡・久能苺狩り組合、2019年3月5日閲覧。