真和志
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(真和志村から転送)
真和志 まわし | |
---|---|
国 | 日本 |
地方 | 九州地方 |
都道府県 | 沖縄県 |
自治体 | 那覇市 |
旧自治体 | 真和志市 |
面積 |
9.41km² |
世帯数 |
44,312世帯 |
総人口 |
104,481人 (住民基本台帳、2010年9月30日現在) |
人口密度 |
11,103.19人/km² |
隣接地区 |
市内:那覇市本庁管内、首里 市外:浦添市、豊見城市、南風原町 |
那覇市役所真和志支所 | |
北緯26度12分36.53秒 東経127度41分52.83秒 / 北緯26.2101472度 東経127.6980083度座標: 北緯26度12分36.53秒 東経127度41分52.83秒 / 北緯26.2101472度 東経127.6980083度 | |
所在地 |
〒902-8555 沖縄県那覇市寄宮2丁目32-1 |
真和志(まわし)は、沖縄県那覇市中央部にある地区。かつては独立した市である真和志市(まわしし)として存在したが、1957年に那覇市と合併した。
真和志という名は現在では小学校、中学校、高等学校や那覇市役所の支所名などの名称のみに残る。また、名に真和志と付く町は、この地区に存在しない。(那覇市首里に「首里真和志町(しゅりまわしちょう)」がある。)
位置
[編集]那覇市の首里地区(旧:首里市)以西で、北西部は字安謝・天久・銘苅・現在のおもろまち・安里を西限とし、南西部の境界は国道330号線とほぼ一致する。南端は国場川が流れ、北端は浦添市(旧:浦添村)に接する。 行政では一般的に真和志支所管内(まわしししょかんない)と呼ばれている。
特色
[編集]- 戦後の急激な宅地化により、スプロール現象が各地で発生し、道路や下水道の未整備地域が依然として存在する。
- 那覇市立病院、那覇警察署、那覇市民会館、那覇市民体育館など、那覇市の公共施設が多く存在する。
- 現在の那覇市安里1丁目・2丁目の一部は国際通りに位置し、再開発計画が予定されている。また、周辺は予備校も多い。
- 区域中央部を東西に横断する沖縄県道29号那覇北中城線(大道通り〜坂下通り)は、那覇の中心地と首里、中頭、島尻地区とを結ぶ重要な交通網で、交通渋滞も非常に多い。
- 現在は那覇市役所真和志支所の管轄にあり、那覇でも最も人口が密集している。
歴史
[編集]まわしし 真和志市 | |
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廃止日 | 1957年12月17日 |
廃止理由 |
編入合併 真和志市→那覇市 |
現在の自治体 | 那覇市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 九州地方 |
都道府県 | 沖縄県 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
面積 | 12.31km2. |
隣接自治体 | 那覇市・浦添村・豊見城村・南風原村 |
真和志市役所 | |
所在地 | 沖縄県真和志市 |
座標 | 北緯26度13分42.3秒 東経127度41分21.1秒 / 北緯26.228417度 東経127.689194度 |
特記事項 |
市制施行時・廃止当時は琉球政府(アメリカ軍施政権下)。 廃止当時、那覇市は旧那覇・小禄と首里(飛び地)に分かれていた。 |
ウィキプロジェクト |
住居表示への移行
[編集]那覇市内は土地区画整備に伴い、住居表示へ逐次移行している(字◯◯→◯◯△丁目)。このため、同一地名でも住居表示と地番表示が混在している地域がある。
☆印は、住居表示実施地区。50音順。
あ・か
[編集]- 安里(あさと)
- 字安里
- 安里1〜3丁目☆
- 上間(うえま)
- 字上間
- 上間1丁目☆
- 国場(こくば)
- 字国場
- 古波蔵(こはぐら)
- 古波蔵1〜2丁目☆※
さ・た
[編集]- 識名(しきな)
- 字識名
- 識名1〜4丁目 ☆
- 大道(だいどう)
- 字大道
- 壺屋(つぼや)
- 壺屋2丁目☆※
な・は
[編集]- 仲井真(なかいま)
- 字仲井真
- 長田(ながた)
- 長田1〜2丁目☆
- 繁多川(はんたがわ)
- 繁多川1〜5丁目☆
- 古島(ふるじま)
- 字古島
- 古島1〜2丁目☆
ま・や
[編集]- 真地(まあじ)
- 字真地
- 松川(まつがわ)
- 字松川
- 松川1〜3丁目☆
- 真嘉比(まかび)
- 真嘉比1〜3丁目☆(2〜3丁目の一部を除く)
- 松島(まつしま)
- 松島1〜2丁目☆(一部を除く)
- 三原(みはら)
- 三原1〜3丁目 ☆
- 寄宮(よりみや)
- 字寄宮
- 寄宮1〜3丁目☆
- 与儀(よぎ)
- 字与儀
- 与儀1〜2丁目☆
- 補足
- ※印-古波蔵3・4丁目、壺屋1丁目は本庁管内。
- 現在、古島真嘉比土地区画整理事業が進行中で、2014年3月に字真嘉比全域と字古島の一部は真嘉比1〜3丁目、松島1丁目の一部に住居表示変更された。現在の松島1〜2丁目は、当区間整理事業以降に古島・松川・真嘉比の一部が分離して新設された。
- 那覇市に編入合併前の真和志市では現在では本庁管内である安謝・天久・銘苅、現在のおもろまち一帯も市域だった。
行政
[編集]歴代市長
[編集]代 | 氏名 | 就任 | 退任 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 宮里栄輝 | 1953年(昭和28年)10月1日 | 1954年(昭和29年)9月21日 | |
2 | 翁長助静 | 1954年(昭和29年)9月25日 | 1957年(昭和32年)12月16日 | 翁長雄志の父、廃止 |
教育
[編集]大学
[編集]- かつてあった大学
高等学校
[編集]沖縄県の私立高等学校2校が立地(通信制を除く)。
- 沖縄県立沖縄工業高等学校
- 沖縄尚学高等学校
- 沖縄県立真和志高等学校(南風原町との境界線にまたがっているが、所在地は那覇市)
- 興南高等学校
- かつてあった高校
- 沖縄女子短期大学附属高等学校(2008年より休校中だが、敷地は短大の移転と同時に消滅)
中学校
[編集]真和志地区はわずか約9平方kmの区域面積に、那覇市の中学校数の約半数を占め、また、中学校どうしが割と近くに位置しているところが多い。これは戦後、この地区に多くに人が移住してきたこともあり、1950〜60年代に各学校の生徒数増加で中学校を新設してきたからである。
小学校
[編集]この地域も小学校どうしが300mも離れていないところもある。これは1950〜60年代にかけての児童数増加によって、幾つかの小学校が分離したためである。
交通
[編集]鉄道
[編集]道路
[編集]- 国道329号
- 国道330号(ひめゆり通り・バイパス)
- 国道507号
- 沖縄県道82号那覇糸満線(主要地方道)
- 沖縄県道29号那覇北中城線(主要地方道)
- 沖縄県道11号線
- 沖縄県道39号線(国際通り)
- 沖縄県道46号線
- 沖縄県道222号真地久茂地線
→詳細は「沖縄本島のバス路線」を参照
- 1番・首里牧志線(那覇バス)
- 2番・識名開南線(那覇バス)
- 3番・松川新都心線(那覇バス)
- 4番・新川おもろまち線(那覇バス)
- 5番・識名牧志線(那覇バス)
- 6番・那覇おもろまち線(那覇バス)
- 7番・首里城下町(久茂地)線(沖縄バス)
- 8番・首里城下町(おもろまち)線(沖縄バス)
- 9番・小禄石嶺線(那覇バス)
- 11番・安岡宇栄原線(那覇バス)
- 12番・国場線(那覇バス)
- 13番・石嶺おもろまち線(那覇バス)
- 14番・牧志開南循環線(那覇バス)
- 15番・寒川線(那覇バス)
- 17番・石嶺(開南)線(那覇バス)
- 18番・首里駅線(沖縄バス)
- 沖縄本島南部方面(一部那覇空港・浦添方面も含む。ただし国道330号のみ通る路線は除く)
- 34番・糸満(東風平)線(沖縄バス)
- 35番・糸満(志多伯)線(沖縄バス)
- 37番・那覇〜新開線(東陽バス)
- 38番・志喜屋(与那原)線(東陽バス)
- 39番・南城線(沖縄バス)
- 40番・大里線(沖縄バス)
- 41番・つきしろの街線(沖縄バス)
- 45番・与根線(那覇バス)
- 50番・百名(東風平)線(琉球バス交通)
- 51番・百名(船越)線(琉球バス交通)
- 54番・前川線(琉球バス交通)
- 83番・玉泉洞線(琉球バス交通)
- 100番・津嘉山線(沖縄バス)
- 200番・糸満おもろまち線(沖縄バス)
- 235番・志多伯おもろまち線(沖縄バス)
- 309番・大里結の街線(沖縄バス)
- 334番・国立劇場おきなわ線(沖縄バス)
- 338番・斎場御嶽線(東陽バス)
- 339番・南城結の街線(沖縄バス)
- 沖縄本島中部・名護市方面(那覇空港方面も含む。ただし国道330号や国際通りのみ通る路線は除く)
- 25番・那覇普天間線(那覇バス)
- 30番・泡瀬東線(東陽バス)
- 97番・琉大(首里)線(那覇バス)
- 111番・高速バス(琉球バス交通・沖縄バス・那覇バス・東陽バス4社共同運行)
- 113番・具志川空港線(琉球バス交通)
- 117番・高速バス(美ら海直行)(琉球バス交通・沖縄バス・那覇バス3社共同運行)
- 123番・石川空港線(琉球バス交通)
- 125番・空港普天間線(那覇バス)
- 127番・屋慶名(高速)線(沖縄バス)
- 152番・イオンモール沖縄ライカム(高速)線(琉球バス交通)
- 191番・城間(一日橋経由)線(東陽バス)
- 333番・那覇西原(末吉)線(那覇バス)
- 346番・那覇西原(鳥堀)線(那覇バス)