真木小太郎
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まき こたろう 真木 小太郎 | |
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生年月日 | 1909年6月4日 |
没年月日 | 1984年7月28日(75歳没) |
出生地 | 日本 茨城県 |
職業 | 舞台美術家、衣裳デザイナー |
ジャンル | 舞台、映画 |
活動期間 | 1935年 - 1984年 |
主な作品 | |
舞台 『屋根の上のヴァイオリン弾き』[1] | |
備考 | |
1975年 第1回菊田一夫演劇賞特別賞 |
真木 小太郎(まき こたろう、1909年6月4日 - 1984年7月28日[1])は、日本の舞台美術家[1]、衣裳デザイナーである[2]。日本舞台テレビ美術家協会会長を歴任した。
人物・来歴
[編集]1909年(明治42年)6月4日、茨城県に生まれる[1]。1927年に水戸一高卒業[3]。
東京に移り、旧制・東京美術学校(現在の東京藝術大学)に入学する[1]。
1935年(昭和10年)、東京宝塚劇場(現在の東宝)に入社、1936年(昭和11年)に同社が合併した日本劇場では、衣裳も装置も手がけている[1]。1944年に妻との間に息子・マイク真木をもうける。
第二次世界大戦後、東宝を退社してフリーランスとなった[1]。1958年(昭和33年)、大映東京撮影所が製作した増村保造監督の『巨人と玩具』や、1959年(昭和34年)、東宝が製作・配給した山本嘉次郎監督の『孫悟空』等の衣裳をデザイン・構成を手がけた[2]。
舞台美術に関しては、『屋根の上のヴァイオリン弾き』等のミュージカルを中心に携わった[1]。1975年(昭和50年)、俳優の益田喜頓らとともに第1回菊田一夫演劇賞特別賞を受賞した[4]。
1984年(昭和59年)7月28日、死去した[1]。満75歳没。
2003年に、真木と越路吹雪との恋愛を描いたミュージカル『越路吹雪物語』が池畑慎之介主演で上演。草刈正雄が真木を演じた[5]。
フィルモグラフィ
[編集]- 『巨人と玩具』 : 監督増村保造、美術下河原友雄、大映東京撮影所、1958年 - 衣裳構成
- 『不敵な男』 : 監督増村保造、美術下河原友雄、大映東京撮影所、1958年 - 衣裳構成
- 『最高殊勲夫人』 : 監督増村保造、美術下河原友雄、大映東京撮影所、1959年 - 衣裳構成
- 『孫悟空』 : 監督山本嘉次郎、美術北猛夫、東宝、1959年 - 衣裳考証
- 『氾濫』 : 監督増村保造、美術渡辺竹三郎、大映東京撮影所、1959年 - 衣裳構成
- 『大盗賊』 : 監督谷口千吉、美術北猛夫、東宝、1963年 - 衣裳デザイン
- 『奇巌城の冒険』 : 監督谷口千吉、美術植田寛、東宝・三船プロダクション、1966年 - 衣裳デザイン
- 『痴人の愛』 : 監督増村保造、美術間野重雄、大映東京撮影所、1967年 - 衣裳考証
註
[編集]外部リンク
[編集]- Kotaro Maki - IMDb
- 真木小太郎 - 日本映画データベース
- 真木小太郎 - KINENOTE
- 真木小太郎 - allcinema